SEOのキーワード選定 | アフィリエイトサイトのキーワードリスト制作方法
アフィリエイトサイトを制作する時に
・どういうキーワードで上位表示すればいいのか
と悩んでいるアフィリエイターさんのために
「キーワードリストの作り方」をご紹介していきたいと思います。
目次
SEOで上位表示するべきキーワードの考え方
アフィリエイトで収益を上げたいのであれば、戦略を立てアフィリエイトサイトを運営していかなければなりません。
- 関係無いキーワードで上位表示
- 検索されていないキーワードで上位表示
しても意味がありません。
自分が運営するアフィリエイトサイトと
- 関連したキーワード
- 集客できるキーワード
- 収益があがりやすいキーワード
をリストアップし記事を書いていくことで、スムーズに集客&収益化することができます。
売りたい商品又はジャンルを明確にする
まず上位表示したいキーワードをピックアップする前に、アフィリエイター自身が「どういう商品やジャンルでアフィリエイトしたいのか」を明確にしなければなりません。
弊社の事例
弊社の場合、広告主様から固定費を頂いてアフィリエイトサイトを構築することがほとんどです。
例えば
- プラセンタサプリが売れるアフィリエイトサイトを作って欲しい
- オールインワンゲルが売れるアフィリエイトサイトを作って欲しい
- 様々な美容商品を取り扱っているので女性向けの美容メディアを作って欲しい
というような依頼です。
弊社では月額30万円~+アフィリエイト報酬という条件でこれらの案件を進めていきます。
例えば「プラセンタサプリ」を売るアフィリエイトサイトを制作する場合は
・プラセンタ関連キーワード
を真っ先にキーワードリスト化します。
しかし「プラセンタ」という言葉が入るキーワードは意外と少なく毎月15記事~30記事を更新していく時に困ります。
そこで他社のプラセンタサプリを含め合計5社のプラセンタサプリを購入し、同梱物をチェックし「悩み系キーワード」を模索していくことにしました。
悩みからキーワードをピックアップ
「プラセンタ」関連のキーワードで記事を書きづらい場合は、「プラセンタサプリを買う人がどのような悩みを持っているのか」をリサーチしてキーワードをピックアップしていきます。
実際に5社のプラセンタを取り寄せ同梱物をチェックしました。
- 自宅でできるシミケア対策
- 紫外線の対策方法
- 40代からのくすみ対策
などのパンフレットや冊子などがたくさん入っていました。
これらの情報から
「美白」「シミ」「くすみ」関連のキーワードで攻めていくことにしました。
成分からキーワードをピックアップ
その他にも成分からキーワードリストを制作する場合もあります。
例えばクライアント様のオールインワンゲルに
「コラーゲン」「セラミド」「ヒアルロン酸」が入っているとします。
このような場合「コラーゲン」「セラミド」「ヒアルロン酸」でキーワードプランナーを回して記事を書けそうなキーワードをピックアップしていきます。
キーワードをしっかり狙った時のサイトとそうでないサイト
はじめに上位表示するべきキーワードをリスト化し、そのリストを見ながら記事を書いていけば、記事数とともにPV数が増えるサイトになります。
しかしキーワード戦略なしに、やみくもに記事を書いていった場合はどれだけ記事が増えてもPV数が増えることはありません。
キーワードリストを制作しサイト運営した事例
下記の画像は弊社がキーワードリストをしっかりと制作し、メディア運営しているオールインワンゲルのサイトです。
上記の画像のように記事数が増えるごとにそれらの記事は狙っているキーワードで上位表示をしていくのできれいに成長をしてくれます。
キーワードリストなしに、サイト運営した事例
下記はテスト的にキーワードリストを一切構築せずに、メディア運営している美容メディアです。
上記の画像のように記事が増えても「ほとんど検索されないキーワード」でしか上位表示されていないのに、検索数が増えません。
検索エンジンを汚すか汚さないかは運営者次第
このようにキーワードリストをしっかりと作って、それらのキーワード全てで上位表示することを目的にサイトを運営していくのですが
この手法を使って、情報が薄かったり、情報の正当性が疑わしいサイトを作ってしまうことは検索エンジンを汚すことになります。
様々なキーワードで上位表示しようと思うこと自体が検索エンジンを汚すのではなく、検索エンジンを汚すのは皆さんがこれから書こうとしている記事次第ということになります。
Googleキーワードプランナーの使い方
では次にGoogleキーワードプランナーの具体的な使い方についてお話していきます。
キーワードツールはたくさんありますが、弊社ではGoogleのキーワードプランナーだけを使っています。
まずは大量の複合キーワードをピックアップ
