ワードプレス初心者でも使いこなせる無料テーマおすすめ10選
ワードプレスを始めたときに最初に選択できるのが「テーマ」です。
ワードプレスのテーマはWebサイト全体のイメージを担うテンプレートなので、どのテーマを使用するかはサイトの印象を左右する大事な選択とも言えます。
無料テーマだけでも数千種類リリースされているので迷ってしまいますよね。
ここでは、ワードプレスの無料テーマでおすすめしたいものを10選ご紹介していきます。
有料との違いや機能性の高い有料テーマもご紹介しますので、ご自身が作りたいサイトやHPにはどんなテーマが合うのか検討する材料にしてください。
目次
まずはここからチョイス!ワードプレスの無料テーマおすすめ10選
ではさっそくワードプレスの無料テーマおすすめ10選をご紹介していきます。
今回ご紹介するのは以下の10個です。
- Cocoon
- LIONMEDIA
- Stinger
- Lightning
- onePress
- Sydney
- Habakiri
- Xeory
- Write
- Couture
それぞれの特徴を捉えながらお話ししていくので、ご自身のPCスキルやどんなテーマを求めているのか思い浮かべながら読み進めてください。
おすすめ1.使い勝手の良い「Cocoon」
1つ目は、Cocoonです。
Cocoonはシンプルなデザインで多方面のサイトに使い勝手が良いのが特徴です。
ビジュアルエディターが使いやすく初心者にも優しい作りになっています。
HTMLやCSS、ショートコードを知らなくてもCocoonなら問題ありません。
記事中に登場する吹出しもクリック1つで挿入できます。
多くの機能が装備されているので、必要なプラグインは最小限で済むのも初心者には嬉しい点です。
またCocoonはモバイルフレンドリーなサイトを重視しており、AMP対応もクリック1つで簡単に設定可能です。
シンプルさと機能性の高さで、有料テーマにも引けを取りません。
おすすめ2.初心者でも扱いやすい「LIONMEDIA」
LIONMEDIAも無料でありながらSEO最適化済み・レスポンシブデザインの採用・表示される速度も速い・プラグインなしでAMPに対応・お問い合わせ機能ありと文句なしの充実感があります。
HTMLやCSSの知識がなくてもデザインを選ぶだけでかっこ良いサイトが完成するので初心者にもぴったりです。
2パターンあるベースデザインはクオリティが高く、無限に選べるテーマカラーも魅力です。
ブログを開設するという方には、LIONBLOGもあるので利用してみてください。
おすすめ3.SEOを狙いたい人に「Stinger」
3つ目は、Stingerです。
Stingerという無料テーマは、SEOやアクセスアップを狙いたい方におすすめです。
特にアフィリエイトブログやお店のHPを作ろうとお考えの方に向いています。
広告をクリックされやすい位置に配置でき、Googleアドセンスでも収益に繋がりやすいのが特徴です。
テーマも見栄え良く、設定もシンプルで簡単なので初心者でも利用可能。
Stingerユーザーも多いことから、利便性は言うまでもないでしょう。
おすすめ4.カスタマイズしやすい「Lightning」
4つ目は、Lightningです。
Lightningはワードプレスが認めた公式テーマで、シンプルでカスタマイズがしやすいのが特徴です。
内容を安全に使えるかどうかチェックが入っているため、セキュリティの面で安心して使うことが出来ます。
公式テーマでないものですと、中には不正ログインがあったり、ウィルスを仕込まれていることもあります。
安全面から公式テーマを使いたいとお考えの方におすすめです。
機能面においてもスライドショー・お問合わせボタン・スマホ対応デサイン・CTA(記事下の誘導ボタン)・SNSシェアボタン・SNSフォローボタン等が標準で備わっていて読みやすく申し込みに繋がりやすい作りになっています。
おすすめ5.高機能な「onePress」
5つ目は、onePressです。
onePressは、高機能なワードプレスの公式無料テーマです。
印象的なトップページを可能にし、クリエイティブなサイトを作りたいとお考えの方におすすめです。
かっこよくてスタイリッシュなテーマを探しているのであれば、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
さらにパララックス効果のあるランディングページタイプのサイトを作りたいという方も、10個のセクションに沿ってデータを入力するだけで完成しますので便利です。
おすすめ6.ビジュアル重視の「Sydney」
6つ目は、Sydneyです。
インパクトのあるヘッダー部分を作りたい場合におすすめのテーマです。
こちらの最大の特徴はヘッダー部分のスライド機能。
プラグインなしですぐに設定ができるため難しい手順はありません。
