お役立ちコラム  2018.11.12

ビジネス未経験でも成功できる!フランチャイズ経営で稼ぐポイント

「自分で起業をしたいけど不安・・・」

「ビジネス未経験でもできる経営ってないの…」

と思っているなら、フランチャイズを始めてみませんか?

フランチャイズは未経験から始めることができて、しっかりと利益を出せるビジネスです。

なぜフランチャイズを未経験から始められるのかというと、すでに構築されたノウハウや商号を借りて経営をスタートすることができるためです。

今回はフランチャイズの詳しい仕組みや、始めるまでの流れを紹介していきます。

これを読めば、フランチャイズで成功できる可能性が広がりますよ!

ぜひ、参考にしてください。

1.フランチャイズとは?


フランチャイズを始めたいという人は、まずはフランチャイズの仕組みを理解するところからスタートしましょう。

フランチャイズは、フランチャイズ本部(フランチャイザー)が、構築されたブランドをを加盟者(フランチャイジー)に提供しチェーン展開する仕組みです。

つまり、フランチャイズ本部から商品やサービスを使う権利や、お店の看板を使って店舗を構えられる代わりに、加盟者はロイヤリティ(対価)を支払います。

また、フランチャイズチェーン店は同じ商標・商号を使っているので、お客さんからすると、一つの会社が経営しているように見えます。

でも実際は、店ごとに異なる経営者が運営しています。これがフランチャイズの仕組みです。

1-1.ロイヤリティとは?

フランチャイザーは、加盟店にブランドを提供する代わりに、売り上げの数パーセントを支払うロイヤリティ形態を設けています

これにより、加盟店を幅広くいろいろな地域に作ることで、短期間で収益を増やせるというメリットが生み出せるのです。

多くのフランチャイズのロイヤリティは、売上総利益(総売上高ー売上原価)に対して数パ―セントとなっています。

しかし、業種によっては、月額固定やロイヤリティなしという形態を取っているフランチャイザーもあります。

 

2.フランチャイズで稼げる!メリット4つ

フランチャイズといえば、40〜50代の方がオーナーをしているイメージが強いですよね。

しかし最近では、20〜30代がフランチャイズ加盟者の半数を占めています。

なぜ若い人から人気を得ているのかというと、他のビジネスよりも多くのメリットがあるためです。

例えば、次のようなメリットがあります。

  • 副業からできる
  • 未経験でもできる
  • ブランドを借りてビジネスができる
  • 本部が新商品、新サービスを開発してくれる

順番に説明していきますね。

メリット1.副業からできる

フランチャイズは、他に仕事を抱えているというサラリーマンでも副業からスタートできます

仕事を辞めなくてもできるため、経営がうまくいかなかった場合もリスクを回避をすることができます。

副業と言っても、すでに構築されたビジネス形態を借りられるため、本業よりも稼げる可能性もあります。

そのため、フランチャイズがうまく軌道に乗れば本業を辞めることもできますね。

メリット2.未経験でもできる

フランチャイズ加盟者はというと、すでに確立したビジネス形態をそのまま使うことができるので、収益を上げやすく、成功率が高くなります。

フランチャイズ本部は、短期間でしっかりと利益を得られるように、加盟者に研修などを通してノウハウを凝縮して指導してくれます。

例えば、「仕入れ」「販売」「集客」「採用」「商品開発」などはパッケージ化して指導してくれるので、未経験からでもしっかりビジネスを行えるのです。

メリット3.ブランドを借りてビジネスができる

フランチャイズは、ネームバリューを借りて実績がない人でもビジネスが成り立ちます

普通は、ビジネスを起こすときは広告を出し、仕入先との人脈を増やして実績を作っていき、軌道に乗るまで何年もかかります。

その点、フランチャイズではすでに全国的に知られている商号や商標を借りられるので、顧客からの信頼が高く、集客も楽になります。

そのため、データでは通常のビジネスで独立した場合、成功する確率が25パーセントに対して、フランチャイズでは75%という高い成功率があります。

メリット4.本部が新商品、新サービスの開発をしてくれる

フランチャイズでは、本部がサービスを改善したり商品を開発してくれます

ずっとメニューが変わらないとお客さんが飽きてしまいますが、開発は本部で行なってくれるので、加盟店は売ることのみに専念できます。

また、販売促進活動も本部が考えてくれるので、大規模な販売促進にも参入することができます。

 

3.フランチャイズにリスクはある?


