【ワードプレスの使い方全集】今すぐサイト・ブログを開設しよう
ワードプレスの使い方が分からなくてお悩みですね。
ワードプレスでサイトやブログを開設するためには、インストールや初期設定が必要です。
今回は、ワードプレスが使えるようになるための設定方法や記事の投稿方法を分かりやすく解説!
この記事を読めば、すぐにでもワードプレスでブログやサイトを開設できます。
これからワードプレスを使う人は、参考にしてくださいね!
目次
ワードプレスで記事を投稿するまでの4ステップとは?
ワードプレスで記事を投稿するには、以下の4つのステップで行っていきます。
- ワードプレスをインストールする
- 初期設定を行う
- テーマをダウンロードしてデザインを決める
- 記事を投稿する
まずはサイト・ブログ開設の大まかな流れを確認しておきましょう。
ステップ1.ワードプレスをインストールする
まず、ワードプレスをインストールして、ワードプレスを使える環境を作りましょう。
ワードプレスとは、ブログやサイトを作成することのできるコンテンツ管理システムです。
無料のソフトウェアで、誰でもダウンロードすることができます。
しかし、ワードプレスをインストールするだけでは、ブログやサイトを公開することはできません。
ワードプレスをレンタルサーバーに入れ、ドメインを紐づけてサイトを公開する必要があります。
詳しくは、後の『まずはワードプレスをインストールしよう』で確認していきましょう。
ステップ2.初期設定を行う
ワードプレスをレンタルサーバーにインストールできたら、初期設定を行っていきましょう。
初期設定では、ブログやサイトの名前を決めたり、記事のカテゴリー分けの設定を行います。
インストール後すぐに初期設定をすることで、綺麗に整理されたサイト・ブログを公開できます。
詳しくは、後の『ワードプレスに欠かせない最低限の5つの初期設定』で確認していきましょう。
ステップ3.テーマをダウンロードしてデザインを決める
つづいて、ワードプレステーマをダウンロードして、ブログやサイトのデザインを決定していきます。
ワードプレステーマとは、ワードプレスに適用されるサイト全体のテンプレートです。
テーマなしだと、1からHTMLやCSSを使ってレイアウトやデザインをしていかなければなりません。
しかし、テーマを入れることでエンジニアやデザイナーなしで、外観の整ったサイト・ブログが作れます。
自分でHTMLやCSSを使ってサイト構築できる人以外は、テーマをインストールすることが一般的です。
詳しくは、後の『ワードプレステーマを設定するための使い方』で確認していきましょう。
ステップ4.記事を投稿する
ここまで準備できたら、記事を投稿しましょう。
せっかくワードプレスで記事を書くのであれば、文字だけでなく画像を入れたり文字装飾を使ったりして、読みやすい記事を目指すべきです。
また、内容は読者の悩みを解決したり、ためになる知識・情報を伝えたりするなど、読まれる記事を目指しましょう。
どのような人に記事を読んで欲しいのかを意識して記事を書くことで、より多くの人に読まれるサイト・ブログ作りができます。
詳しくは、後の『記事を投稿するために知っておくべきワードプレスの使い方』で確認していきましょう。
まずはワードプレスをインストールしよう
全体の流れを確認できたら、早速ワードプレスをインストールしていきましょう。
ワードプレスをインストールするためには、以下の5つの手順が必要です。
- レンタルサーバーを契約する
- 独自ドメインを取得する
- サーバーと独自ドメインを連携させる
- ワードプレスをインストールする
- ワードプレスにログインする
ただワードプレスをインストールするだけでは、サイトやブログの運用に使うことができません。
しっかりと確認していきましょう。
手順1.レンタルサーバーを契約する
まずは、レンタルサーバーを契約しましょう。
レンタルサーバーとは、ワードプレスソフトやサイト運営で必要なデータを保存する場所です。
レンタルサーバーは、初期費用0〜3,000円、月額500〜1,200円程度で契約できます。
多くのレンタルサーバーがありますが、以下の記事で紹介されているサーバーを参考に自分に合うサービスを選びましょう。
