注文住宅を建てるための3ステップ(資料請求・相談~見積もりの流れ)を解説!
注文住宅は、間取りや外観などを自由に決めて作ることができる住宅です。
自分の好きなように家をカスタマイズできるので、どんな家を建てようか、考えるだけで夢が膨らみますよね。
ただ、いざ家を建てようと思っても、「何から手をつけたらいいんだろう…」「どうしたら安く抑えられるだろう」など、わからないことがたくさんあるかと思います。
そこで今回は、注文住宅にを建てる前の不安が全て無くなるように、具体的な特徴や家を立てるまでの流れをまとめて紹介していきます。
まだ注文住宅のイメージがはっきり沸いていないところかと思いますが、本記事を読めば、資金計画の立て方やどのように業者を選んだらいいのかが、しっかり理解できますよ。
ぜひ、参考にしてください。
目次
1. 自分好みの家を建てられる「注文住宅」
注文住宅とは、建物の間取り、外観、内装などをすべて自分で決められる住宅です。
キッチンを広く作ったり天井を高くしたり、理想の生活に合わせてオリジナルの家を建てられるのが、建売住宅と違って魅力的なポイントですね。
そんな注文住宅には、大きく分けて次の2種類があります。
- フルオーダー
- セミオーダー
まずは、それぞれの違いについて詳しくみていきましょう。
種類1. フルオーダー
フルオーダー住宅とは、家を建てるにあたり、全ての項目を自分で決めて設計する方法です。
たとえば、家を建てるのに使う木材の材質、外装、キッチンの大きさ、天井の高さなど、全てを自分の思うように作ることができます。
つまり、フルオーダー住宅は、世界に一つしかないあなただけの家です。
もちろん、全て自分で考えなくてはいけないので大変ですが、家だけは絶対に妥協したくない!という人にはぴったりの建築方法でしょう。
種類2. セミオーダー
セミオーダー住宅とは、すでに外観が決められている住宅を、自由にカスタマイズしていく建築方法です。
自分で決める部分は、家の間取り、キッチンや風呂場などの内装、外壁の色などが主になります。
つまり、大きさや形が決まっている家の中身を、自分好みにアレンジできる建築方法ですね。
家の形は決まっているので建築のコストを抑えることができて、フルオーダーよりも低価格で家を建てられるのがセミオーダーの魅力です。
「外観は決まったものでいいから、家の中は好きなようにカスタマイズしたい!」という人はセミオーダー住宅がおすすめでしょう。
2. 注文住宅にしかない2つのメリット
注文住宅のメリットは、自分好みの家を建てられることだけではありません。
他にも以下のようなメリットがあるので、自分や家族にとって注文住宅は本当にベストな選択なのか確かめるためにも知っておきましょう。
- 家の資産性が上がる
- 予算に合わせて家づくりができる
では、詳しく説明していきます。
メリット1. 家の資産性が上がる
注文住宅は、建売住宅と違ってオリジナリティが高くなるので、資産性が上がることも注文住宅のメリットです。
資産性が上がるということは、将来的に手放すことになってしまった時にも非常に有利です。
もしライフスタイルが変化してマイホームを売りにかけることがあっても、オリジナリティが高いあなたの家に価値を感じ、高値で買い取ってもらえる人に出会えるかもしれません。
場合によっては、買った時の値段よりも売値が高くなるなんてこともあるので、せっかくなら資産価値の高い家を持ちたいという人に、注文住宅はおすすめです。
メリット2. 予算に合わせて家づくりができる
注文住宅では、こだわる部分にはとことん費用をつぎ込んだり、こだわらない部分をカットしたりすることで、予算に合わせた家づくりが可能です。
たとえば、キッチンにこだわりを持って費用を多めに設計して、そのぶんお風呂簡単な作りにして費用を下げることで全体の予算をうまく配分させる、というようなこともできます。
建売住宅では、部屋の内装なども全て決められているので、自分にとって不要な設備もカットすることができません。
そのため、料金をとにかく抑えた作りにすれば、建売住宅より費用を安く抑えられることもできます。
このように、自分の予算に合わせて無駄なく家づくりができるのも、注文住宅のいいところです。
3. 注文住宅を建てる3ステップ
注文住宅を実際に建てるとなったら、まずは何から手をつけたらいいのでしょうか。
いざ家を建てたいと思っても、経験がないことですので、発注するまでの具体的なイメージが湧きにくいかと思います。
そこで、ここからは注文住宅を建てるまでの流れを、以下3つのステップで紹介していきます。
- ステップ1. 資金計画をたてる
- ステップ2. カタログでピックアップ
