WordPress関連コラム  2020.12.10

エンジニアならブログを書こう!ブログを書く5つのメリットを解説

「エンジニアとしてブログを書いた方が良いのかな?」とお悩みですね。

エンジニアがブログを書くと、ブログを通して収入がアップする可能性もあります

ただし、自分の書きたいことを書くだけではブログを読んでもらえません

今回は、エンジニアがブログを書くメリットと、ブログ書くコツをご紹介します。

この記事を読むと、読まれるエンジニアブログの書き方が分かるようになるのでおすすめです。

ブログを書いて、エンジニアとして成長しましょう!

目次

挑戦しよう!エンジニアブログを書く5つのメリット


ブログを書くことでどんなメリットがあるのか気になりますよね。

エンジニアがブログを書くメリットは、以下の5つです。

  • アウトプットができて勉強になる
  • 文章を書くことでドキュメント力が上がる
  • 自分が学んだことを後で振り返ることができる
  • 知名度が上がって仕事が受けやすくなる
  • ブログを通して仕事の依頼が来る

ブログを通して稼げるエンジニアになれますよ。

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

メリット1.アウトプットができて勉強になる

学んだ技術をブログに書くと、自分自身の勉強になります。

アウトプットを行うことで知識が定着するからです。

システムの開発中に、技術的な問題で行き詰まることもありますよね。

調査して解決したなら、行き詰った内容と解決した過程をブログに書きましょう。

ブログにアウトプットすることで、技術への理解がより深まります。

メリット2.文章を書くことでドキュメント力が上がる

ブログを書くことで、ドキュメント力が上がります。

ブログを書くには文章力を必要とするからです。

ブログを書くなら、読者にとって読みやすい文章を書かなければなりません。

まず結論を伝え、理由と具体例を説明し、最後に結論を繰り返すという流れで文章を構成しましょう。

このような文章の構成を意識することで期待できるのが、ドキュメント力の向上です。

ドキュメント力が上がることで、エンジニアとして分かりやすい設計書を書けるようになります。

メリット3.自分が学んだことを後で振り返ることができる

学んだ技術についてブログに書くと、後で振り返ることができます。

ブログに記事を書くほど、知識が蓄積されていくからです。

システムの開発中に問題を解決したことや、気になって調べたことを記事にしておきましょう。

読む人のためになるのはもちろん、自分自身で学びを振り返ることもできます。

メリット4.知名度が上がって仕事が受けやすくなる

ブログを書き続けて読者が増えると、知名度が上がって仕事を受けやすくなります。

ブログを公開することで、技術的な知識があることを知ってもらえるからです。

知名度が高いと技術力を認知してもらえるため、単価を高く設定できるというような有利な条件で仕事を受けられるようにもなります。

特に個人的に仕事を受注したいと思っているなら、ブログを書くことはおすすめです。

メリット5.ブログを通して仕事の依頼が来る

エンジニアとしてブログを書くと、ブログを通して仕事の依頼が来ることもあります。

持っている技術を記事にしておけば、ブログそのものが技術力を示す資産になるからです。

ブログの記事を読んだ人に技術力が伝われば、仕事を依頼したいと思ってもらえます。

そのため、仕事の受注条件を記載しておいたり、お問い合わせフォームを作ったりしておくと良いです。

このようにブログを書くメリットはたくさんあります。

しかし「ブログを書いてみよう」と思っても、どのブログサービスを使えば良いか分かりませんよね。

次に、エンジニアがブログを書くときにおすすめのサービスをご紹介します。

エンジニアブログにおすすめの6つのサービス


エンジニアがブログを書くなら、技術力をアピールしやすいブログサービスを選びましょう。

エンジニアブログにおすすめのサービスは、以下の6つです。

  • Qiita
  • Crieit
  • Zenn
  • note
  • はてなブログ
  • WordPress

エンジニア向けのサービスと、自分好みに書けるサービスがあります。

大切なことは、ブログを続けることです。

自分にとって一番書きやすそうなサービスを選んで下さいね。

それぞれのサービスについて、詳しく解説していきます。

サービス1.プログラミングの記事を投稿できる「Qiita」

Qiitaは、開発に関する知識を共有するためのエンジニア向けサービスです。

エンジニアに特化したサービスなので、プログラミングコードを見やすく掲載できます。

役立つ記事を書いた人を、ユーザーランキングとして発表しているのも特徴です。

ランキングで評価されるなら意欲的にブログが書ける人におすすめのサービスとなっています。

