超スーパー主観的な「ハズレない」中古ドメインの探し方
目次
はじめに
正直、僕自身は2018年において中古ドメインの必要性は感じていませんが、まだまだ中古ドメインの質問が多いのが現状です。
今回は
- 中古ドメインって実際のところどうなの?
- ハズレない中古ドメインの取得方法ってあるの?
- 中古ドメインを探す時に「これだけは抑えておけ!」みたいな手法あるの?
という方に向けて記事を書かせて頂きます。
私自身も様々なツールを使って中古ドメインを取得しましたが
- 効率が悪い
- 結局ハズレの中古ドメインだった
- あまり効果がなかった
ということが多かったので、今では超主観的に中古ドメインを探しています。笑
でも、あまりにも主観的すぎるので効果は保証できません。。。
※2018年6月8日更新
中古ドメインとは
中古ドメインとは以前に他の人が使っていたドメインで、その所有者がドメインを更新せずに誰でも取得できるようになったドメインのことを言います。
今まで誰も使っていなかった新規ドメインよりも中古ドメインの方が運用履歴の長さ、過去のサイトが受けた被リンク効果やページランクを引き継ぐことから、SEO的に有利と推測され、今でも多くのアフィリエイターが中古ドメインを取得し、そのドメインでサイトを構築しています。
中古ドメインを取得する時に良い業者
最近イイと言われる中古ドメイン業者は以下の「パイレーツドメイン」という中古ドメイン業者さんです。
参考URL:https://pirates-domain.com/
全世界でみると毎日15万個以上が有効期限切れなどにより中古ドメインになっているので
たくさんの中古ドメインを販売しようと思えば誰でもできます。
しかし
- 運用歴の綺麗でgoogleから高い評価を受けていた
- オールドドメインについている被リンクが自然である
- 教育機関や有名な企業やサイトなどからの被リンクが自然についている
- SNSでの共有数が多い
に厳選し販売しているのがパイレーツドメインで、他のドメイン会社の相場よりも安いです。
他のドメイン会社が12,000円~15,000円程度で販売しているものをパイレーツドメインは8,000円程度で販売している印象があります。
販売している数こそ数百個程度のドメイン数ですが、失敗しないドメイン選びという点ではパイレーツドメインが良さそうです。
中古ドメインの価格の相場
中古ドメインの価格の相場はピンキリで1,000円~10万円まで価格は様々です。
価格が高いドメインというのは多くのサイトからリンクされていてSEO価値が高いという判断をされているものなのですが、個人的な感想としては「高ければ良い」というものではなさそうです。
私が中古ドメインを取得する時は「価格」を一切気にしていません。
それよりも「ハズレない中古ドメインの取得方法~中古ドメインの見るべきポイント12~」で説明するような手法で中古ドメインを探しています。
中古ドメインのメリットとデメリット
中古ドメインを利用するメリット
メリットは「良い中古ドメイン」に当たった時は記事を書けば狙っているキーワードで上がってきやすくなるというSEO的な部分でしょう。
様々な中古ドメイン解説ページでは「中古ドメインは過去ほど効果がない」と言われていますが、個人的な感想とALISAのアフィリエイターの話を聞いていると中古ドメインって相変わらず効果あるなぁということです。
中古ドメインを利用するデメリット
しかし「相変わらず効果があるなぁ」と思いながらも報酬までの発生スピードなどを聞いているとそこまで大きな差はないので、ぶっちゃけ新規ドメインで良くない??と思ってしまうことも多いです。
なぜなら中古ドメインにはデメリットがあるからです。
まず1つ目は「新規ドメインよりもお金がかかる」ということです。
新規ドメインであれば1,000円前後で済みますが、中古ドメインの場合はそれ以上にお金がかかります。
2つ目は「ハズれると痛い・・」です。
「ハズれる」とは過去に「Googleからペナルティを受けたことのあるドメインを取得してしまう」ということです。
実際ドメインを継続しない理由としては様々考えられます。
- 事業や会社が終了した
- キャンペーンが終了した
- Googleからペナルティを受けたから別のドメインにサイトを作り変えた
上記の1や2の理由で手放したドメインであれば良いのですが、3つ目の理由で手放した中古ドメインを取得してしまうと、全くの逆効果になってしまうのです。
中古ドメインは被リンクの価値を引き継ぎますが、ペナルティ歴も引き継いでしまうのです。
新規ドメインと中古ドメインどっちを選ぶべきか