- ステップ3. 建設業者を選ぶ
それでは、順番に確認していきましょう。
【ステップ1】資金計画をたてる
まず最初は、注文住宅を購入するための資金計画をたてる必要があります。
資金計画とは、
「いくらの家を購入するか」
「何年のローンを建てるか」
「月々の返済額はいくらがいいか」
などを、事前に計画しておくことです。
資金計画がおろそかになってしまうと、月々の返済額が大きくなってしまい、返済が追いつかなくなることもあります。
そのため、家の購入資金は自身の年収を基準にして、安心して返済できる額の購入資金を算出するようにしましょう。
年収から返済可能なローンの額を計算する方法
では、自身の年収から、安心して返済できるローンの額を計算する方法はどのように計算するのでしょうか。
一般的には、マイホームの購入で毎年支払うローンの額は、自身の年収の25%以内にするべきと言われています。
たとえば、年収400万円の人は、平均の月収が約33万円になりますので、毎月安心して払える額は33万円の25%で8.3万円になりますね。
そのため、毎月8.3万円で35年ローンを支払うと考えると、安心して借り入れできる金額は約3500万円と計算することができます。
これで、家の購入資金の予算を把握することができます。
ただし、これはあくまでも大まかな計算です。
実際は、用意できる頭金の額や子供の有無などによって、料金は変わってきます。
マイホームは一生に一度の大きな買い物ですので、本格的に購入を考える際は、注文住宅のプロに1度相談しておくとよいでしょう。
その場合は、電話で相談できる「住まいの窓口」を利用するのがおすすめです。
日時を予約して電話を待つだけなので、家にいながら気軽に相談することができますよ。
【ステップ2】カタログで注文住宅と業者をピックアップ
相場を確認した後は、注文住宅の建築業者からカタログを集め、どのような家を建てるかイメージを膨らませていきます。
また、カタログを見ながら注文住宅の料金もよく確認しておきましょう。
注文住宅のカタログ、資料請求の方法
注文住宅のカタログを手に入れるには「住宅展示場に足を運ぶ方法」と「ネットでの資料請求する方法」があります。
どちらの方法でも構いませんが、まだ何も決まっていない段階で住宅展示場に行くと、営業をかけられてたくさんの業者を比較する時間が取れない可能性があります。
そのため、まずは手軽にカタログを集められるネットでの資料請求がおすすめです。
カタログは必ず複数の業者を比較すること
注文住宅の業者には、それぞれのカラーや強みありますので、自分の好みにあった業者を見つけることが重要です。
例えば、価格がお手頃なことが強みの業者、選択肢が豊富な業者、住宅を建てた後のアフターケアを徹底している業者など、どれが自分に合うのかは見比べてみなければわかりません。
そのため、一つの業者のカタログだけを見て決めるよりは、複数の業者のカタログを比較して選んだ方が自分に合った業者を見つけやすいでしょう。
では、ネットでの注文住宅の資料請求はどこから行えばいいのか。
ここからは、おすすめのサービスをを2つ紹介します。
注文住宅のカタログ一括請求なら「LIFULL HOME’S 注文住宅」
『LIFULL HOME’S』は、建築予定地、建てたい家のテーマ、坪数から予算を割り出してカタログを請求することができます。
「ローコスト住宅」
「平屋住宅」
「高気密高断熱住宅」
「輸入住宅」
「二世帯住宅」
など、自分が購入したい家のテーマかた請求するカタログを選べるのも便利な点です。
1000万円台と比較的安い金額の注文住宅も紹介してくれるので、まずは『LIFULL HOME’S』で情報を集めて見ましょう。
全国の注文住宅業者から資料請求できる【持ち家計画】
『持ち家計画』では、全国のハウスメーカーや工務店のカタログを取り揃えており、これらのカタログを一括で請求することが可能です。
現在までの利用実績は2万件以上ということで、多くの人が注文住宅を建てる際に使っているサイトとしても知られています。
価格、アフターサービスなどさまざまな観点で比較ができ、気に入ったハウスメーカーにはそのまま間取りや見積もりの相談をすることもできるので、家の購入までをスムーズに進めることが可能です。
【ステップ3】建設業者を選ぶ
最後に、注文住宅を依頼する建築業者を選んでいきます。
ステップ2で請求したカタログや資料の中から、自分の建てたい家のイメージにあった合った業者を検討していきます。
業者が決まったら、直接店舗に足を運び、以下のような話を進めていきましょう。
- ローンや予算の相談
- 購入したい注文住宅や土地の相談