手順2.独自ドメインを取得する
レンタルサーバーの契約ができたら、独自ドメインを準備しましょう。
ドメインとは、サイトやブログの住所のことです。
どのメディアにもhttp://XXXXX.co.jpというアドレスを持っています。
XXXX.co.jpの部分が独自ドメインです。
自分のブログやサイトの名前と連動させておくと、読者に覚えてもらいやすいので事前に考えておきましょう。
ドメインの取得には、登録料100〜3000円、年間管理費1,000〜3,000円程度かかります。
ドメインの取得方法については、以下の記事を確認してください。
手順3.サーバーと独自ドメインを連携させる
独自ドメインを取得したら、レンタルサーバーと独自ドメインを連携させましょう。
まずは、ドメインのネームサーバーを設定します。
取得したドメイン屋さんのマイページの「ネームサーバーの変更」の項目からレンタルサーバーのアドレスを入力すれば変更完了です。
つづいて、レンタルサーバーのマイページから「独自ドメイン」の項目を選び連携の設定を行いましょう。
以上で、サーバーとドメインの紐付けができました。
手順4.ワードプレスをインストールする
ここまでできたら、ワードプレスのインストールを行いましょう。
ワードプレスの公式サイト(日本語版)からワードプレスをダウンロードし、ZIPファイルを解凍しておきます。
解凍したワードプレスのデータをレンタルサーバーにアップロードします。
FTPクライアントを利用したアップロードの方法は、以下の通りです。
- FTPクライアントからホスト名・ユーザー名・パスワードを入力してレンタルサーバーへアクセスする
- ディレクトリを作成して、分かりやすい名前を設定する
- 作成したディレクトリファイルを開ける
- ディレクトリファイル内に解凍したワードプレスデータを全てアップロードする
ワードプレスのデータ量は大きいので、完了までに少し時間がかかります。
手順5.ワードプレスにログインする
最後に、ブラウザからワードプレスにアクセスしてログインしましょう。
URLは、「http://独自ドメイン/ディレクトリ名」です。
アクセスするとメッセージが出てくるので、「設定ファイルを作成する」→「さあ、始めましょう!」の順番にクリックしましょう。
すると、以下の情報を入力する画面に切り替わります。
データベース名 | ワードプレスで使用したいデータベースの名前 |
---|---|
ユーザー名 | データベースのユーザー名 |
パスワード | データベースのパスワード |
データベースホスト名 | データベースのホスト名 |
情報が分からなければ、利用しているレンタルサーバーにログインして確認しましょう。
入力後、「インストール実行」をクリックして、さらに「以下の情報を入力します。
サイトのタイトル | サイトやブログのタイトル・題名 |
---|---|
ユーザー名 | 管理画面へログインするときのユーザー名 |
パスワード | 管理画面へログインするときのパスワード |
メールアドレス | ワードプレスに関するメッセージを受け取るためのメールアドレス |
検索エンジンでの表示 | 検索サイトで検索された時、表示されても良いか |
入力できたら、「WordPressをインストール」をクリックしましょう。
「成功しました!」と表示されると、ワードプレスのインストールは完了です。
そのまま「ログイン」をクリックすると、管理画面へ入ることができます。
ワードプレスに欠かせない最低限の5つの初期設定
ワードプレスの管理画面にログインできるようになったら、まずやっておきたい5つの初期設定を済ませてしまいましょう。
- サイト名とキャッチフレーズ
- ワードプレスアドレス
- カテゴリー
- パーマリンク
- トップページ
これらの初期設定をしておくことで、スムーズなサイト・ブログの運営が可能です。
順番に確認していきましょう。
設定1.サイト名とキャッチフレーズ
まず、サイト名とキャッチフレーズを設定しましょう。
サイト名は、以下のようなポイントを意識することをおすすめします。
- どのような情報が知れるのか分かる
- 覚えやすい
- 長いサイト名でも略しやすい
これらのポイントを意識すれば、読者の印象に残りやすいです。