サービス2.エンジニアが興味のある記事が書ける「Crieit」

Crieitは、「気軽に何でも書けるコミュニティ」がキャッチコピーのエンジニア向けサービスです。

技術的な知識だけでなく、ITに関することなら何でも書けます。

例えば、IT関係の資格の勉強方法、IT企業で働く前にやっておくべきことなどです。

技術的なこと以外も記事にしたい人におすすめのサービスとなっています。

サービス3.ウェブ上で読める本が作れる「Zenn」

Zennは、「知見を共有するプログラマーに対価を」をコンセプトにしたエンジニア向けサービスです。

コンセプトの通り、公開した知識に対して報酬を受け取ることができます。

報酬を受け取れる仕組みは、以下の2つです。

  • 金銭サポート
  • 本の執筆

金銭サポートでは、自分を応援してくれる人から任意の金額を受け取れます。

また、本の執筆は、知識をまとめて本を販売する仕組みです。

本は自分で販売価格を決定し、Zennを利用しているユーザーに販売できます。

得意な知識をまとめて販売したい人におすすめのサービスです。

サービス4.記事を有料販売できる「note」

noteは、 多様なジャンルの記事をシンプルなデザインで共有できるサービスです。

エンジニアに特化したサービスでないため、技術的な記事以外も書くことができます。

1記事ごとに値段を付けたり、定期配信マガジンのように月額料金を付けたりして販売することも可能です。

日常的なことも書きたい、記事を販売したいという人におすすめのサービスとなっています。

サービス5.無料でブログが書ける「はてなブログ」

はてなブログは、無料のブログサービスとして多くのエンジニアに利用されています。

プログラミングコードが見やすいかたちで書けるからです。

ブログを好きなデザインに変えられるため、オリジナル感も出せます。

無料でデザインをカスタマイズしたブログを書きたい人におすすめです。

サービス6.自由にブログが書ける「Wordpress」

WordPressは、多くの人に利用されているサイト構築サービスです。

有料ですが、ブログとして利用している人もたくさんいます。

お金がかかる分ブログデザインを細かくカスタマイズでき、サポートを受けることも可能です。

エンジニアとしての個性を出したブログを書きたい人におすすめのサービスとなっています。

エンジニアブログを書くときにおさえたい3つのコツ


エンジニアとしてブログを書くなら、コツを押さえておきましょう。

コツを知っておくと、読者に伝わりやすいブログが書けます

ブログを書くときに押さえたいコツは、以下の3つです。

  • 読者目線を意識して読みやすい文章を書く
  • 実装手順を書いて再現できるようにする
  • 説明は細かく丁寧に書く

それぞれのコツについて、詳しく確認しましょう。

コツ1.読者目線を意識して読みやすい文章を書く

読者目線を意識した文章を書きましょう。

ブログを読む人の立場になって文章を書いていきます。

読者目線を意識することで分かりやすい記事を書けるからです。

記事を書く前に、エンジニア経験が何年くらいの人に伝えるのかイメージしておきます。

初心者向けの記事なら、初心者が読んでも理解できる文章にしなければなりません。

読者の経験レベルをイメージしながら、読みやすい文章を書きましょう。

コツ2.実装手順を書いて再現できるようにする

技術的な内容の記事を書くなら、実装手順を詳しく書きましょう。

技術的な知識を求めてブログを読んでいる人の中には、書いてある内容を実際に試したいという人もいます。

そのため、誰でも再現できるよう実装手順を書いてあると、多くの人に役立つブログになるのでおすすめです。

コツ3.説明は細かく丁寧に書く

技術についての説明をするときは、細かく丁寧に書きましょう。

自分の知っている知識を読者も知っているとは限らないからです。

細かく説明を書くことで、自分自身の知識の整理にもなります。

本題とは別の説明が長くなりそうなら、別の記事を参照する形にしても良いです。

どれくらい細かく説明すれば良いか分からないときは、読者の技術レベルをイメージして下さい。

初心者向けの記事にするなら、あまり知識がない前提で詳細に書きます。

上級者向けの記事なら、前提知識の説明は飛ばしても問題ありません。

読者の技術レベルに合わせた説明をしましょう。

読まれるエンジニアブログにするための5つのポイント

ブログを書くなら、多くの人に読んでもらえるブログにしたいですよね。

読まれるエンジニアブログにするポイントは、以下の5つです。

  • 検索キーワードを意識してタイトルに入れる
  • 目次を入れて記事全体が分かるようにする
  • カスタムURLでキーワードを英単語にする
  • スマホで見やすい記事を意識する
  • 開発実績をプロフィールに書く

