SEO対策関連  2016.5.13

はてなブログでアフィリエイトしてる人を困惑させた「はてなショック」をSEOの観点で考察し保存。【自社保存用】

はてなショック

2016年4月26日にはてなブログを使っていた多くのブログの検索順位に変動が起こった問題。

各所セミナーをしていても

「はてなブログがペナルティを受けましたがどう思いますか?」

という質問が多く出たので、検証し、自社用に保存しておきたいと思います。

またこの記事は特定のALISA会員さん(3人くらい。笑)、弊社スタッフ&僕が見返すための記事なので言い回しとか画像入れとか、誤字とか全然気にすることなく書きますので読みにくいです。

あとこの記事を読まれた方、この記事で書かれていることが正しい!!ということは保証できないのでその点もご了承ください。

はてなブログが支持されていた理由と思われるもの

一気にのし上がってきた、はてなブログ。

CSSナイトでもスポンサーとして来られていたり、「SEOめっちゃ好き!」みたいな人やブロガーさんの間で一気に広まった感があります。

たぶんこんな感じで支持されていたような気がします。

  • CSSナイトで辻さんが監修?している?的なこと言っていた的な?
  • とにかく「はてぶ」がつきやすい
  • しかも2個で新着にのる
  • なので一気にブックマーク数を伸ばせる土壌がある
  • はてぶの評価は結構高い(昔の中古ドメイン使ったサテライトみたいなイメージ)
  • なので、はてなブログで記事書けば検索順位でも上位表示されやすい

みたいなところが支持されていたのかなと思ったりします。

 

自社メディア(記事)で「はてぶ」付いてない記事

問題の2016年4月26日の変動具合を振り返ってみます。

まずは一切「はてぶ」が付いていない記事。

これについてはほとんど大きな変動なし。

赤ワインと肉と毎朝のGRC検証が趣味の僕にとってはこれほどおもしろくない朝はない!って感じの結果。

 

自社メディア(記事)で「はてぶ」がめっちゃ付いてる記事

これも全くと言っていいほどの変動なし。

というか「はてぶ」がめっちゃ付いてる記事って

「アドセンス」
「アフィリエイトブログ」
「ブログアフィリエイト」
「アフィリエイト ジャンル」

というキーワードで狙っているやつしかない。笑

というかいつも思うのが
「アフィリエイトブログ」と「ブログアフィリエイト」っていうキーワードで下記の記事がほぼ同じ順位でランクインしてるけど「検索意図」の観点からみると全く違うのにGoogleさんは同じ検索意図とみているような気がする。


ブログで収入 | アフィリエイトで稼ぐための65の法則
このページさえ見ればブログで収入を得たい初心者アフィリエイターでもアフィリエイトの全体像を把握でき、「何からすれば勉強し」
「何から作業をし」「何が重要なのか」が分かるようにします。客観的で、中立的、また信頼度が高いページを制作することをお約束します。

 

自社メディア(記事)で「はてぶ」がちょっとだけ付いてる記事

これは「アフィリエイトスクール」っていうキーワードで2位の記事が当てはまるわけですがこれは4月25日に2位だったものが4月26日に21位に急落。

その後4月27日に2位に復活。

まぁこんなニッチ過ぎるキーワードなんで、あまり気にしなかったのですがこうやってみるとおもしろいなって思います。
(1記事しかデータないですけど。笑)

パンダアップデートか??

っでこの記事書くまで2016年の3月にパンダアップデートが開始!っていうこと知らなかったわけですが、どうやら3月に開始されたようです。

3月に開始!の「開始」が「アメリカ」なのか「日本」なのか分からないので、というか調べたらすぐ出るんですが興味ないので調べないのですが「アメリカで3月に開始!!」なら4月とか5月に「日本」にきていたはず。

 

奇妙な4月20日の動き

そして、僕4月20日につぶやいたんですよね。

こんな感じで。

「河井さん!本当です!うちのサイトも上がってます!!」
「河井さん!変化なしっす!」
「河井さん!うちのサイト全体的に下降してます!!」

みたいな反応期待した僕ですが

さすが自分で運営しているWEBマーケ協会の会員さんから

「2次会まで飲みに来ないクソ理事」
「21時くらいになったらすぐ帰ろうとするウ〇コ理事」

と言われるだけあって、無反応。

でもこの日は検証しているコンテンツマーケをしている634のキーワードで順位上昇しているものが多かったわけです。

この日の朝はとても嬉しくて嬉しくて毎日昼はほっかほっか亭の「唐揚げ弁当5個入り」なのですが久しぶりに「焼肉スペシャル」を食べました。

 

他の方の記事

こんな方の記事も一応チェックして、参考に致しました!

