生命保険の見直し前に確認したい注意点はコレ!
人生においてとても高価な買い物である生命保険。
必要と思って加入していても、
「生活に合っていない気がする」
「内容が古くなってきた」
などの理由で、見直しを考えるときがあるでしょう。
しかし、ただ何となく見直しをすることはおすすめできません!
今回は、生命保険の見直し前に知っておきたい注意点をお伝えします。
目次
生命保険を見直しをおすすめする理由
生命保険は古くなります。
それは、生命保険会社が新しい商品を出したから…というわけではなく、社会制度や医療の発達によって、その時代時代によって必要な保障が変わるからです。
たとえばガン治療でも、20年前と今では使われる医療機器はまったく違います。
だからなるべく最先端の医療に対応できる生命保険に加入しておく必要があるのです。
また自分の人生プランの変化もあるでしょう。
結婚や出産、転職、さまざまな状況に合わせ、生命保険を人生に沿わせていくことが大切です。
今加入している生命保険の内容を確認する
まずは保険証券で現在の保障内容を確認!
最近はWEB上でも内容確認できるようになってきました。
証券をどこにしまったか忘れた…ということが無いように、WEB閲覧できる方法を保険会社に聞いておくとベストです。
また数種類の保険に加入している場合は、すべての内容を把握しておく必要があります。
見直しの前に確認するポイントは4つです。
保険料の金額は妥当か また保険料の払込み方法
保険料は生活に見合った金額でしょうか?
保障内容がかぶっていて、保険料をムダに支払っているということはありませんか?
また、
口座引き落としなのか
給与天引きなのか
クレジット払いになっているのか…
など、どこから支払いが出ているかも確認しましょう。
払込方法を変更することで、保険料が安くなる可能性があります。
保険金額がライフスタイルに合っているか
支払っている保険料と同様に、「死亡時・病気時にいくらの保険金を受け取れるか」という保険金の額についても、再確認が必要です。
独身なのに、数千万円の保険金額だったり、また逆に一家の大黒柱なのに学生時代と同じ保険金額のまま…というケースも多く見受けられるからです。
生命保険は、いざというときのお守り。
だからこそ、いざというときに「多すぎた!少なかった!」と後悔することの無いように。
保障期間はいつまでか
今加入している保険の保障期間を把握していますか?
- 終身保険なので、一生涯の保障が続く
- 定期保険なので、あと〇年で保険期間が終了し、保険が消滅する
- 更新がある保険なので、〇年後に更新され、保険料が自動的にアップする
など、生命保険にはさまざまな期間設定があります。
ひと口に見直しといっても、加入期間によっては、今見直しをすることで損になるケースもあるため気を付けましょう。
保険の種類は合っているか
保険にはさまざまな種類があります。
今加入している保険がどの種類か、お分かりになりますか?
- 解約返戻金が戻ってくるもの
- 解約しても一切支払われないもの
- 満期金があるもの
これらの種類を把握しておかないと、よい見直しはできません。
生命保険の見直し前に、「ご契約内容の確認」を見てみよう!
上記の確認事項がすべて頭に入っている方はそうそういません。
また貯蓄性の保険の場合、毎月・毎年、資産状況が変わることもあります。
しかし、それらをいっぺんに確認をする方法があります。
保険会社のHPでの確認がおすすめ
生命保険の内容の確認は、その保険の契約者なら簡単に行えます。
- 契約している保険会社のHPからログインし、「ご契約内容の確認」などのページを見る
- 保険会社によっては、年に1回、「契約内容確認」の封筒が届く
- 担当者がいる場合は郵送してもらう、もしくはカスタマーセンターに問い合わせる
上記の3つの方法が一般的です。
なかでも面倒ではなく、営業をかけられることのないネットでの確認がおすすめです。
契約内容の確認は、契約者本人のみ
契約内容の確認時に注意してほしいことがあります。
それは、生命保険の契約内容は個人情報だということ。
そのためHPのログイン時には、アカウントが有効になっているかなど条件があることが多いでしょう。
またHPにしても電話にしても、情報を開くには証券番号もしくはお客様番号などが必要になります。
同様に、自分が契約者ではない場合は、勝手に知ることはできません。
「親が契約者で、保険をかけてもらっている」
「配偶者が契約者で、すべて任せてある」
という場合は、契約者本人から問い合わせてもらう必要があります。
こちらの記事では保険料が安くなる方法やおすすめの保険業者7選も紹介しています。
まとめ
生命保険の見直しが必要かな…と感じたら、まずは現状の確認です。
見直しで損をしたい人はいませんよね。
だからこそ、保険金額や保険料、期間などを総合的に判断する必要があるのです。
面倒だと思わずに、まずは自分の契約内容を見直してみてはいかがでしょうか。