これらのポイントを知っておくと、多くの人に読まれるブログになりますよ。

それぞれのポイントについて、詳しく確認しましょう。

ポイント1.検索キーワードを意識してタイトルに入れる

記事を書くときには、検索キーワードを意識しましょう。

多くの人は検索キーワードからブログにたどり着くからです。

記事の内容が決まったら、検索キーワードを決めて下さい。

例えば、「エンジニアにおすすめのブログサービス」を記事にするなら、「エンジニア ブログサービス おすすめ」がキーワードです。

そして、キーワードを記事のタイトルに入れるようにします。

すると、記事が検索にヒットしやすくなり、多くの人にブログを読んでもらえるようになります。

ポイント2.目次を入れて記事全体が分かるようにする

記事全体の構成がひと目で分かるように、記事の最初に目次を入れましょう。

多くのブログサービスで、見出しの内容がそのまま目次として表示されます。

そのため、本文の内容が理解できるような、できるだけ分かりやすい見出しを作ると良いです。

目次を入れて、記事の内容を読者に分かりやすく伝えましょう。

ポイント3.カスタムURLでキーワードを英単語にする

URLを変更できるブログサービスなら、カスタムURLを設定しましょう。

カスタムURLを設定するとサイトの信頼性が上がるからです。

サイトの信頼性が上がることで、検索結果に上位表示されやすくなります。

カスタムURLに設定するのは、記事の内容に合う英単語です。

例えば、「エンジニア 転職」なら「engineer-jobchange」のように設定します。

使用する英単語は、長くなりすぎないよう2〜3語にしておくと良いです。

カスタムURLを設定して検索結果上位を狙い、多くの人に読んでもらえるようにしましょう。

ポイント4.スマホで見やすい記事を意識する

ブログは、スマホで見やすいデザインを意識しましょう。

エンジニアならパソコンからブログを見る人が多いですが、スマホからチェックする人もいます。

スキマ時間に勉強のため技術ブログを読む人もいるからです。

一文が長すぎたり、改行が少なかったりするとスマホでは見づらいです。

記事を書き終えたら、スマホでどのように表示されるか確認してみましょう。

ポイント5.開発実績をプロフィールに書く

プロフィールのページに開発実績を書いておくと、記事の説得力が増します。

実績を積んでいるエンジニアの記事は信頼できるからです。

エンジニアブログの中には、エンジニアを名乗って適当にブログを書いている人もいます。

そのため、プロフィールに開発実績を記載しておくと、「この人の記事は信頼できる」と思ってもらえるのでおすすめです。

読者の中には、本当に信頼できる記事かを疑う人もいます。

開発実績をプロフィールに記載して、ブログの信頼性を上げましょう。

参考になる!おすすめのエンジニアブログ10選


エンジニアブログを書こうと思っても、ブログのイメージが湧かないこともありますよね。

そこで、参考になるおすすめのエンジニアブログをご紹介するのでチェックしてみて下さい。

おすすめのエンジニアブログは、以下の10サイトです。

  • RYUKEN OFFICIAL BLOG
  • プログラミング就職村
  • COMBLOG
  • HikoProBlog
  • ブロックチェーンエンジニアとして生きる
  • クックパッド開発者ブログ
  • マネーフォワードエンジニアブログ
  • smartHR
  • Aiming開発者ブログ
  • 侍エンジニア塾ブログ

