アフィリエイター向け  2016.4.12

ランサーズ | 記事作成をライターに外注する時のポイントを教えよう。

「何じゃこの記事!!」
「突然ライターと連絡が途絶えた」
「納期が守られない!!」
「コピペ記事じゃん!!」
「ライターさんの管理とやり取り面倒くさすぎる!」

そんな悩みを持っているアフィリエイターも多いですよね。

というわけでこの記事では

  • 募集時の条件
  • 選考する時のポイント
  • サンプル記事チェック
  • 記事の目次提出
  • 記事の外注開始
  • 開始後のアフターフォロー

これらのことができるように、順番に色々書いていきたいと思います。


 

目次

コンテンツマーケティングで重要になっている記事の質


最近、みなさんも「コンテンツ良かったらこんなに上位表示されるんだ!」ってけっこう気づいてきているのではないでしょうか?

弊社でも「こういうこと書いたら、5位以内には入るかな??」という記事は大体1位~5位までにインデックスするようになりました。

というわけで・・・

今回は

コンテンツマーケティングの威力は十分理解できているけれど、自分ではなかなか書く時間がない!!

というトップアフィリエイターさん向けにランサーズなどのクラウドソーシングを使い「記事を外注化させるノウハウ」をご紹介させて頂きます。

 

記事執筆を外注するメリット・デメリット


自分で記事を書くのではなく、外注する時のメリットとデメリットをご紹介します。

この辺は皆さん知っていること多いと思うので、さらっと流します。

メリット

まずメリットは以下の通りです。

  • 自分で記事作成する手間が省ける
  • ロングテールを狙ったコンテンツマーケティングを容易に実践できる
  • アフィリエイト報酬の伸び率が飛躍的に上がる
  • 記事投稿も「外注」できれば、ほとんどやることがなくなる

この辺でしょう。

だいたい200記事くらいあれば20,000PV~500,000PVくらいの間になるでしょう。
(すっごいざっくりしていてすんません。)

もちろんWEBライダーの松尾さんのところみたいに数十記事で数十万PVなんて神の領域としか言いようがない実績を外注ではやるのは不可です。

松尾さんのTwitterとかFacebookとかを見ていると1記事にかけるパワーがエグイくらい半端ないので、それを「さらっと外注で済ます!」みたいなことは難しいです。

例えるならTOKIOがラーメン作る時に小麦から育てるのと同じように松尾さんは1記事の中の「1フレーズ」「1単語」「言い回し」「装飾」「文法」とか色々やってはります。

デメリット

では記事を外注化させる時のデメリットです。

  • お金がかかる
  • ライターさんとのやりとりが面倒くさい
  • コピペチェックという煩雑な作業が待っている
  • ダメなライターと契約すると、その記事は使えない。

こんなところでしょう。

特に「誰にも会わず、黙々と作業ができる」ということからアフィリエイトを始めた方は「ライターさんとのやりとり」に手こずるはずです。

ちなみに僕の知り合いで月商500万くらいのアフィリエイターさんがいるんですが

この前お寿司食べに行って「〇〇君って記事外注する時ってさぁ・・・」みたいな話をしたら

「いや、僕外注してないっす。全部自分で書いてるっす。」って言うてて、ビックリしすぎてノドから海老が出そうになったのを覚えています。

まぁこういうアフィリエイターさんもいるので必ず外注しなければならないということはないんです。笑

 

オススメの外注サービス2つ


では次に有名どころの外注サービス紹介します。

・ランサーズ
・クラウドワークス

この2つで十分でしょう。

この2つが直接ライターさんとやりとりして記事を外注できるサービスです。

その他shinobiライティングなどのサービスはその会社がライターさんに指示出しをして、コピペチェックをして記事を納品してくれるというサービスです。

このようなサービスを「記事作成代行サービス」と言います。

 

質の良い記事を納品してほしい時の条件や募集の仕方


じゃあ早速、ランサーズ、もしくはクラウドワークスなどのクラウドソーシングというサービスを使ってライターさんを探す時の方法に移って行きます。

  • サービスの登録方法
  • 管理画面の使い方

などは死ぬほどネット上にあると思うので割愛します。

ちなみに弊社はランサーズ一本でお願いしているのでランサーズの話になります。

単価について。1文字あたり何円くらいがベストか。

まず文字単価ですが

1000文字以下は0.5円~1円

2000文字程度は1円~1.5円

3000文字程度は2円~5円

くらいのイメージをしておいた方が良いでしょう。

500文字や700文字などの短い記事は「ノマド!!やっほ~!スタバでMacいじるぜ~!」というライターさんでも書けるので1文字あたり1円を切ることもあります。

しかし3000文字とか4000文字など文章は「ノマドやっほ~!」のライターさんでは書けないため単価は上がります。
(それでも1文字2円は安い方)

