ブログはSEO対策が必須!上位表示させるためのテクニック10選
ブログを運営していると「SEO対策」という言葉をよく聞きますよね。
しかし、SEO対策と言っても何をしたら良いのか分からない人も多いのではないでしょか。
SEO対策は、検索エンジンで検索をかけた時に、ブログを上位に表示するためのテクニックです。
ここでは、ご自身でできるSEO対策をご紹介し、ライティングのポイントやSEOに強いブログの書き方をご説明していきます。
ただやみくもにライティングするのをやめ、SEO対策を取り入れてみてください。
せっかく時間と労力をかけて記事を作るのですから、よりたくさんの人の目に触れる工夫をしていきましょう。
目次
ブログを書く時にやるべきSEO対策10選
SEO対策と聞くと、「難しいのでは・・・」と思われがちですが、実はそんなことありません。
手軽にご自身で行えるSEO対策もたくさんあります。
ここでは、すぐにできるSEO対策を10個ご紹介します。
- タイトル・見出しにキーワードを入れる
- 目次を設置する
- hタグを適切に使う
- 画像にファイル名・alt属性(代替テキスト)を設定する
- 画像や動画などのコンテンツを入れる
- ディスクリプションの設定をする
- 読み込み速度を速める
- 内部リンクを貼る
- 分かりやすいパーマリンクを設定する
- スマホにも対応させる
それでは、1つずつみていきましょう。
対策1.タイトル・見出しにキーワードを入れる
まずタイトルや見出しにキーワードを入れることは、絶対に外せないSEO対策です。
例えばこちらの記事でしたら「SEO対策」や「ブログ」というワードは必ず入れたいですね。
一目で何の記事なのかも分かりますし、SEO的にも上位表示に繋がります。
ただしあまりにもキーワードを詰め込み過ぎると検索エンジンから省かれてしまうこともあるので注意してください。
対策2.目次を設置する
記事の中に目次を設置するのもおすすめのSEO対策です。
目次を設置することで、記事を全て読まなくてもどんな内容なのか一目で知ることができ、読み手側の利便性が上がります。
目次をクリックすると、その位置まで飛べるようになっているとなお親切ですね。
目次の内容がGoogleの検索結果に表示され、アクセス数アップも期待できるでしょう。
ちなみにワードプレスならTable of Contents Plusというプラグインを利用すると簡単に目次作成が可能です。
対策3.hタグを適切に使う
hタグは適切に使い、不自然にならない程度にキーワードを入れていきましょう。
hタグとはタイトルや大見出し・小見出しなどの話が変わる際に用いるタグです。
hタグの種類と使い方は以下のようになります。
hタグの種類 | 使い方 |
---|---|
h1 | 大見出し、ブログのタイトル |
h2 | 中見出し |
h3 | 小見出し |
h4〜h6 | 超小見出し、h3の補足 |
h1タグは基本的に、1記事につき1つだけです。
h2〜h6のタグは、何回使っても良いです。
しかし、使い方に注意が必要となります。
見出しをつけるときは、h2タグから順番に使わなければいけません。
h2の見出しのあとにh4がきたり、いきなりh3がきたりすることはNGです。
hタグを正しい順番で使うことで、検索エンジンも正しい構造の記事だと判断してくれます。
対策4.画像にファイル名・alt属性(代替テキスト)を設定する
画像を挿入する場合は、ファイル名を編集したり、alt属性(代替テキスト)の設置も忘れてはいけません。
ファイル名のところに画像の名前を入れ、画像検索された時に表示されるようにしておく必要があります。
またファイル名の編集だけでなく、alt属性(代替テキスト)も必要です。
ワードプレスでは、画像を追加する際に「代替テキスト」の欄に入力してください。
alt属性は、何の画像なのかを検索エンジンに伝える役割があります。
対策5.画像や動画などのコンテンツを入れる
画像や動画などのコンテンツを入れることもSEO対策の1つです。
ダラダラと文字だけで作成された記事より、画像や動画などが挿入されている記事の方が、離脱率が低くなります。
文字だらけの記事は、読む気もなくなってしまうものです。
そこで、動画や画像があればイメージもしやすく分かりやすくなります。
画像や動画などのコンテンツを適宜入れることで、魅力的な記事になるはずです。
対策6.ディスクリプションの設定をする
ディスクリプションの設定もSEOに関わってくる要素です。
ディスクリプションとは、検索結果が表示された時に、タイトルの下に出てくるブログの概要のようなものです。
スマホで検索をすると、90文字程度のディスクリプションが表示されます。
90文字程度を超えてしまうと「…」と表示されてしまうので注意してください。
「この記事を読みたい!」と思ってもらえるようなディスクリプションを90文字程度に抑えられると効果的です。
対策7.読み込み速度を速める
読み込み速度を速める工夫も必要です。
読み込みが遅く、ページがなかなか表示されないと離脱率が高まるからです。