この記事よりもずいぶん良いです。

是非ご覧ください!
参考サイト検索順位を落としたはてなブログの特徴や順位を回復するために必要な事を述べていくよ踊るバイエイターの敗者復活戦
参考サイトはてなブログの検索順位が低下?独自ドメイン組の影響度はどんなもん?Sin-Space

 

総括してみて考えられること

こういう他の方たちの意見や、自社のメディア、個別に聞いてみたALISA会員さんのサイトの動向などを鑑みると、以下のようなことが考えられると推測しています。

Googleのペナルティではない

「これはGoogleペナルティだ!!」
「ヤバい!ブログがペナってる!!」

と騒ぐ人多いですが、そんなにペナらん。

  • ゴリゴリの自作自演
  • サイトにウィルス仕込んじゃってる
  • 被リンクツール使っちゃってる
  • ツール使って文章書いてる

とかなら分かりますが、今回は

「はてなブログ作って記事書くぞ!ブックマーク付いた!えっ!?2つ付いた!
えっ!?新着乗ってる!!えぇつ!?10個付いて、どんどんふえてった!!」

みたいな感じでしょう。

ペナらないです

はてなブログがダメではない

なので、はてなブログがダメ!という問題ではなさそうな気がします。

少なくとも急落しているもの急落していないものがある状況なので

個別の記事の良し悪しが問われている問題かと。

おそらくパンダの影響も大きい

そして今回はパンダの影響も結構大きいのかなと思ったりしています。

大きな原因ははてなブログからのリンク価値の見直しだと思うのですが、それと負けず劣らずパンダの影響大きいような気がします。

理由についてはこれから1つずつ記載。

個人的な主観やツッコミが甘いものが多いような気がする

はてなブログ使っている人の記事でブックマーク数増えてる記事を見て思うことは以下のようなことです。

「ツッコミが甘い」(深く考察されていない)
「かなり個人的な意見や主観的な意見が多い」
「体験談、経験談で終わっている」

全部の記事がそうとは限らないですし、これらが「悪い」ってことは一切ないです。

むしろ、僕のこのメディアに比べて「すげぇ!」って記事も多々ありますし見てておもしろいですし。

しかもこういうちょっと尖った記事の方がブックマーク数伸ばせます。

そしてブックマーク数が増えることからどんどんこういう記事増えて行きました。

はてなブログはブクマされやすいことからの勘違い

っで独自ドメインしている身からするとうらやましいなと思うのですが「めっちゃブックマーク付きやすい」んです。

しかも2個とかで新着のるんで、ブックマークも増えやすいんです。

しかも

「主観的な記事」「尖った記事」「あえてこう!みたいな記事」

の方がブックマーク数伸びやすいんです。

たぶんここで「勘違い」が起こってしまっているような気がしなくもないなと。

だってブックマーク数が多ければ多い方がアクセスが集まり、検索順位も上がるので「正解」なわけです。
(4月26日までは)

なので

「検索意図」とか関係なしで

「オモシロ記事書いてブックマーク数増やせ」
「尖った記事書いてブックマーク数増やせ」

みたいな風潮になっていたような気がします。

バズる記事と上位表示される記事は違う

もちろんこの考えは間違っていないです。

だって、サイト内の1つ2つの記事がバズって「はてぶ」数が増えれば、サイト全体の価値が上がるんで、検索意図を見対している記事は上がってきます。

その記事に「はてぶ」が付いていなくてもボディーブローのようにジワジワ聞いてきて1位に来ること多いです。

でもやっぱ自社のサイトを見ていても

「上位表示できる記事」

「バズる記事」

は違うように思います。

逆に言えば「上位表示を狙う記事」は「検索意図」を考えると尖った記事よりも「置きにいった記事」になることが多いです。

検索意図を満たすためには様々な事象を様々な角度で言及したり、「フツー」のことも書かないといけないのです。

だからちょっとバズりにくいです。

「はてぶ」が異様につきやすい、はてなブログをお使いの人は「検索意図を考えた記事」で上位表示していたのではなく「尖った主観的な記事」や「読み物として面白い記事」をバズらせて「はてぶ」の力で上位表示していたように思います

だからこそ、「はてぶ」の力が是正され、パンダアップデートが行われた時期に一気に順位が落ちたのではないかと思ったりしています。
(とか言いながら、この見解、めっちゃ主観的なんで。笑)