また、サイト名と一緒に四十文字程度のキャッチフレーズを付けておくことで、よりどんなサイトなのかを伝えやすくなります。
サイト名とキャッチフレーズは、以下の手順で設定しましょう。
- 管理画面の「設定」→「一般」をクリック
- 「サイトのタイトル」にタイトルを入力
- 「キャッチフレーズ」にサイトの説明を入力
- 「変更を保存」をクリック
以上で設定完了です。
設定2.ワードプレスアドレス
ワードプレスアドレスとは、ワードプレスをインストールした場所を表すアドレスのことです。
SSL化をした場合、ワードプレスアドレスを書き換えなければなりません。
というのも、「http://」の部分が「https://」に変わるからです。
以下の手順で設定できます。
- 設定画面の「設定」→「一般」をクリック
- 「WordPressアドレス(URL)」を書き換え
以上で、設定完了です。
万が一、間違ったアドレスを入力するとあなたのサイトにアクセスできなくなるので注意しましょう。
管理画面にはアクセスできるので、同じ手順で正しいアドレスを入力すれば問題ありません。
設定3.カテゴリー
カテゴリーとは、記事をジャンルごとに分ける機能のことです。
たとえば、旅ブログを書くにしても「テーマパーク」「温泉」「自然」などのジャンルに分けることで、読者が関連記事にたどりやすくなります。
カテゴリーは、以下のように設定可能です。
- 管理画面の「投稿」→「カテゴリー」をクリック
- 「カテゴリー新規作成」からカテゴリー名・URL・カテゴリーの説明を入力
- 「新規カテゴリーを追加」をクリック
以上で、新しいカテゴリーを作ることができます。
ちなみにカテゴリーのURLとは、記事のURLに入る文字列のことです。
たとえば、「http://独自ドメイン/category/themapark/パーマリンク」というURLとなります。
分かりやすい英数字の配列を考えましょう。
設定4.パーマリンク
パーマリンクとは、1つ1つの記事に与えられるURLのことです。
何も設定しなければ、「http://独自ドメイン/p=(投稿ナンバー)」となります。
設定なしでも記事の投稿はできますが、ランダムな数字だと記事を読む人が記事の内容を理解しづらいです。
そこで、パーマリンクを変更するサイト運営者はたくさんいます。
パーマリンクは、以下の5つのルールの中から選ぶことができます。
基本 | http://独自ドメイン/p=(番号) |
---|---|
日付と投稿名 | http://独自ドメイン/(年)/(月)/(日)/(記事タイトル) |
月と投稿名 | http://独自ドメイン/(年)/(月)/(記事タイトル) |
投稿ID | http://独自ドメイン/archives/(番号) |
投稿名 | http://独自ドメイン/(記事タイトル) |
投稿名がパーマリンクに入る場合は、個別の投稿記事から設定することが可能です。
パーマリンクのルールの設定は、以下からできます。
- 管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」をクリック
- 「投稿名」などを選んで「変更を保存」をクリック
以上で設定完了です。
もし、パーマリンクをどのように設定するか悩むなら以下の記事を参考にして下さい。
設定5.トップページ
サイトやブログのトップページに表示する内容を決めましょう。
具体的には「最新記事」もしくは「固定ページ」を選べます。
ブログやメディアなど記事を読んでもらいたいサイトであれば「最新記事」、商品やサービス、団体を知ってもらうためのサイトであれば「固定ページ」がおすすめです。
何も設定しなければ、トップページに最新記事が複数表示されるようになっています。
固定ページを表示させたいのであれば、以下のように設定をしましょう。
- 管理画面の「設定」→「表示設定」をクリック
- 「ホームページの表示」から「固定ページ」を選択
- 固定するホームページと投稿ぺージを選択
- 「変更を保存」をクリック
以上で、設定完了です。
ここまで、最低限初めに設定しておきたい初期設定を解説しました。
ワードプレスでサイト・ブログ運営をするのであれば、他にもやっておきたい初期設定があります。