初心者でも個性的なサイトにしたいならSydneyがおすすめです。
デモページのファイルをそのまま入れることもできるので手軽に見栄えの良いページを作ることができます。
おすすめ7.ホームページの作成に「Habakiri」
7つ目は、Habakiriです。
機能・デザインがシンプルで子テーマを使ってのカスタマイズがしやすいのが特徴です。
BootstrapベースのWordPressテーマで7つのテンプレートが固定ページ向けに用意されています。
またアクションフックとフィルターフックがたくさん準備されているので、ホームページの作成目的の方に向いているテーマです。
おすすめ8.コンテンツマーケティングのための「Xeory」
8つ目は、Xeoryです。
Xeoryは、サイト型テーマとブログ型テーマに分かれており、目的によって使いわけができる特徴があります。
Webマーケティングをする上で欠かせないコンテンツSEO・ソーシャルメディアとの連携・コンバージョン獲得の3つを兼ね備えているため、集客に強いテーマと言えます。
おすすめ9.究極のシンプルを目指すなら「Write」
9つ目は、Writeです。
Writeは、装飾を極限まで省いたデザインで目を引きます。
あまりごちゃごちゃしたページにしたくないとお考えの方や、内容重視でしっかり文章を見て欲しい方におすすめです。
レスポンシブデザイン対応・カスタマイザー対応など、プラグインとして基本的な要求を満たしつつ、多言語にも対応。
クリーンなコードで書かれているので、コードの編集によるカスタマイズもしやすいのが特徴です。
おすすめ10.ポートフォリオサイト向け「Couture」
最後は、Coutureです。
Coutureは画像を際立たせることに特化したテーマです。
デザイナーやフォトグラファー向けに作られており、多くのブロガーや写真家の方が利用しています。
一覧したときのタイトルが見やすいのが特徴で、使いやすく人気があります。
無料テーマと有料テーマの違いは何?
ワードプレスのテーマには、無料のものと有料のものがあります。
無料テーマと有料テーマの違いは、主に5つです。
- 料金
- デザイン性
- SEO対策
- 自由度
- サポート
5つのポイントをおさえて違いについてみていきましょう。
違い1.料金
まず大きな違いとして、有料テーマは料金がかかります。
テーマによって価格も違うので一概にいくらとは言えませんが、1万円前後が多く高いテーマなら2万円を超えるものもあります。
もちろん価値に見合った有料ならではのメリットがあり、その違いが2~5の部分になります。
ご自身で「ここは譲れない!」「強化しておきたい!」と思うものがあれば有料テーマも視野に入れてみると良いでしょう。
違い2.デザイン性
有料テーマと無料テーマで大きく差を感じるのはデザイン性の高さです。
有料テーマになるとデフォルトでTOPページがフルワイド画像であったり、フォントや見出しのデザインが豊富・各種アイコンも多く取り揃えられています。
スライダー機能が実装されているのも大きいですね。
無料テーマのシンプルなデザインを好む方もいますが、無料テーマを有料テーマ並に凝ったWebデザインにしようとすると専門的な知識を持っていないと出来ません。
対して有料テーマはデフォルトからかんたん作業で専門的なウェブデザインに仕上げられます。
違い3.SEO対策
SEO対策がされている率も有料テーマは高く、無料テーマでは限られたものしかされていません。
SEOとは検索エンジン最適化のことで、検索結果をWeb上位表示したり、多く露出するための取り組みのことを言います。
SEO対策がされているかでサイトを作った後の結果が大きく変わります。
顧客獲得・売上の向上に繋げるため有料テーマを使ってでもSEO対策がされているテーマを選ぶという方も多いです。
ただし無料テーマの中にもSEO対策がされているものもあるため、必ず有料テーマでなければならないわけではありません。
違い4.自由度
有料テーマにはページ作成ツール・ショートコードなど豊富な機能面が備わっています。
無料テーマの場合プラグインしないといけませんが、その手間が省け自由度が上がります。
最初こそ無料テーマで使えていたものも、機能制限を外すためには有料になるというテーマもあります。
初心者はとりあえず無料テーマで…と考えがちですが、機能面・自由度を考えると有料テーマを使ってみるのもありでしょう。
違い5.サポート
またサポート体制にも大きな違いがあります。
設定時に疑問や困ったことが起こった際、サポートが整っている有料テーマの方が安心です。
特に専門的知識が乏しく、ワードプレス初心者であればサポート機能がある有料テーマを選ぶのも1つの手でしょう。
有料テーマに付くサポートとしてはメールでの問い合わせ・掲示板・サポートフォーラムがあるところが多く、中には電話やチャットで対応してくれるものもあります。