はてぶから派生してリンク数上昇した記事は特に影響なし

そして色々調べていると「はてぶ」から派生して、様々なところでも紹介、コメント、オススメされ「はてぶ」以外のリンクを受けた記事は特に影響がないようでした。

例え「はてぶ」のリンクパワーが是正されたとしても、他のサイトからリンクを増えているので特に影響がなかったのでしょう。

また圧倒的に「はてぶ」数が多いモノはやっぱり戦略的に、SEO的にもよく考えられているなと思うものが多かったです。

検索意図
タイトルの最適化
記事のコンテンツ

など。

そういう意味でも「はてぶ」数がめちゃくちゃ多いモノは残っているのかなと。

はてぶ住民しか興味を示さずリンク数を増やせなかった記事が是正

逆にはてなブログの力を使って「無理矢理」小さくバズった記事は影響を受けやすかったのかなと。

弊社では新着エントリーにのったのに9個で止まっているもの人気エントリーにのったのに10数個でブックマークが止まっているものはそもそも「記事」自体がつまらないと言う烙印を押します。

それらの特徴をもつ記事を酷評しているのではありません。

あくまでも自社での指標です。

自社では「新着エントリー」に入ったのに50以上行かない記事は基本的に「コンテンツが悪かった」と反省する材料にしています

このような記事はそもそもコンテンツがあまり良くなく「はてぶ」数も少なく派生的なリンクもないのに、過剰な評価をされていた「はてぶ」の力が落ちた時は順位下降しても何らおかしな事象ではないと思います。

そしてさらに逆を言えば「はてぶ」数が少なく、なお「はてぶ」の評価が下がったのに狙っているキーワードで上位表示できている記事は「検索意図」を満たせている証拠だと思います。

それらの記事は

  • 検索意図が変わる
  • もっともっと検索意図を満たせている記事が出来上がる

まで上位にいると思います。

 

弊社が今後「はてなショック」みたいなものに巻き込まれないための行動指針

この記事自体、自社の考察用であり自戒の念を込めた記事ですが一応忘れないために書きます。

バズるせる記事と上位表示させる記事を分ける

サイト価値を高めるために「はてぶ」数を増やす記事(バズらせる記事)はSEO的に捨てる。

それらの記事で上位表示することは望まない

これくらい吹っ切れた方が「はてぶ」数も集まりやすい。

さらにこれらのバズる用の記事に「はてぶ」がたくさんついてくれれば、他の記事も相対的に上がってきてくれる。

逆にSEO対策で上位表示させる記事や収益化を目的とする記事は「バズ」は諦め検索意図を満たすことに焦点を置く

その結果、バズが起こればなおOKとする。

なお、だいぶと上位表示を目的とした記事をバズらせるノウハウも付いてきた。

はてぶに頼りすぎないようにする

「はてぶ」からのリンク価値は以前として高い。

以前のように極度に高いからは下がったのかもしれないが、高い。

よって「はてぶ」を獲得することは求めるのの、「はてぶ」だけでOK!はしない。

「はてぶ」から派生し「賛同」「批判」問わず様々なメディアで言及されることも目標にする。

ソーシャルシグナルを高めるために随時PDCA

様々なメディアで多種多様な分類の記事をアップし、Facebook、Twitter、はてぶ、インスタでの反応を見る。

どのような記事がどのようなSNSでウケるのかを自社のノウハウとして構築することができればメディア運営に役立つ。

あとALISA会員さんにもシェアできる。

継続的、多角的、客観的、主観的、スパム、ホワイトの順位検証をする

様々な条件、様々なサイト、様々な対策を行い、継続的に効果検証する。

他のコンサル、業者、アフィリエイターの個人的な見解に振り回されない。

世間の声、Googleの発表は誰かが教えてくれるので無視

と言った意味で、今後も継続的にSEOのノウハウは仕入れない。笑

重要なことはALISAの会員さんが僕を心配してくれて

「河井さん。〇〇がスタートしたの知ってます?」
「河井さん。Googleがアップデートしたみたいですよ」

と教えてくれる。(情けない)

さすがに

「河井さん、GoogleウェブマスターツールがGoogleサーチコンソールに変わったの知ってます?」

って言われた時は「それは知ってます!」と爆笑しましたが。笑

自社の検証データのみを信じ、教えてもらった事柄と照らし合わせる

ということで今回のように自社のメディア(アフィリサイトも含めて)で検証しまくって

  • こういう対策まだ使えるんだ
  • これ意外とよくない!?
  • これ全然効果ないじゃん!
  • こういう記事バズりやすい
  • こういう記事上がりやすい

を集めて

  • 教えてもらったこと
  • ネットで目につくこと(今回のはてぶショックのように)
  • Googleが発信したこと

と照らし合わせて

さらにノウハウを高めて行き、自社のメディア運営に活かす。

以上。

お詫び
冒頭でもお話しましたが、ここで書かれていることは自社の検証データ等を元にした自社が勝手に推測しているものですので、正しいとは限りません。
予めご了承ください。