まずは狙いたいキーワードジャンルの複合キーワードをピックアップしていきます。
この時、上の画像のように、「入力した語句を含む候補のみを表示」にチェックすると
「乾燥肌」という言葉が含まれた複合キーワードのみが表示されます。
複合キーワードが出ない場合
この時、複合キーワードが出ない場合、キーワードオプションの「アダルト関連の候補を表示」という箇所をオンにすると出る場合があります。
例えば「バストアップ」というキーワードを探そうとすると複合キーワードが出てこないのですが、「アダルト関連の候補を表示」にチェックを入れると出るようになります。
Googleキーワードプランナーで具体的な数値が出ない場合
Googleキーワードプランナーを使って、キーワードをピックアップしようと思った時に、月間平均検索ボリュームの箇所が
「10~100」などのように具体的な数値が出てこない場合の対処法をよく聞かれます。
現在は実際にGoogleのAdWords広告で広告を使っていないと、あいまいな表示になってしまいます。
Googleの友人に確認したところ、アメリカでは月間1ドル以上の広告出稿で検索ボリュームが具体的になるということのようです。
日本においては明確には分からないという回答をもらいました。
ALISA会員や弊社の場合
弊社の場合、アフィリエイト会員サービス「ALISA」を運営しておりますので、そのALISAの公式サイトを広告出稿しています。1日300円、月間9,000円ほど広告を出しています。
この広告で具体的な数値がでました。
またALISA会員さんに聞いてみると月間300円くらい広告をだせば具体的になったという報告も上がっています。
一般的な対処法
GoogleAdWordsではアフィリエイトサイトを広告できないので※「アフィリエイトサイトを広告して具体的な数字を表示させる」ということができません。
ALISA会員さんに色々聞いてみると以下のような対応をして数値を具体化しているようでした。
- 家族、親戚などが経営しているお店や会社の広告を月数百円出す
- 友人が経営している飲食店の広告を出す
- アフィリエイト仲間がやっているアフィリエイトビジネス以外の広告を出させてもらう
いずれも月300円~1000円程度の広告を出しているようです。
※絞り込み検索を入れる。月間50万程度の広告を出す。
などであればGoogleのAdWords担当者がついて、広告出稿に向けてアテンドしてもらえます。
キーワードリストの作り方
では次に先ほどピックアップした複合キーワードのリスト化方法をご紹介していきます。
キーワードリストを作る理由
先ほどの手法でたくさんのキーワードをピックアップするのですが
「検索意図が一緒」
「検索意図が似ている」
キーワードがたくさん出てきます。
例えば
「乾燥肌 セラミド」というキーワードの検索意図と
「セラミド 乾燥肌」というキーワードの検索意図は
ほとんど同じです。
このように前後反対になっているキーワードはほとんど同じ検索意図だと推測されます。※
※「マック赤坂」「赤坂 マック」など検索意図が全く違うキーワードもあります。
このように検索意図が同じキーワードに対して
「乾燥肌 セラミド」で上位表示するための記事を執筆
「セラミド 乾燥肌」で上位表示するための記事を執筆
ということにならないようにリスト化していくのです。
このような行為は無駄な記事が増えるだけ、時間の無駄になります。
キーワードリストを公式サイトはこちらにする
まずは先ほど出たキーワードリストのCSVを公式サイトはこちらにします。
こんな感じでデータをCSVで見れます。
キーワードを検索意図でまとめる
これらのキーワードを検索意図が一緒と判断できるものをまとめていきます。
弊社ではCSVで出力したキーワードをクレセントイブというテキストエディターにコピーしてまとめていきます。
検索機能があるので、検索意図が同じキーワード郡を探しやすいです。
キーワードリストを作る
このような手法で検索意図をまとめて、下記のエクセルのようなキーワードリストを制作します。
またこのキーワードリストでは
- 進捗状況
- お願いしたライター名
- それぞれのキーワードで狙っている記事のURL
がひと目で分かるようになっています。
キーワードリストのメリットや使い方
このようにキーワードリストを初めに作っておくとスムーズに記事執筆をすることができます。
また、執筆する全ての記事において、上位表示したいキーワードが明確なので無駄がありません。
このような工程なしに何となく毎月20記事、30記事と書いても集客&収益には程遠いです。
過去のSEO対策のようにトップページだけを1つ2つのキーワードで上位表示させる手法では、集客数に限りがあります。
また最近のGoogleの検索結果をみていると分かるように、かなり不安定なので、様々なキーワードで上位表示して、集客していくことが重要です。