私は新規ドメイン、中古ドメイン、それぞれの良さがあるので、シーンに合わせて取得するべきだと思っています。
新規ドメインを選ぶシーン
- ゆっくりしっかり完全ホワイトな手法でサイトを育てたい場合
- 会社として新しいサービスや商品を販売するためのサイトを作る場合
- WEB制作会社が他社のサイトを制作する場合
上記のように絶対に「失敗できない」シーンでは必ず新規ドメインを取得するべきでしょう。
なぜなら中古ドメインを「取得した時」はペナルティを受けていなくても、過去にそのサイトの付けられた被リンクが「今後、どこかのタイミングで」ペナルティを受ける可能性があるからです。
中古ドメインを選ぶシーン
- 複数のアフィリエイトサイトを構築する場合
- アフィリエイトに慣れてきた段階(他に収益がある段階)での取得
中古ドメインと新規ドメインを比べた時に多少なりとも新規ドメインよりもSEO効果は高いので、ちょっとスピード感を上げたい時に良いと思います。
ただ中古ドメインの取得方法を完全にマスターしても「リスク」は0ではないので、自分以外に迷惑がかかる場合は取得を控えるべきでしょう。
ハズレない中古ドメインの取得方法~中古ドメインの見るべきポイント12~
前置きが長くなりましたが、中古ドメインの取得方法を説明していきます。
この手法はツールを使ったりしません。
中古ドメインを取得する方法は色んな記事で解説されており、非常に良い記事もあります。
しかし私が一番重要視するところは
「いかにハズレをひかないか」
というところです。
逆に
「いかにページランクが高いSEO価値の高い中古ドメインを取得するか」
に注力してしまうと高いお金払ったのに結局ハズレ!みたいなことが多いです。
なので、今回は私が一度もハズレを引いたことがない「ハズれない中古ドメインの取得方法」を書いていこうと思います。
先ほど紹介したパイレーツドメインの場合はハズレが少ないですが、念のため以下のノウハウも知っておくようにしましょう。
日本語サイトのドメイン
まず中古ドメインを取得する際にみるのは「過去に日本語で運営されていたサイトかどうか」ということです。
英語、中国語、フランス語、ポルトガル語など様々な言語で運営されていたドメインが出回っていますが、それらは一切無視します。
なぜなら「悪いことしてそうかどうか」を見抜けないからです。
よって、英語できる人、中国語できる人などは他の言語で運営されていた中古ドメインでも検討しても良いです。
過去のサイトが「政治家のサイトやブログ」「国や行政の機関サイト」
一番真っ先に「カート」に入れて保留するのは「政治家の公式サイトやブログ」や「国の機関のサイト」です。
例えば、道の駅のサイト、何かの施設の案内サイト、などです。
これらのサイトが過去に意図的な被リンク対策をしてペナルティを受けている可能性はほぼ0%に近いからです。笑
しかも、リンクされているサイトも信頼できるサイトが多いので、一番おススメです。
また政治家を引退した(地方の政治家も含めて)、国がしている施設の閉鎖、キャンペーンやサービスの終了など意外と多いです。
芸能人やスポーツ選手の公式サイトやブログ
次に芸能人やスポーツ選手の公式サイトやブログもおススメです。
スポーツ選手や芸能人は引退と同時にやめることが多いので意外と出回っています。
さらにこちらも被リンク対策をしていることはないのでおススメです。
歌手やバンドなどのアーティスト系
歌手やバンドの中でもインディーズの歌手やバンドも自分のサイトやブログを立ち上げていることが多く、これらも解散と同時にサイトやブログをやめる傾向があります。
あまり被リンクは多くないですが、「ハズレない」を主眼においた時は外せない中古ドメインです。
映画のキャンペーンサイト
日本では毎年多くの映画がリリースされています。
そして必ず映画のキャンペーンサイトは作られます。
映画と言っても全国の映画でされているようなメジャーなものでなく、どちらかと言えばマイナーな映画が多いです。
しかしリンクもたくさんされていますし、意図的な被リンク対策をされていないことが多いのでおススメです。
「意識高い系」のサイト
「意識高い系」のサイトと言われてもパッとしないと思いますが
「オシャレなカフェ」「オシャレな雑貨屋」「文房具屋」「意識高い系が好きそうなイタリアン」などのサイトです。
確かに被リンク数は少ないのですが、運営履歴が長いのが特徴です。
またフェイスブックの「いいね」などのソーシャル指標が高いのも特徴です。
かなり個人的な見解ですがこのようなサイトは意図的な被リンク対策してなさそう!!