フランチャイズは成功しやすいビジネス形態ですが、失敗するリスクやデメリットを知ってしっかり準備をしておくことが大切です。

フランチャイズのリスクとは、次のようなことです。

  • 開店資金が必要
  • 赤字リスク
  • 事業内容が制限される

こういったリスクを知っておくことで、失敗なく進めることができます。

3-1.開店資金が必要

フランチャイズの店を開く場合、最初に開店資金が必要になってきます。

開店資金は業種にもよりますが、100万円~500万円ほど用意している人が多いようです。

自己資産が足りない場合は、融資を受けることになりローンの返済をしなければならなくなります

ただし、「開店資金必要なし」というフランチャイズもありますので、選ぶ業種にもよるといえるでしょう。

3-2.赤字リスク

フランチャイズでは、赤字になるリスクもあります

賃貸料や光熱費、商品を入荷する費用、融資を受けている場合はローン返済などさまざまな費用があります。

また、他の加盟店が不祥事を起こした場合は、チェーン店全体のイメージが悪くなり、一時的に収益が下がってしまうというリスクもあります。

3-3.事業内容が制限される

店舗を構えてやってみたいアイデアがあったとしても、本部の方向性と逸脱している場合は事業内容が制限されることがあります。

チェーン店としてのネームバリューを借りているため、そのブランドに合ったことしか採用されなくなってしまいます

経営の自由という視点で見たら、制限は多くなります。

また、もし契約を破棄して脱退し、違うチェーン店舗を経営したい場合も事業内容や事業エリアが制限されるということがあります。

本部側もノウハウの流出を避けるためなので、前もってどういう契約内容なのか確認しておきましょう。

 

4.フランチャイズで稼ぎたい!人気の業種は?

フランチャイズで成功するには、数ある業種の中で最も「自分に合っているもの」「利益が出やすいもの」を選ぶことが大切です。

フランチャイズの人気業種は、例えば次のような業種があります。

  • 小売り
  • 飲食店
  • クリーニング・修理
  • 医療・介護
  • 美容
  • 買い取り・リユース
  • 教育

順番にどのような業種なのか紹介していきますので、自分がやりたい業種、合いそうな業種を見つけてください。

4-1.小売り

フランチャイズで最もメジャーな業種は小売りです。

どんな人でも参入しやすく、収益も予想しやすい業種です。

例えば、商品を仕入れて売るコンビニエンスストアなどが一般的です。

ただし、コンビニエンスストアなどは店舗数が多くなってきているため、どのエリアに店を構えるかなど情報収集や戦略が重要となります。

4-2.飲食店

フランチャイズで次に人気のある業種が飲食店です。

飲食店には、ファストフード、レストラン、居酒屋、カフェの他に、宅配飲食店や移動店舗などがあります。

飲食業界は、衛生面などで面倒な点は多いですが、誰でも利用したことがあり馴染みやすく、参入しやすい業種と言えるでしょう。

4-3.クリーニング・修理

フランチャイズで需要がなくならない業種は、クリーニングや修理などです。

店舗や事務所のスペースが小さくても経営できるので、開業資金が安く済ませることができます。

そのため、一定の需要があり収益を上げやすいです。

また、立地だけでなくネットを使って受注や問い合わせをすると、さらに顧客が増えやすくなります。

4-4.医療・介護

資格があるのならば医療・介護分野に挑戦していくとよいでしょう。

介護分野は少子高齢化が進むため、ますます市場が拡大がしていく業種です。

業界の成長に応じてさまざまなサービスが生まれていくため、情報収集をこまめにしておきましょう。

4-5.美容

美容業界の学校に通っていたり、働いた経験がある場合は、理容師、エステ、整体などで開業を検討してみましょう。

美容系フランチャイズの中でも、エステサロン、ネイルサロン、美容院などはマーケティングを駆使することが成功の鍵でしょう。

特に、整体などの分野は地元の人に認知されることが大切です。

4-6.買い取り・リユース

ブランド・貴金属の買い取り販売も、小さなスペースで開業できます。

スペースが小さくて済むので、駅前や繁華街などの好立地な場所でも開業しやすいでしょう。

ブランドの査定には情報収集が必要ですが、ネットなどで情報収集をすることが得意な人には向いています。

4-7.教育

学習塾やスクールは、少子高齢化の影響で対象者が減っていると思われがちです。

しかし、塾に通う子供が低年齢化し、一人にかける費用が増えているというデータもあり、市場は拡大しています。

さらに、大人も対象となる英会話教室、パソコン、ダンス、ヨガ教室などもあるため、幅広い顧客を対象にすることができます

 

5.業種を決定するのに便利!おすすめのサービスを紹介

「フランチャイズをしたいけど、どこから始めればいいか分からない」という人には、フランチャイズ比較サイト「BMフランチャイズ」を使うことがおすすめです。

このサイトで扱っている企業は100件以上あり、「業種」「開業スタイル」「地域」「予算」から自分の希望のフランチャイズの比較をすることができます。

検索すると、募集要項や、収支モデル、開業までの流れ、問い合わせの方法などがまとめてあるので、必要な情報がすべて揃います。

また、最新のフランチャイズ関連の有益な記事や、新規開業の相談コーナーなどがあり、情報収集にも役に立ちますよ。

◇公式サイトはこちら

 

