太陽光発電の見積もりで失敗しないために!チェックポイントを解説!
「太陽光発電をやってみたい!」「でも太陽光発電って高いの?」
と疑問を持っていませんか?
2009年に発電した電気を売れるようになったことがきっかけに、現在では住宅用太陽光発電を設置している施設は150万戸を超えています。
補助金などもあって、「投資としてもおいしい」というイメージがある太陽光発電。
しかし、設置場所や業者をしっかりと選ばないと、費用が高くなってしまって結果的に損してしまうことも。。
どうやって太陽光発電を設置するのかは、あらかじめしっかりと考えておきましょう。
そこで今回は、太陽光発電の見積もり方法や失敗しない事業主選びの方法などを紹介します。
目次
1.太陽光発電は業者選びで全てが決まる!
太陽光発電の設置では、業者選びがとても重要です。
業者選びがうまくいかないと、初期費用がかかってしまい、「投資した分すら回収できない。。」といったトラブルが発生します。
多額のローンを組んだり、自己資金を投入するわけですから、失敗することなく、投資したいですよね。
そのため、しっかりと収益を生み出してくれる業者を選定したいところです。
2.太陽光発電の業者選びで失敗しないポイント
太陽光発電の業者は現在、5,600社とかなりの数の業者が存在します。
そんな数多くある業者の中で、失敗しない業者を選ぶために、ここだけは気を付けてほしいというポイントをあげました。
- 施工会社と直接契約する
- アフターフォローが充実している
- 取り扱うメーカーが多い業者を選ぶ
順番に見ていきましょう。
ポイント1.施工会社と直接契約する
業者選びに失敗しないための1つ目のポイントは、太陽光発電の施工会社と直接契約をすることです。
一部の施工業者の中には、独自の施工部門を持たず、施工のみを外注するという業者があります。
そういった業者は、工事を細部まで管理することができず、システムのトラブルが起こりやすくなり、結果的に収益が減ってしまうことになります。
例えば、機械のトラブルが起こった場合、施工を外注している業者では連携がとりにくくなります。
施工は外注ではなく、技術面でもしっかりと管理ができる業者を選ぶようにすると、安心して任せることができます。
ポイント2.アフターフォローは充実しているか
施工だけでなく、アフターフォローが充実している業者を選ぶことも大切です。
なぜなら、太陽光発電は、発電システムの誤作動によって収益が大きく減ってしまうためです。
例えば、
- パネルの上に障害物があった
- システムが機能しなくなっていた
といった誤作動で、収益が0に近くなってしまうことも。
太陽光発電では施工後のアフターフォローがあり、トラブルにしっかり対応してくれる業者や、メンテナンスを定期的に行ってくれる業者を選ぶことがポイントです。
ポイント3.取り扱うメーカーが多い業者を選ぶ
取扱メーカーが多い業者を選ぶことも、失敗しないポイントです。
太陽光発電を依頼する際、複数のメーカーがありますが、「価格」「性能」「アフターメンテナンス」など、メーカーによっても特徴があります。
施工業者の中でも、複数のメーカーを扱っている会社なら、依頼する人の要望に合ったメーカーを提案してくれるので、失敗が少なくなります。
結論!業者選びは複数業者で比較しよう!
これだけの重要チェックポイントがありますが、1つずつ業者に問い合わせして確認していくのは大変なはず。
しかも、問い合わせするごとに営業されるのも大変そうですよね。
結論としては、太陽光発電の業者を探す場合には見積もりサイトを利用しましょう。
そうすることで、チェックポイントだけでなく、値段や対応などを比較して判断できるので失敗しにくいです。
ここからは、太陽光発電の業者を簡単に見積もりできるサイトを紹介していきます。
3.太陽光発電の見積もりおすすめ業者5選
見積もりをしっかりしてくれる満足度も実績高い、おすすめの見積もりサイトを5つ紹介していきます。
3-1.【イチオシ!】太陽光発電のNo.1見積もりサイト『ソーラーパートナーズ』
『ソーラーパートナーズ』は、2015年~2017年の見積もりサイト部門1位という実績を持つ見積もりサイトです。
太陽光発電の施工会社が直接運営しているサイトなので、見積もり価格にも信頼性抜群。
また、太陽光発電設置件数は、年間で22.8万件、サイト利用者は137.7万件という実績があるので、安心して任せることができます。
太陽光発電を検討する人だけでなく、太陽光を販売する業者の方や、メーカーの方も利用するしているくらい、とても認知度の高い業者です。
3-2.【個別サポートあり!】『グリーンエネルギーナビ』
『グリーンエネルギーナビ』は、住宅用太陽光発電の一括見積もりを行ってくれるサイトです。
見積もりだけでなく個別サポートもあるので、疑問に思っていることや個人的な要望なども聞いてくれます。
まだ太陽光発電についての知識が少なくて、
「見積もりの方法が分からない」
「どのように見積もればいいの?」
と思っている人には、太陽光発電の検討から、業者紹介までの流れについてを動画で分かりやすく紹介してくれます。
SHARPやTOSHIBA、MITSUBISHIといった有名パネルメーカーを取り扱っていて、安心して工事を任せることができます。
また、エリア別にピックアップした施工会社を紹介してくれるので、地元に密着した施工作業ができるといったメリットもあります。
3-3.【経営者向け!】『グリーンエネルギーナビ産業用』
『グリーンエネルギーナビ産業用』は、「農地・遊休地」「学校」「マンション・アパート」「工場・倉庫」「駐車場」などを持っている事業者向けの太陽光発電見積もり業者です。
「土地が余っているけど、どうしたら良いのか分からない」
「太陽光発電で光熱費を節約したい」
「節税で経営リスク対策をしたい」
という人におすすめの業者です。
約400社の厳選された業者から比較・検討ができるので、自分の用途にあった業者が見つかることでしょう。
3-4.【土地活用に!】法人・産業用太陽光発電の『タイナビNEXT』
『タイナビNEXT』は、土地をお持ちの方におすすめの太陽光一括見積もり業者です。
駐車場や、マンションなどさまざまな立地での産業用太陽光発電に詳しいので、経営者向けのサイトと言えます。
売電だけでなく、自家消費での電力発電をすると、どれほど得になるのかといった視点でも見積もりを行ってくれます。
「土地をフルに活用したい」という人に、おすすめの業者です。
3-5.【スピードに自信!】家庭用太陽光発電をお見積り『タイナビ』
『タイナビ』は、約1分専用フォームに記入するだけで、簡単に家庭用の太陽光発電の見積もりを行ってくれます。
最大5社へ無料で見積もり依頼することができ、各社からしっかり業者から説明を受けることができます。
また、説明を受けた上で「どの企業が良いか分からない」という場合も、太陽光発電に精通したスタッフに問い合わせをすることができるので、中立的な立場で意見をもらえます。
顧客満足度は98%と、とても高いことからお客さんに親身になって対応してくれる企業と言えるでしょう。
4.太陽光発電の「見積もり書」はココを確認しよう!