という勝手な判断に基づいていますが、いまのところ「ハズレた!」というのは1件もありません。
なんちゃら協会など
私のような身分で恐縮ですが「一般社団法人WEBマーケティング協会」という協会もやっているのですが、そういう協会系のサイトも熱いです。
お堅いところからのリンクが集まっており、年配の人が集まるような協会であれば、そもそもWEBで集客するというよりも人脈で会員数増やすみたいなところがあるので、被リンク対策のリスクもありません。
なんかのイベント系サイト
「〇〇のボランティア企画」「〇〇エリア清掃イベント」「〇〇フェイスティバル2015」などの短期間のイベントの告知ページも意図的な被リンク対策を必要としません。
イベント自体は短期間ですが、サイト自体はドメインの最低契約年数からみて1年運営されていますので気にすることはありません。
またフェイスブックやTwitterなどのソーシャル指標も多いので、ソーシャル指標が重要視されている現在では良い中古ドメインとなるでしょう。
ドメイン名で検索
上記のような「これ、被リンク対策してないな」「意図的な被リンクする必要ないな」というドメインを中心にピックアップした後は、念のためそのドメイン名をYahooやGoogleの検索エンジンで検索しましょう。
検索して、1位に検索したドメインが表示されたものはペナルティを受けていませんが、1位ではなく2位以下に出てきたなら何らかのペナルティを受けている可能性があるので取得は控えましょう。
リンク元をみる
次にリンク元を見ます。
リンク元を見て
リンク集や相互リンクサイト、「これ被リンク買ったよね」みたいなリンクが多ければNGです。
ただ多少付いていても運営後にサチコ(Googleサーチコンソール)で否認すれば良いです。
上記はahrefsというツールで見たものです。
後は購入後にもサーチコンソールで確認できますし、おかしなリンクがあれば、否認すればいいです。
TR(トレジャーランク)40以上を優先する
価値の高いドメインを取得する場合はパイレーツドメインの「TR(トレジャーランク)」を意識するといいでしょう。
TRが40以上のものは比較的上位表示しやすいドメインになります。
ただしこちらはあくまでも参考値です。
またこれから「婚活」のサイトをしようと思っている人がいた場合、過去の結婚相談所や結婚式場のサイトを運営されていた中古ドメインでTRが40以上のものがあれば、購入しない手はないでしょう。
トップアフィリエイターは複数取得する
紹介した手法で中古ドメインを取得すればまず「ハズレ」ることはないと思います。
ただ「100%ハズレない」というわけではありませんので、自己責任でお願い致します。
加えて説明するならALISAに入会しているトップアフィリエイターは中古ドメインを取得する時、複数取得しているようです。
数で言うと30個くらい一気に取得するようです。
そしてその30個全てでペラページを制作し、同じキーワードで狙います。
文字数やキーワード比率など一緒の条件にして、「一番早くインデックスしたドメイン」「一番上位にインデックスされたドメイン」を利用するみたいです。
話を聞いていると一回の購入で20万~30万近く買っているので、いつも「凄いなぁ」って思っています。笑
ただその中古ドメインで制作したサイトでは確実に成果を出しているので(もちろんサイトのコンテンツ自体も良いですが)間違いのない手法とも言えます。
こういう中古ドメインは避けろ
さて、ここまでで「ハズレ」ない中古ドメインの取得方法は以上となりますが、一応「こういう中古ドメインは絶対に避けろ」っていうのもピックアップしておきます。
