超初心者向けのWordPressの始め方を説明するよ。ノー知識で大丈夫!
こんにちは。河井です。
僕はSEOなどに関する書籍を5冊出版しておりまして、たくさんのブログ、サイト、メディアを運営しています。
その全てをWordPressで作っています。
なぜWordPressが良いのかは、あとから説明するとして、ここでは「WordPressの作り方」「WordPressの始め方」で調べている人が読んでいるコラムだと思うので、できるだけ分かりやすく説明しています。
なお、「基礎知識がある」と言う人は「第1章」は読み飛ばして、「第2章」から読んでください。
「第1章は」インターネットに関して、ほとんど知らない人向けの内容になっています。
目次
【第1章】WordPressを始める前のインターネットの基礎知識
ここではWordPressを始める前に、WordPressを始める時に、よく出てくる「専門用語」について説明していきます。
ですので、「WordPress自体は知ってるよ」とか「ドメインは知ってるよ」とか「レンタルサーバーは知ってるよ」みたいな人は読み飛ばしてもらってOKです。
WordPress(ワードプレス)って何?
まず、WordPressって何?ってことです。
WordPressと書いて「ワードプレス」と読みます。
「Word」って言葉が入っているので、「MicrosoftのWordと似たようなもの?」と思うかもしれませんが、まったく関係ありません。
WordPressというのは「CMS」の一種です。
「CMS」とは「コンテンツ・マネジメント・システム」の略なのですが、簡単にWordPressを説明すると「ホームページやブログを作るためのツール」だと思ってください。
無料ブログを管理する時
SNSを管理する時
など「ID」と「パスワード」を入力して「管理画面」にログインして、触りますよね?
自分でブログやホームページを作る時も、「ブログを作るためのツール」そして、「その管理画面」が必要なのです。
もしWordPressがなければ、プログラミングの知識を勉強してHTMLやCSSなどで作らないといけないのですが、WordPressを使うことによって、そのような知識がなくても、ブログやホームページを作ることができるようになります。
なおWordPressは無料で利用することができます。
ドメインって何?
インターネット上で、ブログやホームページを作る場合、ドメインが必要です。
Yahoo!だって「yahoo.co.jp」というドメインを持っています。
このドメインはインターネット上の「表札」と言われています。
「〇〇〇.com」とか「〇〇〇.net」の「〇〇〇」の部分は、自分の好きな文字列を入れて取得することができますが、他の人が使っていれば取得できません。
僕も「kawai.com」などを取得したいと思いましたが、このようなシンプルなドメインは取得されています。
レンタルサーバーって何?
レンタルサーバーは、インターネット上の土地です。
WordPressを使ってブログやホームページを作るのであれば、ネット上に「土地」
が必要です。
この土地を借りることで、自分の好きなようにブログやホームページを入れます。
もちろん、その土地に「アプリ」や「ツール」などを入れることもできます。
そしてこのサーバーという土地と、ドメインと言う表札を、紐づけることによって「この土地はkawai.comの場所だ」という設定になり、その場所にWordPressを設置すると自分のブログやホームページを作ることができます。
なお、このサーバーを自前で仕入れるとなれば数十万とお金がかかりますが、一般的には「レンタルサーバー」と言われるものを借ります。
レンタルサーバーは月々1,000円前後で借りることができます。
この記事では月額料金も安く、スペックの良いConoHa WINGを利用してWordPressサイトを始める方法を紹介します。
テーマ(テンプレート)って何?
ドメインを取得して、レンタルサーバーを借りて、WordPressを設置するのですが、このままでは「とてもシンプルなサイト」になります。
そこでWordPress専用のテーマ(テンプレートとも言われる)が存在します。
無料で利用できるテーマもあれば、有料のテーマも存在します。
テーマを販売している企業は
「エステサロン向けのテーマを開発して販売しよう」とか
「ブロガー向けのテーマを開発して販売しよう」
みたいな感じでビジネスを行っています。
このテーマを使うことによって、自分のブログやホームページをデザイン化することができます。
詳しくは【第5章】ブログやホームページをオシャレに彩るデザイン編をご覧ください。
無料ブログとWordPressの違いって何?