対して無料テーマはメール・掲示板・サポートフォーラムのいずれかがあれば良いというくらいに思っておいた方が良いでしょう。
ワードプレスのテーマをインストールする2つの方法
それでは、実際にワードプレスのテーマをインストールする方法をみていきましょう。
ワードプレスのテーマをインストールする方法は2種類あります。
- ダッシュボードからインストールする方法
- ファイルをアップロードしてインストールする方法
それぞれの手順をご説明するので、やりやすい方法でインストールしてみてください。
方法1.ダッシュボードからインストールする
始めにワードプレスにログインします。
ダッシュボードの左のメニュー「外観」から「テーマ」を選択し、「新規追加」をクリックします。
テーマを検索するか「注目・人気・最新・お気に入り」のタブから好きなテーマを選びます。
選んだテーマの「インストール」ボタンをクリックします。
「インストール済み」と出たらインストールが完了です。
インストールしたテーマを利用する場合は、「有効可」ボタンをクリックします。
方法2.ファイルをアップロードしてインストールする
始めにテーマの公式サイトからダウンロードを行います。
ほとんどのテーマは、ダウンロードボタンを押すだけですぐにダウンロードが行われます。
次にワードプレスにログインします。
そして、ダッシュボードの左メニュー「外観」から「テーマ」を選択し、「新規追加」をクリックします。
「テーマのアップロード」をクリック。
テーマ追加画面で「ファイルを選択」をクリックし、ローカルフォルダよりインストールしたいテーマファイルを選択し、「今すぐインストール」をクリックします。
このときテーマファイルは必ずzip形式に圧縮しておく必要があります。
これでテーマのインストールは完了です。
そのままテーマを使う場合は「有効化」をクリックします。
「新しいテーマを有効可しました。」と出ればOKです。
無料では満足できない人に!おすすめの有料テーマ3選
無料テーマをみてみたけど、気にいったテーマがないという方や有益なサイトを運営したいという方は、有料テーマを利用してみるのもありです。
ここでは、おすすめの有料テーマを3つ紹介します。
- THE THOR
- AFFINGER5
- 賢威
それぞれの特徴を踏まえて、ご自身に有益なテーマか見極めてください。
有料テーマ1.THE THOR
1つ目の有料テーマは、THE THORです。
デザインの経験がなくてもクリック作業だけで美しくバランスの取れたサイトが作りだせるまさに初心者に最適なテーマです。
デザインの拡張性も高く、オリジナリティが発揮できることでしょう。
また集客・収益に重要な要素をたくさん取り入れており、例えばリピーターを急増させるための「PWA」や検索結果から流入率をアップさせる「AMP」などが備わっています。
人気ブロガー・アフィリエイトの仲間入りをするならばSEO対策をしっかりとっているところはおさえておきたいポイントです。
【THE THORの価格】
テーマ&サポートプラン:14,800円(税別)
らくらくサーバーセットプラン:27,400円(税別)
有料2.AFFINGER5
2つ目の有料テーマは、AFFINGER5です。
無料テーマ「STINGER」を開発した株式会社オンスピードによる有料テーマです。
買い切り型で、購入ユーザーに限り複数のサイト利用できる仕組みになっています。
特徴としては、エディターの補助機能が豊富・デザインのカスタマイズ機能が豊富・レイアウトやSEO、広告設定などテーマとしての機能が豊富なことが挙げられます。
アフィリエイトだけでなく情報商材サイトにも向いているテーマと言えるでしょう。
【AFFINGER5の価格】
WordPressテンプレート:13,455円(税抜)
有料3.賢威
3つ目の有料テーマは、賢威です。
個人向けブログ・アフィリエイトや企業・BtoB向けサイトを作りたい方と幅広くおすすめです。
SEO対策が重要視されており、実績・サポート体制が充実しています。
また2019年5月には賢威8正式版がリリースされ、エディター補助機能やテーマ管理も大幅に追加改善されました。
購入者には特設ページが開設されており、賢威の使い方やSEOに関する知識も付けていけるところがメリットです。
【賢威の価格】
マニュアル&テンプレートセット:24,800円(税抜)
まとめ
ワードプレスのテーマを無料・有料でおすすめをご紹介してきました。
それぞれのテーマによって特徴や特色、向いている目的などがあります。
特に初心者は無料テーマを選びがちですが、知識や目指すところによってはサポート力のある有料テーマを選んでも良いと思います。
まずはご自身の作りたいサイトを今一度整理し、どのテーマが向いているのか検討してみてくださいね。