以下に該当する中古ドメインは「TR」が良くても、被リンク数が多くても、運営履歴が長くても絶対に取得しません。
まとめ系
まずはまとめ系サイトです。
まとめ系サイトは他のサイトの記事をまとめるキュレーションサイトとして運営されているものが多く、サイト内部のペナルティを受けている場合があります。
まとめサイト同士で相互リンクしていることが多く、ペナルティを受けていなくても無価値無意味のリンクがSEOの邪魔をしている可能性があります。
アフィリエイトサイト
今は「被リンク買う!?」「自作自演の被リンクする!?」それ微妙じゃない??ていう時代ですが、そんなこと言うと僕も昔被リンク販売していたので、切なくなるのですが、今は「被リンク買う」のが費用対効果が悪い時代でも過去はゴリゴリの被リンク対策がSEOにめっちゃ効いていました。
これはコンテンツマーケティング大好き人間でも認めていることだと思います。
よって、過去のアフィリエイトサイトはゴリゴリの被リンク対策をしていた可能性が非常に高く、ペナルティを受けたからこそドメインを手放したと思うべきでしょう。
よってこれらのドメインは避けます。
整骨院、歯医者、通販サイトなど「利益」を目的とした団体
「利益」を目的とした団体というと
「さっきの意識高い系も利益が目的だよね」となるのですが
特に「整骨院」「歯医者」「通販サイト」などはWEBマーケティングの知識が中途半端に高いため、被リンクを中心としたSEO対策をしていた可能性が非常に高いです。
もちろんこれらのサイトがドメインを手放す時は事業の停止、サービスの停止などが理由でしょうが、「被リンク対策をしていた可能性がある」という時点で一応避けておくべきでしょう。
アダルトサイト
アダルトサイトは基本的にアダルトサイト同士で相互リンクする、相互リンク集にリンクするというのは集客手法です。
これはSEO目的というよりも、そういう方法での集客がメインになっています。
男性なら経験あると思いますが
「この記事めっちゃエロそう!」と思ってクリックすると別のアダルトサイトに飛んだっていうこと結構多いですよね?
こういう解説している時点で私がアダルトサイトみてた証拠になるので恥ずかしいですが
実際、アダルトサイトは無意味なリンクが多いので、こちらもSEOの邪魔になります。
アフィリエイトできるジャンルのサイト
以下、私が狙わないジャンルの中古ドメインを列挙します。
これらのサイトはペナルティを受けているリスクが高い、又は無価値の被リンクが多いので逆に新規ドメインの方がSEO対策しやすいという中古ドメインになります。
「美容関連」「ウォーターサーバー関連」「キャッシング関連」「クレジットカード関連」「電子書籍関連」「ポイントサイト関連」「アニメ・同人誌関連」「風俗関連」「保険関連」「不動産・株・FX関連」「インターネット回線関連」「懸賞サイト関連」「婚活・出会い関連」
最後に・・・
私の経験値とALISAのアフィリエイターのサイトを見ていると中古ドメインは効果があることは間違いありません。
しかし中古ドメインを大量に買って、お金を使うのであれば
私個人としては新規ドメインでサイトを作って、中古ドメイン購入に使うはずだったお金を「Twitter広告」と「フェイスブック広告」に使って「つぶやき数を増やす」「いいね数を増やす」というようなソーシャル指標を高める方向でお金を使った方が良いと感じています。
いずれにしてもメリット・デメリットありますので、しっかりと検討した上でご判断ください。