ちなみに3000文字以上の記事を適当にライターを選定してお願いすると

よくぞまぁ、こんなに内容の薄い文章3000文字かけたな

という逆に感心するレベルの記事が上がってくることが多いので注意が必要です。

例えばこんな記事です。

MEMO
・内容が薄すぎるのに4700文字ある至極の1記事
(ちなみに目次は発注側が指定しています。)

支払は「1文字あたり」ではなく「1記事あたり」

また報酬体系については1文字あたりの報酬額ではなく

1記事 2000文字以上 2,000円」というような体系でお願いするようにしましょう。

1文字あたりの単価で計算するのは面倒くさいですし1文字あたりの報酬でお願いすると「無駄な導入文書」「無駄な言い回し」が多くなります。
(だって無駄な100文字でも100円になりますから。)

サテライトサイトはできればshinobiライティングで

サテライトサイトの記事を作る時にランサーズの「タスク方式」でやっている人多いと思いますが「コピペ記事」とか「サテライトでも使えない、うっすい内容の記事」が納品されやすいので、避けましょう。

この辺はコピペチェック後に納品してくれるshinobiライティングを利用するのが良いでしょう。

こちらが運営しているサイトを見せる

ライターさんもどのようなサイトに掲載するための記事でそのサイトには他にどんな記事があるのかが理解できた方が記事を書きやすいです。

もし公開できるのであれば自分のサイトを公開して「このサイトに掲載する記事です」と言いましょう。
(ちなみにランサーズから1リンクゲットできます。笑)

ライターさんが1カ月に納品できる記事数の目安

ライターさんもあなたのためだけに記事を書いているのではなく優秀なライターさんほど色んな企業に記事を納品しています。

1文字あたり1円~2円の相場はライターにとって「素晴らし過ぎる案件」ではないため優先度は落ちます。

よって1カ月で5記事~10記事程度の時間くらいしか割いてくれないでしょう。
(長く相互に信頼関係がある場合は除く)

指定する文字数によってライターの応募率が変わる

弊社の肌感覚としては

「2000文字」というのが一つの区切りかなと思っています。

2000文字程度の質の良い記事を書けるライターさんは多く存在し応募も多い傾向にあります。

逆にこれが3000文字になると応募数も減り、しっかりライターさんを選定しないとダメな記事が上がってくるように思います。

 

質の良い記事を納品してくれるライターを選考する時のポイント


では次に

  • 応募して頂いたライターさんの選考方法
  • 求める実績、優遇するべき経験

などをご紹介します。

ビジネスコミュニケーションができているか

そもそも「良い記事をかけるか」の前に「記事を書く側」と「記事を書いてもらう側」のビジネスになるので、しっかりとしたコミュニケーションを取れる人なのか見極めましょう。