個人ブログと企業ブログを、それぞれ5つピックアップしています。

ブログデザインや説明の仕方など、参考にできる部分を取り入れてみて下さいね。

それぞれのブログについて、詳しく見ていきましょう。

ブログ1.RYUKEN OFFICIAL BLOG

RYUKEN OFFICIAL BLOGは、やまもとりゅうけんさんが運営している個人ブログです。

エンジニアで働くノウハウ、おすすめのプログラミングスクールなどの記事が掲載されています。

やまもとりゅうけんさんは会社経営を行っているため、ビジネス的な観点の記事がメインです。

プロフィールには、ブログの最高月商500万円との記載もありました。

検索順位を上げるSEOのノウハウを活かして、ブログでの利益を上げています。

ブログを書くなら収入も得たいと思っている人は、参考にしてみましょう。

ブログ2.プログラミング就職村

プログラミング就職村は、じゅうきちさんが運営している個人ブログです。

20代のIT就活に役立つ情報を発信しています。

じゅうきちさん自身は元ニートで、プログラミングを学びながらベンチャー企業に就職した人です。

経験談を記事にしているため、説得力があり分かりやすいブログとなっています。

IT業界についての経験談を発信したい人は、参考にしてみましょう。

ブログ3.COMBLOG

COMBLOGは、COMさんが運営している個人ブログです。

初心者がフリーランスエンジニアになる方法を中心に情報発信しています。

エンジニアについての記事はもちろん、日常の趣味について発信しているのも特徴です。

ブログを書くならIT関連以外のことも記事にしたい人は、参考にしてみましょう。

ブログ4.HikoProBlog

HikoProBlogは、HikoProさんが運営している個人ブログです。

ITで仕事と生活を豊かにすることをテーマに情報発信しています。

特徴的なのは、企業の公式サイトのようなデザインです。

プロフィールを大きく掲載しているため、どんな人が運営しているのかひと目で分かります。

凝ったデザインのブログを運営したい人は、参考にしてみましょう。

ブログ5.ブロックチェーンエンジニアとして生きる

ブロックチェーンエンジニアとして生きるは、高妻智一さんが運営している個人ブログです。

ブログタイトルの通り、ブロックチェーンエンジニアとしての情報発信をしています。

技術的な解説記事が多数掲載されており、記事を読むだけでも勉強になるのでおすすめです。

技術的な記事の書き方が分からない人は、参考にしてみましょう。

ブログ6.クックパッド開発者ブログ

クックパッド開発者ブログは、レシピ投稿サービスのクックパッド株式会社が運営している企業ブログです。

クックパッドのエンジニアが、開発についての知識を発信しています。

特徴は、システム開発の技術についてかなり詳細に書かれていることです。

技術的な知識を詳しく丁寧に説明する方法を知りたい人は、参考にしてみましょう。

ブログ7.マネーフォワードエンジニアブログ

マネーフォワードエンジニアブログは、家計簿アプリの株式会社マネーフォワードが運営している企業ブログです。

技術に関する記事とビジネス的な記事が、半々くらいで書かれています。

特徴は、技術の説明について簡潔に書かれていて読みやすくなっていることです。

分かりやすく簡潔に技術に関する記事を書きたい人は、参考にしてみましょう。

ブログ8.smartHRTechBlog

SmartHR Tech Blogは、クラウド人事労務ソフトの株式会社SmartHRが運営している企業ブログです。

主に社内で行われている勉強会の内容を発信しています。

カジュアルな文章で書かれており、堅苦しい感じがありません。

複雑な技術の説明でも、楽しく読める表現が工夫されています。

カジュアルな印象のエンジニアブログにしたい人は、参考にしてみましょう。

ブログ9.Aiming開発者ブログ

Aiming開発者ブログは、オンラインゲームの株式会社Aimingが運営している企業ブログです。

社員さんが参加したイベントについての記事や、ゲーム開発の技術的な記事が書かれています。

特徴は、アイキャッチに撮影された写真を多く使用しており、ブログにオリジナル感を出していることです。

個性を出したブログにしたいと思っている人は、参考にしてみましょう。

ブログ10.侍エンジニア塾ブログ

侍エンジニア塾ブログは、プログラミングスクールの株式会社侍が運営している企業ブログです。

未経験のエンジニアに向けて、プログラミング学習についての記事をメインに掲載しています。

特徴は、読みたくなる魅力的な記事タイトルを付けていることです。

記事タイトルの付け方が分からない人は、参考にしてみましょう。

まとめ

エンジニアなら、ブログを書くことで多くのメリットが得られます

エンジニアがブログを書くメリットは、以下の通りです。

  • アウトプットができて勉強になる
  • 文章を書くことでドキュメント力が上がる
  • 自分が学んだことを後で振り返ることができる
  • 知名度が上がって仕事が受けやすくなる
  • ブログを通して仕事の依頼が来る

他の人の書いたブログを読むことでインプットができますが、ブログを自分で書くとアウトプットになります。

エンジニアブログでアウトプットを行って、エンジニアとして成長していきましょう!