読み込み速度を速めるためには、以下の方法を試してみてください。
- 画像の容量を小さくする
- 外部ファイルを圧縮する
ひと手間を加えるだけでページを軽くすることができます。
対策8.内部リンクを貼る
内部リンクを貼ることもSEO対策に効果的です。
ご自身の記事を内部リンクすることで、サイトへの滞在時間が長くなります。
また、他の記事を読んでもらえるきっかけにもなり、リピーターが期待できます。
内部リンクのアンカーテキストにも、忘れずにキーワードを含めていきましょう。
検索エンジンは、アンカーテキストのキーワードも認識します。
内部リンクもしっかりつけておくことで、検索エンジンの評価も高まるはずです。
対策9.分かりやすいパーマリンクを設定する
細かいことですが、パーマリンクを分かりやすいものに設定するのも小さな努力です。
パーマリンクとは、各ページのURLになります。
数字が並んでいるようなIDよりも、記事のテーマが分かるパーマリンクの方が読み手にとって親切ですよね。
こちらの記事であれば、パーマリンクに「SEO」という文字列を入れてあげると記事の内容が分かりやすくなります。
対策10.スマホにも対応させる
スマホからの読み手が多い場合スマホ対応、いわゆるモバイルフレンドリーにすることも大切です。
見にくいと感じるサイトは離脱率も上がり、読み手が定着しない傾向にあります。
モバイルフレンドリーにするためには、専用ツールが必要です。
専用ツールを使って、ご自身のサイトがスマホに対応しているか確認してください。
テキストサイズやコンテンツ幅等に問題がなければスマホ対応のサイトにできます。
スマホからも読みやすい記事になれば、アクセス数も伸びてくることでしょう。
そもそもSEOってなに?
ここまでご自身で行えるSEO対策についてお話してきました。
そもそも「SEOとは何なのか」あらためて確認していきましょう。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジンの最適化を意味します。
Google等の検索エンジンで検索をかけた時に、ご自身のサイトやブログを上位に表示するためのテクニックがSEOです。
アクセス数をアップ!SEO対策の目的
SEO対策をする目的は、アクセス数を増やすことです。
ウェブ上には、膨大な情報・サイトがあります。
ほとんどの方は、1ページ目または2~3ページ目あたりに表示されたページを閲覧するでしょう。
極端な言い方をすれば、ご自身の作ったページが4ページ目以降に表示されていれば、ほとんど閲覧されることはありません。
広告収入等に繋げることも難しくなるでしょう。
SEO対策をすることで、検索の上位に表示され読んでもらえる確率をあげる目的があるのです。
すぐにできる!効果的な2つのSEO対策
すぐにでもできるSEO対策は、内部SEO対策といいます。
内部SEO対策も含め効果的なSEO対策は、2つです。
- 内部SEO対策
- 外部SEO対策
それぞれどのような意味合いがあるのか覚えていきましょう。
1.内部SEO対策
内部SEO対策は、Google等の検索エンジンに上位表示されるようにブログ自体を良いものにする方法です。
キーワードをタイトルに入れたり、ディスクリプションを設定したりすることですね。
良いブログを作成しているのになかなか上位表示されない場合は、内部SEO対策を行ってみてください。
2.外部SEO対策
外部SEO対策は、他者からリンク(紹介)されることを指します。
SNS上でシェアされたり、他のブログでリンクを貼ってもらうと効果的です。
他者からリンクされるためには、やはりコンテンツ内容が大切です。
充実した記事になるように気を付けながら作成しましょう。
記事の質が上がるSEOライティングの3つのポイント
続いてSEOライティングのポイントをお伝えしていきます。
コンテンツの充実は記事の内容に大きく関わるものです。
ここでは、記事の質が上がるライティングのポイントを3つご紹介します。
- オリジナルである
- わかりやすい
- 信頼できる
それでは、順にみていきましょう。
ポイント1.オリジナルである
まず魅力的な記事というのは、オリジナルである必要があります。
色々なサイトからコピペをしたものを繋げて、記事を作成するのはNGです。
検索エンジンからコピーコンテンツと認識され、検索結果に表示されなくなる場合があります。
そればかりか、他サイトのコンテンツをそのままコピペして使っているなど悪質な場合は、ペナルティを課せられる可能性もでてくるでしょう。
オリジナル性が高く、「また訪れたい」と思わせることができればコンテンツとして高い評価を受けられますね。
ポイント2.わかりやすい
分かりやすい記事を書くことも重要です。
読み手の知識量は人それぞれで、意味が分かっている方もいれば、「そもそもそれは何?」というところから知りたい人もいますよね。
言葉の選び方も難しい言葉を並べるのではなく、誰でも理解しやすいような言葉を使うことを意識して書いてください。
中学生でも分かる内容を意識すると良いでしょう。