絶対に良い記事が上がってこない提案

そもそも応募の際に色々質問をしているのにその質問に一切答えず、提案だけしてくるタイプ。

おそらく片っ端から提案している。

良い記事が上がってくる提案

過去の経歴や実績をしっかりと提示してくれている。

また書かれている実績が発注内容に沿っているため、こちら側もイメージしやすい。

ライター経験はあるか

次にライター経験です。

専業でライターをしている(いた)
既に様々なメディアで記事を寄稿している
というような経験者を選ぶようにしましょう。

たまに「まだまだ経験は浅いですが、一生懸命執筆します!!」というようなライターさんから応募がくると思います。

もともと「文才」があり、初心者の人でも良い記事が上がってくる時もあります。

しかし「初心者ですが一生懸命頑張ります!」というほとんどの人は

「ライターってこんなにしんどい職業だと思わなかった。。。」

という感じで連絡が途絶えます。

実績はあるか

なので、過去に実績豊富なライターを選ぶのが得策です。

特に他のメディアに記事を投稿している場合などは非常に心強いです。

実際にサイトを見て、どんな文章をかけるのかチェックしましょう。

その際、自分が求めているレベルの記事であれば選考しても問題ないでしょう。

サンプル記事は良いか

自分が寄稿したサイト以外にもワードやPDFなどでサンプル記事を提出してくれるライターさんもいらっしゃいます。

そのワードやPDFを見てどのような文章を書くのかチェックしましょう。

ここでも自分が求めているレベルの記事であれば選考しても問題ないでしょう。

応募内容に漏れはないか

弊社では応募する際に様々なことを聞きます。

その聞いたことに対して「漏れなく」回答した上で応募しているかチェックしております。

この時に「漏れている部分」が多いと記事もスカスカなことが多くこちらが指導しても注意散漫な人なので、理解してもらえないことが多いです。

出版社や新聞社で働いたことはあるか

他のサイトに寄稿しているライターさんも頼りになりますが一番頼りになるのは出版社や新聞社で働いていた経験がある人です。

出版社や新聞社ではアルバイトのライターでも質の良い記事を求められるので非常に素晴らしい記事が上がってきます。

記事執筆をお願いするまでの手順


これらのことに注意しながら選考していくのですが

  • 他のサイトに寄稿している記事が他人のものだった
  • ワードで提出した文章が他人のものだった

ということもあり得る話なので以下の手順で進めていきましょう。

まずは1記事書いてもらおう

まず、こちらが指定したタイトルで記事を書いてもらいましょう。

この時2000文字の記事を求めているなら2000文字のサンプル記事を書いてもらいましょう。

2000文字の記事を求めているのに、サンプルだからと言って700文字程度の記事を提出してもらうのは間違いです。

700文字と2000文字では同じ「記事」でも全く違うものと考えましょう。

またこのサンプル記事についても料金を支払うようにしましょう。

こんな記事は要注意!

その提出してもらった記事をしっかりチェックしましょう。

先ほどの記事をもう一度アップ。

MEMO
・内容が薄すぎるのに4700文字ある至極の1記事

読むのがしんどいと思いますが一度しっかりと読んでみてください。

このような特徴があります。

  • どうでもよい余計な文章が多すぎる
  • 端的に説明できるところも端的に説明していない
  • 肝心なことが書かれていない
  • なぜ効果があるのかの「理由」が薄い
  • 重複している部分が多い
  • 新陳代謝と基礎代謝を間違って論じている

このような記事を書いているライターさんは500文字や700文字の記事を書いていた「ノリ」で3000文字以上の記事に挑戦しています。

このような記事は

ユーザーにメリットを伝えるための記事
ではなく

「3000文字」というノルマを超えるためだけに書いた記事
なのです。

先にタイトルを考えて送ってもらおう

さて、これらのサンプル記事も提出してもらい本格的に記事執筆をお願いするようになれば

まずは記事のタイトルを送ってもらうようにしましょう。

そのタイトルを見れば、どのような記事が納品されるのか予測がつきます。

また複数のライターさんと契約してメディアを制作する場合は記事内容が重複するということも避けられます。

納品数は1カ月間で10記事を目安にお願いしよう!