くわしくは、以下の記事を参考にしてください。
ワードプレステーマを設定するための使い方
初期設定が終わったら、ワードプレステーマを設定しましょう。
ワードプレステーマを設定しなければ、色味のない質素なWEBページになってしまいます。
ワードプレステーマの設定方法は、以下の3つのSTEPに分けられます。
- 追加するテーマを決める
- プレビューを確認する
- インストールして有効化する
順番に確認し、自分好みのデザインに仕上げていきましょう。
STEP1.追加するテーマを決める
まず、どのワードプレステーマを使うかを選びましょう。
WEBサイトで検索をすると、たくさんのワードプレステーマが配信されています。
有料のものもあれば、無料のものもあるので悩む人は多いでしょう。
しかし、デザインだけでなくSEO対策やCVボタンなど機能性にも注目することをおすすめします。
もし、追加するテーマに悩むのであれば、以下の記事を参考にしてください。
STEP2.プレビューを確認する
続いて、ワードプレスの管理画面からプレビューを確認しましょう。
手順は以下の通りです。
- 管理画面の「外観」→「テーマ」をクリック
- 「新規追加」をクリック
- 気になるテーマの「プレビュー」をクリック
すると、どのような表示になるのかを確認できます。
STEP3.インストールして有効化する
プレビューの上、気に入ったら左上の「インストール」をクリックしましょう。
ダウンロードを確認したら「有効化」をクリックします。
すると、テーマが自分のサイト・ブログに反映されるので確認しましょう。
記事を投稿するために知っておくべきワードプレスの使い方
ここまで設定できたら、やっと記事の投稿ができます。
記事の投稿をするには、以下の3つの使い方を知っておきましょう。
- 投稿から新規作成する
- 文字に装飾を入れる
- 画像を挿入する
詳しく確認していきましょう。
使い方1.投稿から新規作成する
記事を投稿するときは、管理画面の「投稿」から「新規作成」をクリックしましょう。
すると、投稿画面に移動します。
まず、以下の手順で設定をしましょう。
- タイトルを決定する
- パーマリンクを決定する
- カテゴリを設定する
- タグを設定する
- アイキャッチ画像を設定する
また、本文執筆をする際には、以下の2つのモードがあります。
ビジュアルエディタ | 自動でHTMLに変換してくれるモード |
---|---|
テキストエディタ | HTMLを書いて記事を作成するモード |
ビジュアルエディタは公開される表示のまま編集できるので、使いやすいです。
一方、細かい設定をするときにはHTMLを直接触る方が良いときもあります。
編集しやすい方法で記事を作成していきましょう。
モードの切り替えは、本文を執筆するボックスの右上のタブで行います。
使い方2.文字に装飾を入れる
本文を書いたら、文字に装飾を入れて読みやすい記事に仕上げていきましょう。
たとえば、以下のようなことができます。
- 文字サイズの変更
- 文字カラーの変更
- 文字に背景色を入れる
- 太文字にする
- 箇条書きにする
また、ワードプレステーマによっては、マーカーを引いたりボックスを挿入できたりします。
装飾を活用して、読みやすい記事を作成しましょう。
使い方3.画像を挿入する
最後に、画像も挿入しましょう。
画像は、新規投稿ページの左上にある「メディアを追加」から挿入できます。
手順は以下の通りです。
- 「メディアを追加」をクリック
- 挿入したい画像をドラッグ&ドロップでアップロード
- アップロードされた画像を選択して「投稿に挿入」をクリック
以上で、記事本文に画像を挿入できます。
適度に画像を入れることで読者の目を休ませたり、注目を集めたりすることが可能です。
図にした方が伝わりやすい箇所は図を作って、読者に寄り添った記事作りをしましょう。
まとめ
ワードプレスでサイトやブログを開設するためには、インストールや初期設定が必要です。
インストールから記事投稿までの流れが分かれば、あとは実践するのみ!
早速ワードプレスをインストールして、ブログやサイト作りの一歩を踏み出してください。
ワードプレスの使い方をマスターして、多くの人に読んでもらえる記事を投稿しましょう。