太陽光発電を見積もりを依頼すると「見積もり書」が届きます。
見積もり書には、「見積もり総額」「部材ごとの費用」「工事代」「収益」などのさまざまな費用が書かれています。
その中でも見積もり書において見ておきたい大事な点は、「kW(キロワット)単価」「見積もり総額」です。この2点について、詳しく解説していきます。
4-1.「kW単価」が安いか
まず、見積もり書が届いて確認することは、「kW単価」が安いかどうかです。
「kW(キロワット)単価」とは、発電量に対して、どれだけの費用がかかったかを表す単位で、「kW単価」=「総額」÷「ソーラーパネルのkW数」で算出します。
このkW単価が安ければ、安い値段で電力が作ることができ、得になるということなので、この数値を確認しましょう。
4-2.工事費総額が安いか
シンプルに、工事施工の総額の料金も見ておきましょう。
売電価格は決まっているので、毎月の売上は大きく変わりません。
投資という意味で見ると、いち早く初期費用を回収することが大切なので、工事総額も少ない方が良いでしょう。
見積もり書の中には、独自の計算方法で、「○年で回収可能」などの資料も添付されています。
投資効率も重要ですが、その計算方法が現実的かは分かりにくいです。
複数業者の見積もりを見て、工事費の比較もしておきましょう。
5.【手順】太陽光発電を運転するまでの流れ
見積もりを見て業者を決めたら、そこからは太陽光発電の申請・工事・運転に移ります。
ここでは、太陽光発電を運転するまでの流れを紹介していきます。
【ステップ1】設置の申請
良い業者が見つかったら、設置の申請に移ります。
以下の2つの申請が必要になります。
- 電力会社の接続検討と契約締結
- 経済産業省の事業計画認定
この申請を行わないと、設置工事をすることができないので、不備がないように提出しましょう。
この作業についても、優良な業者ならば確認を行ってくれるので、安心してください。
また、自治体に補助金を受けたい場合もここで申請し、審査を受けることになります。
【ステップ3】設置工事
申請ができたら、次は施工業者に発注をして設置工事に入ります。
設置工事は、電力会社も立ち合い、連携で工事をしていくことになります。
工事が終わったら竣工検査をして、保証書や成績書を発行してもらいます。
【ステップ4】運転開始
設置工事・検査が済むと、いよいよ太陽光発電の運転をスタートです。
その際、運転開始一か月後には、経済産業局に設置費用報告を行う必要があります。
また、1年ごとの報告になりますが、FIT期間中は、経済産業局に運転費用報告などを行う必要があります。
6.お得な補助金制度を活用しよう!
太陽光発電の設置は、補助金を使うことで、より安くできます。
補助金を利用すれば、ローン返済の負担は減り、より収益が上がりやすくなるので、チェックしておきたいところです。
ここからは、補助金制度の自治体情報や、補助金の申請の流れと注意点などを紹介していきます。
6-1.補助金制度の自治体情報
太陽光発電の補助金制度は、自治体ごとに要件が異なるため、チェックが必要。
パナソニックの公式サイトはこちらでは、自分の地域の自治体の補助金情報を調べられます。
補助金の金額や要件などをしっかりと調べた上で、補助金を受ける準備を進めていきましょう。
6-2.申請の流れと注意点
自治体ごとに、申請手順が違ったり提出書類が異なったりするので、実際に各自治体に問い合わせしてみましょう。
注意点としては、書類に不備があったり、手順を間違うと補助金が受給できないということ。
しかし、補助金の申請についても、設置を依頼する業者に委託できることが多いので、補助金を受けられると分かったら、業者に相談しましょう。
まとめ
太陽光発電の見積もりの方法からおすすめの業者を紹介しました。
太陽光発電は、売電としてだけでなく光熱費が削減できたり、固定資産税が下がったりとさまざまなメリットがあります。
少しでも気になる人は、とりあえず、太陽光発電の見積もりから始めましょう。