弊社ではまずは10記事分のタイトルを提出してもらい1カ月で10記事納品してもらうようにしています。

また家庭の事情や本業の事情で10記事が難しい場合は5記事でお願いしています。

10記事納品が完了した時点で「支払」を確定しています。

意図した記事を書いてもらうための依頼方法


弊社では

「女性向けのメディア」
「男性向けのメディア」

みたいなざっくりした大規模なメディアを作ることが多いのでタイトルのみを提出してもらっています。

しかしアフィリエイターさんの中で
「妊婦さん向けのサイトを作ろう」みたいな場合で記事の構成を自分で決める場合は

以下のことをライター様に提示してあげることで「こんな記事求めていない!」を防ぐことができます。

記事のタイトルをこちらで決める

まずは、記事のタイトルを自分で決めましょう。

アフィリエイトサイトの場合は狙いっているキーワードもあるでしょうから、このキーワードが入った記事タイトルを作りライターさんに依頼しましょう。

狙いっているキーワードの検索意図を伝える

もう少し記事の内容をハンドリングしたい場合は「記事の方向性」を伝えるようにしましょう。

「記事の方向性」というのは「検索意図」を読み解いた上で伝えるのが良いです。

例えばですが。。。

妊婦とお金について書いてください」と指定した場合。

「妊娠中にかかるお金はどれくらいなのか。何にお金が必要で、1人出産するのに総額いくらかかるのか」
という記事が上がってくるかもしれません。

その他にも「妊娠するとどのような補助金があるのか。育休手当や出産一時金などがあり、いつ頃手続するべきなのか。」という記事が上がってくるかもしれません。

この点のミスマッチをなくすために

「妊婦とお金について書いてください。」だけでなく「妊娠するともらえる補助金や保険の制度について書いてください。
と指定をすればミスマッチを防ぐことができます。

目次を考えてあげる

もっともっと記事の内容をハンドリングしたい場合は各項目(目次)までも指定してあげると確実にこちらが意図した記事を納品してくれるようになります。

ここまですると非常に手間がかかりますが項目を考えるスタッフがいる場合などはオススメです。

また目次を考えてあげることによりライターさんの作業量も減るので単価を下げれる場合もあります。

目次を考えるにあたっては以下の箇所が役立ちます。


ブログで収入 | アフィリエイトで稼ぐための65の法則
このページさえ見ればブログで収入を得たい初心者アフィリエイターでもアフィリエイトの全体像を把握でき、「何からすれば勉強し」「何から作業をし」「何が重要なのか」が分かるようにします。

 

 

優秀な外注ライターさんと長く付き合う方法


さて、最後に優秀なライターさんと長く付き合う方法をご紹介します。

弊社では基本的に一度お願いして「この人いいな!」と思えば長期的な契約を結びます。

できるだけ長く
できるだけ多く

記事を納品してもらうためには対面しない分「人間味あふれる対応」が必要になると思っています。

依頼内容から優しさや謙虚さが出ているか

ライターさんに依頼する時、傲慢になっている人が意外と多いです。

特にランサーズでは

自分が募集した依頼に対して複数のライターさんが応募するので

「だれか仕事したい人いる~?」
「どうかわたしをライターとして契約してください!!」

のスタンスで話がスタートします。

ここで勘違いしてしまう人が多いです。

お金を払う立場の方が偉い

という勘違いです。

ですが、この考え方は逆転させましょう。

優秀なライターさんを「天然記念物」のように丁重に扱いましょう。

そのために依頼する時、連絡を取り合う時から「優しさ」「謙虚さ」あふれる依頼文になるように心がけましょう。

(文例)

  • 数ある依頼の中から確認頂きありがとうございます。
  • ライター様の力をお借りし、良いメディアを作っていければ・・・
  • ライター様と協力しながらお仕事を進めて行ければ・・・
  • お子様の体調のことであれば問題ございません。お時間ございます時に執筆頂ければ・・・

ライターさんがこの業者のために記事を書きたいと思えるか

我々アフィリエイターは

1文字1円~2円という安い単価で良い記事を求めている訳ですから

「この業者のために記事を書きたい」
「この業者のメディアを大きくしたい」

と思ってもらえる工夫が必要です。

なので弊社では

書いてもらった記事がバズった時

アクセスが伸びた時

あるキーワードで10位以上になった時

などは報告し喜びを共有するようにしています。

こうすることによって他の業者よりも多少単価が低くても、優先して良い記事を納品してくれるようになるのです。

優秀なライターさんほど切磋琢磨できる

このような対応をすると

「ライターが甘えて、良い記事を納品しないんじゃないか」
「納期が遅れるのではないか」

と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

優秀なライターほどこちらの意図とは違う記事が納品された時に、

「こういう説明はいらないので削除した」
「こういう書き方をしてほしい」

と説明することによってどんどん良い記事になっていきます。

納期が遅れる理由は大体3つ

と言いながら、多少納期が遅れるライターさんは多いです。

だいたい納期が遅れる理由は以下の3つです。

病気をしていた(入院していた)

子供が熱を出した

親の看病をしていた

これは色んなアフィリエイターに聞いてもだいたいこの3つの理由が多いのでウソであろうと本当であろうと理解してあげてください。笑

まとめ

お疲れ様でした。

  • 募集時の条件
  • 選考する時のポイント
  • サンプル記事チェック
  • 記事の目次提出
  • 記事の外注開始
  • 開始後のアフターフォロー

の流れを理解できたと思います。

本日ご紹介した流れでランサーズやクラウドワークスさんを使えば良いライターさんに出会え、良い記事を納品してもらえ、良いメディアができると思いますので参考になれば幸いです。