6. フランチャイズ開業までの簡単な流れ

希望の案件のめぼしをつけたら、今度はフランチャイズ開業までのステップを踏んでいきましょう。

フランチャイズ開業までは、

  1. オーナー募集の広告をチェック
  2. フランチャイズ加盟説明会に参加
  3. 加盟審査・書類選考
  4. 契約・研修
  5. 開業

という流れで進んでいきます。

ステップ1.オーナー募集の広告をチェック

まず、自分が希望するフランチャイズ本部のオーナー募集をチェックしましょう。

広告は比較サイトをチェックし、もっと詳細に知りたい場合は資料請求や問い合わせをするとよいでしょう。

ステップ2.フランチャイズ加盟説明会に参加

どの会社にするか決めたら、フランチャイズ本部の説明会に出席をしましょう。

説明会では、費用など、さまざまな疑問や質問に答えてもらえて、個別で相談することもできます。

また説明会だけでなく、実際に店舗を見られる店舗見学や、飲食店の場合は試食会などもあります。

ステップ3.加盟審査・書類選考

加盟を希望したい場合、加盟申し込みをして審査や書類選考を受けます

審査はほとんどのフランチャイズで面接を設けています

フランチャイズ本部の経営理念に納得しているかどうか、実際に運営する能力があるかどうかを確認されます。

また、加盟者が希望する地域の店舗物件精査も行っていきます。

本部の店舗開発担当者が、しっかりとその地域の周辺環境や立地条件を調べ、収益が上がりやすい店舗物件を選んでいきます。

ステップ4.契約・研修

審査が通り、物件契約が完了したら、無事に契約成立となり加盟完了となります。

契約後は研修に移り、接客サービスやホスピタリティなどさまざまな分野を学んでいきます。

ステップ5.開業

店舗が整い、出店のための許可申請や従業員の採用、オープン前の設備や商品入荷が終わったら、開店となります。

オープンまでには、ビラ巻きや広告掲載などさまざまな告知を行っていき、担当のトレーナーとともに集客を行います。

 

7.フランチャイズを成功させる4つポイント

フランチャイズは収益を上げやすいビジネスモデルですが、単に開業するだけでは成果は上がりにくいです。

成果をあげるには、次の4つのポイントが重要となります。

  • 初期費用を少なくする
  • プランを立てる
  • 本部のサポート体制を調べておく
  • 自分に合った業種を選ぶ

一つずつ見ていきましょう。

ポイント1.初期費用を少なくする

開業をする際は、低い資金で開業するよう工夫することが大切です

開業にかかる費用は、加盟するフランチャイズの業種によりますが0円~1000万円が多いです。

もし自己資産で払えない場合は、ローンを組むことになります。

開業時は今後もお店を継続していけるかが決まる最も重要な時期です。

そんな時に多額のローンを組んでしまうと、返済に頭を抱えて経営どころではなくなることもあるでしょう。

ポイント2.プランを立てる

開業する前には、しっかりと収支プランを立てていきましょう。

フランチャイズは他の加盟店の実施例があるため、情報収集をしっかりすれば、ある程度の収益の予測を立てることができます。

充実した収支プランを組むには、フランチャイズ専門の勉強会に足を運んで自分で勉強するか、プロからの意見を聴いてみると良いでしょう。

ポイント3.本部のサポート体制を調べる

成功するには、フランチャイズ本部のサポート体制を調べておくことも大切です。

他の加盟店のデータが豊富にあり、立地条件や収支プランのアドバイスをしてくれる会社を選びましょう。

特に、商品開発が充実しており、定期的に新しいサービスが開発される業者がおすすめです。

ポイント4.自分に合った業種を選んでいるか

最後にフランチャイズでは自分に合った業種を選んでいるかが大切です。

自分に向いていないと、いくら儲かる業種でも継続していくことが困難なためです。

例えば、ホスピタリティが強い人は、医療や介護、飲食店が向いており、新商品や情報収集に敏感な人はコンビニエンスストアなどの小売りが向いているとされています。

自分の適性を客観的に分析して、さまざまなフランチャイズから選んでいきましょう。

 

まとめ

フランチャイズの仕組みから始めるためにステップなどを紹介していきました。

フランチャイズはリスクが少なく未経験でも成功しやすいビジネスです。

最近では20代の参入者も多く、今後も拡大していくビジネス形態でしょう。

ぜひ、フランチャイズ経営に興味を持った人は、参入を考えてみてくださいね。