ブログを始める場合、「無料ブログ」と「WordPress」を比較されます。
なぜなら「ブログ」と言えば、アメーバブログに代表されるように、無料ブログの人気が高いからです。
それぞれメリット、デメリットがありますが
- ・自分の日記用のブログを作る→無料ブログ
- ・スタッフブログなどの収益に関係ないブログを作る→無料ブログ
- ・専門的なブログを作って収益化する→WordPress
- ・企業の公式サイトやブログ→WordPress
のような使い分けを覚えておいても良いでしょう。
無料ブログの方がお金もかからず、簡単に作れますが、ブログで収益化するのには制約が多すぎ、集客もしづらいのでおすすめできません。
WordPressを使うメリットって何?
ではWordPressを使うメリットは何でしょうか?
WordPressを使うメリットは複数あります。
- 自分の好きなようなデザインにカスタマイズできる
- Googleからの集客がしやすい
- 多くの人が使っているのネットで分からないことがあれば調べられる
- 専門知識が無くてもブログやホームページを作れる
など多数あります。
・ブログで収益化したい
・お店のホームページを作りたい
・企業のホームページを作りたい
・ネットショップを作りたい
などの場合はWordPressが最適でしょう。
WordPressのプラグインって何?
WordPressを始める時には、関係ないですが、WordPressを使っていると「プラグイン」と呼ばれるものを聞くようになります。
プラグインとはWordPress専用のアプリのようなものです。
- 人気記事を目立たせるプラグイン
- 会話調のような記事を作れるプラグイン
- セキュリティを高めるプラグイン
- 記事に目次を表示させるプラグイン
- お問い合わせフォームを作れるプラグイン
など、たくさんのプラグインがあります。
このプラグインの多さが、WordPressの魅力を引き出していると言えるでしょう。
そしてほとんどのプラグインは無料で利用することができます。
特別なことをしない限りブログを収益化したい、お店のホームページを作りたい、企業のホームページを作りたいという程度であれば、プラグインに課金することはないでしょう。
【第2章】WordPressの始め方をイラストやスクショで解説
ステップ1:レンタルサーバーを決定する
まずWordPressを始める場合、レンタルサーバーを契約する必要があります。
ドメインの取得は、レンタルサーバーを契約する時に取得できるので、一緒に取得できます。
レンタルサーバーは「ConoHa WING」(コノハウィング)を契約すると良いでしょう。
理由は3つあります。
1つ目はサーバーの処理速度がNo.1であることです。
処理速度は、訪問者が自分のブログやホームページに来た時、「いかに早く表示させるか」という速度です。
皆さんも色々調べのものをしている時に、「なかなかページが開かないなぁ」というサイトに出会うことがあると思います。
これは処理速度が遅い例です。
処理速度が遅いと、「もういいや!」と思って帰られる可能性があります。
2つ目は安定性があること。
サーバーはたまに不具合を起こします。
不具合が起きると自分のブログやホームページが表示されない期間が発生するのですが、その間はサイトを見ることができません。
ConoHa WINGは安定性が非常に高く、そのようなことはほぼ起こらないので安心して利用できます。
3つ目はドメインが2つ無料で取得できるということです。
本来、ドメインは年間で1,000円~3,000円程度必要になりますが、その費用がいらなくなります。
ConoHa WINGはGMOインターネットが運営しているのですが、GMOインターネットは「お名前ドットコム」というサービスで、ドメインを販売している企業なので、このようなことができるのですね。
ステップ2:サーバーのプランを選択する
ConoHa WINGのプランは「ベーシック」の12ヶ月契約で問題ないでしょう。
最初の1年は大量のアクセス数が起こりづらいので、ベーシックで問題ありません。
1日に1,000人~5,000人程度のアクセスが起こってきたら「スタンダード」に切り替えれば十分です。
また期間は12ヶ月にしましょう。
3ヶ月や6ヶ月もありますが、これだと1ヶ月あたりの利用料が高くなってしまいます。