また、言い回しがくどくならないよう簡潔に書くことも大切です。
ポイント3.信頼できる
読み手を定着させるには、信頼できるサイトであることを示さなければいけません。
記事の中に「~だと思う」や「~になるはず」といった書き手の主観が多く含まれる記事は信頼性に欠けてしまいます。
「こうしたら良い結果が待っている!」と断言するくらい、自信を持って伝えられると良いです。
そのためには他のサイトからデータを参照するなど、断言できる根拠が必要になります。
信憑性アップのためにも、適宜データや口コミ等を取り入れると記事に深みが増すでしょう。
SEOに強いブログの書き方
最後にSEOに強いブログの書き方をお話していきます。
ブログのアクセス数が上がらないという人は、以下の7つの書き方を参考にしてみてください。
- 競合サイトを調査する
- ペルソナの設定を徹底的に行う
- ペルソナのニーズにこたえる
- アイキャッチ画像を入れる
- PREP法で分かりやすく書く
- 3,000文字以上を目安に書く
- 適宜リライトする
では、順にみていきましょう。
書き方1.競合サイトを調査する
まず競合サイトを調査するところから始めます。
どのようなデザインを使っているのか、どんな内容なのか、どこまで掘り下げているのかなど全体的な把握をします。
その上でご自身はどんなサイトを作っていきたいのか、読み手となるターゲット層はどこに絞っていくのかなど戦略を立てていきましょう。
書き方2.ペルソナの設定を徹底的に行う
ペルソナすなわち「ターゲットとなる顧客像」を設定してから書き始めることもブログのセオリーです。
老若男女10人いたら10人に読んでもらいたいと思うものですが、それでは内容がぶれてしまいます。
ペルソナを設定する際には、以下の内容を参考にしてみてください。
- 年齢
- 性別
- 性格
- 悩み
- 検索のきっかけ
このように架空の人物をつくってしまいます。
そして、この人物に読んでもらうための記事を執筆していけば良いのです。
「こんな情報があれば良いかな」「こんな言い方をしたら分かりやすいかな」と考えることで、読者に寄り添った記事に仕上がるでしょう。
書き方3.ペルソナのニーズにこたえる
ペルソナを設定したらニーズを明確にしていきます。
なぜこのキーワードを検索するに至ったのか、その背景にはどのような意図があるのかをイメージしてみましょう。
こちらが書きたい内容と、読み手側が知りたい内容がマッチしない場合、離脱してしまいます。
読み手の気持ちになって、「どんな内容なら有益な情報になり、すぐに行動に移せそう?」と想像しながら構成を練ってみると良いでしょう。
書き方4.アイキャッチ画像を入れる
アイキャッチ画像を入れるのもアクセス数を高める効果が期待できます。
人は第一印象で物事を判断することが多く、最初から文字ばかりが並んでいるサイトとアイキャッチ画像があるサイトでは印象が違いますよね。
アイキャッチ画像のあるサイトの方が読者が定着しやすい傾向にあります。
また画像があることで、SNSにシェアされる確率も上がることから、SEO効果が見込めるといえるでしょう。
書き方5.PREP法で分かりやすく書く
ブログを書く際にはPREP法を取り入れ、分かりやすい文章となるよう心がけましょう。
PREP法とはこちらです。
- P(Point):要点
- R(Reason):理由
- E(Example):具体例
- P(Point):要点
このような流れで文章を組み立てると読みやすくなります。
読み手側に「結局は何が言いたいのだろう?」「話が前後して伝わりにくい」とストレスを与えないことが一番です。
PREPの流れを理解し、構成に気を付けながら書き進めると良いです。
書き方6.3,000文字以上を目安に書く
記事のボリュームとしては、3,000文字以上を目安に書いていきましょう。
少なすぎて伝えたいことが伝えきれなかったり、多すぎて読み手の負担になってしまわないように、3,000文字程度が適度なボリュームといえます。
また、上位記事を参考にしてそれら以上の文字数は必要です。
例えば、上位1〜3記事が以下のような文字数だったとします。
- サイトA:2,329文字
- サイトB:3,505文字
- サイトC:2,943文字
この場合、3,500文字以上が目安となります。
上位記事に負けない記事を書くには、上位記事に書かれている内容以上のものがないと難しいです。
長々と無駄な情報はいりませんが、ニーズにこたえられるような情報を適切に入れるようにしましょう。
書き方7.適宜リライトする
適宜リライトすることも忘れてはいけません。
一度書いた記事でも、定期的に見直してみましょう。
キャンペーンが終わっているなど状況が変わっている場合はリライトをいれて、最新の情報になるよう気を付けると良いですね。
まとめ
すぐにできるSEO対策をご紹介してきました。
適宜キーワードを盛り込んだり、ディスクリプションの文字数に気を付けるなど、どれもちょっとした工夫でできることです。
ライティングのポイントや、SEO強化目線での書き方にも意識を向け、どんどん魅力的な記事にしてくださいね。