選んだ業者によって出来上がる家の雰囲気や、料金が大きく変わってしまいます。
そのため、少しでも予算と合わなかったり対応が親切でないと感じたら、迷わず別の業者を検討するようにしてください。
また、もし「自分で業者を選ぶのは不安…」とお悩みの場合は、電話で気軽に相談できる『住まいの窓口』を利用してみるといいでしょう。
満足度99%!注文住宅の相談は『住まいの窓口』
注文住宅に関して、業者の選択、予算の立て方などの初歩的を直接聞きたいという人は、電話で気軽に相談にのってくれる『LIFULL HOME’S住まいの窓口』を利用しましょう。
あなたの要望に合わせて、一番納得できる不動産会社や建築会社を紹介してもらうことができます。
もちろん、紹介してもらった業者が合わなければ、住まいの窓口からお断りの連絡を入れてもらえます。
利用者の99%が満足したとアンケートで回答されているので、信頼度はバツグンですよ。
4. 料金を抑えるなら「シンプルなつくり」にしよう
注文住宅を建てるとき、どうしても理想が膨らんでしまい、こだわった家を作りたくなってしまいますよね。
しかし、あまりにこだわりを持ちすぎると料金がどんどん高くなってしまい、返済するのが大変になってしまいます。
そのため、こだわらなくてもいいところはシンプルな作りにして、料金をなるべく抑える工夫をするようにしましょう。
例えば、注文住宅の料金を抑えるには、以下のポイントを抑えておくことが重要です。
- 設計を複雑な形状にしない
- 使用する材料を安いものにする
- 設備のグレードをあげすぎない
- 水回りをなるべく近くに集中させる
- 間取りシンプルにして壁を少なくする
これらのポイントを抑えるだけで、うまくいけば数百万円も料金を抑えることも可能です。
家を作る際は「本当に必要な設備なのか」「家の形はシンプルでいいのではないか?」などを、家族とよく相談するようにしましょう。
5. 見落とし注意!注文住宅で気をつけるポイント
注文住宅は一生に一度の買い物なので絶対に失敗したくないですよね。
ただ、初めて注文住宅を建てるときは、何に注意したらいいのかもわからないので、不安なことも多いかと思います。
せっかくのマイホームで失敗しないためにも、以下3つのポイントをよく確認しておくようにしましょう。
- 間取りに気をつける
- 防音に気をつける
- 窓の設置場所に気をつける
家を建てた後に後悔しないように、気をつけてくださいね。
ポイント1. 間取りに気をつける
まず気を付けたいのは、家の間取りについてです。
間取りは設計図で見た時と、実際に家に住んでみた時で、感じ方が大きく変わってしまいます。
アパートを借りて住んだことがある人は、不動産会社でアパートの間取りを見た時と実際に内覧した時で、イメージと全然違った経験をした人もいるのではないでしょうか。
間取りをよく確認しないまま家を建ててしまうと、次のような問題が起きてしまいます。
- 収納の位置が使いにくい
- コンセントの位置が使いにくい
- リビングが広すぎてエアコンが効きにくい
- テレビの配線場所が悪い
このような問題を避けるためには、間取りを何度も確認しながら、実際に生活している様子を具体的にイメージしておかなければいけません。
例えば、「家電をどこにおくか」「この部屋は何に使うのか?」などを意識して間取りを見直してみると、大きな失敗は起こりにくくなるでしょう。
もし不安な場合は、建築業者の人と相談して具体的なアドバイスをもらうようにしてください。
ポイント2. 防音に気を付ける
次に見落としがちになるポイントは、防音についてです。
防音対策をしていないと、外に会話が丸聞こえになって恥ずかしい思いをしたり、外からの音がうるさくて夜眠れなかったりすることがあります。
防音対策では、なるべく静かな土地を選ぶことや、防音性の高い壁を使うことが有効な方法です。
立地を気をつける人は多いですが、壁の対策はおろそかになりがちですので、壁に使う材料の防音性についても業者の担当の人ときちんと相談をしておきましょう。
ポイント3. 窓の設置場所に気を付ける
窓の設置場所も、注文住宅の際に意外な盲点になっています。
たとえば、開放感がある大きい窓を付ける場合は、外から中が丸見えになってしまうこともあり得るので注意が必要です。
そのため、窓を設置する際は、近隣の状況や窓の大きさをよく確認しておくようにしましょう。
まとめ
注文住宅の特徴や発注までの流れを解説してきました。
注文住宅は、自分だけの特別な家が作ることができるので、完成した家にずっと愛着を持って過ごすことができるはずです。
理想の家を建てるためにも、複数の建築業者を比較して自分にあった業者を選ぶようにしてください。