またブログやホームページは、すぐにやめるものではないので12ヶ月くらいがちょうどよい期間でしょう。(僕も、僕の周りのブロガーさんも12ヶ月で契約しています。)
ステップ3:アカウント登録をする
ConoHa WINGの申し込みをする前に、ConoHa WING自体のアカウントが必要になります。
ここでアカウントを登録しても、料金は発生しないので、安心してください。
登録が完了したら、そのままサーバーの契約に進みます。
なお、ここで入力したメールアドレスとパスワードは「ConoHa WING」の管理画面にログインする時に利用するものになります。
ここから2つの管理画面が存在し、2つのログイン情報が出てくるので、整理して保存しておいてください。
ステップ4:改めてプランと契約期間の設定をする
自分が選択したプランと期間になっているか、確認しましょう。
選択されているプランはブルーにはっていると思います。
このスクショの例だと、「ベーシック」と「12ヶ月」が選択されている状態です。
12ヶ月契約だと、1ヶ月990円となります。また一括支払いになるので11,800円の支払いになります。
ステップ5:初期ドメインとサーバー名
初期ドメインとサーバー名の入力画面になりますが、ここはデフォルトのままで問題ありません。
もちろん自分の分かりやすいものに変更しても支障はありません。
またこの「初期ドメイン」というのは、今後利用する「ドメイン」とはことなりますので、適当で問題ないです。
僕もいつもデフォルトのまま契約します。
ただ「サーバー名」に関しては、今後複数のサーバーを契約する場合、ConoHa WINGの管理画面で管理することになるので
「for-blog」
「for-homupage」
のように管理をしてもよいでしょう。
また「AIブログ生成ツールBlog Creater」を利用するかどうかも聞かれます。
月額330円~利用できるサービスですが、これを使うと記事の見出しを一発で作ってくれるツールのようです。
便利かもしれませんが、僕自身は現在使ったことがないので、「良い悪い」を判断することはできませんが、ブロガーとして収益を上げようと思っている人は、「まずは自分の力で記事を作ってみる」という勉強が必要なので、とりあえずここでは「利用しない」を選択してもよいでしょう。
ステップ6:WordPressかんたんセットアップを利用する
ConoHa WINGを契約すると同時に、WordPressの設置もすることができます。
これを利用しないと、「WordPressのファイルをダウンロードし、サーバーにFTP接続して、アップロードする」というひと手間がかかりますので、かならず「利用する」を選択しましょう。
また今回は「新規インストール」をクリックします。
ステップ7:ドメイン名、ユーザー名、パスワードを決める
ここではまずはドメイン名を決めましょう。
ドメイン名は「会社名」「ブログ名」「ブログに関するドメイン」「サービス名」などがよいでしょう。
作成サイト名はあとで簡単に変更可能ですが、既にブログ名が決定している場合や会社名やお店の名前が決まっている場合は入力しましょう。
次に「WordPressユーザー名」と「WordPressパスワード」の入力です。
ここではWordPressの管理画面にログインするための情報になります。
ここは自由に決定できますが、あまりにもシンプルなものだと、他の人にログインされてしまうので、注意が必要です。
僕自身はユーザー名は覚えやすいものにしますが、パスワードは英数字をランダムに入力して長いものに設定しています。
上記のように、入力できたら次に進みます。
なおパスワードは半角英字、半角数字、記号の3種類を絶対に入れないといけませんので、注意してください。
「覚えられる簡単なパスワード」ではなく、「難しいのでパソコンに保存しておかないと分からないパスワード」を作るとよいです。
ステップ8:WordPressのテーマを選択する
WordPressのテーマは、WordPressを一発でデザイン化してくれるものですが、ここで設定することができます。
もちろん以下のようにConoHa WINGの管理画面からこちらも後から簡単に変更することが可能です。
「JINを使いたい!」「SANGOを使いたい!」と予め決まっているのであれば、少し安くなっているので、ここで購入しても良いでしょう。(後からでも割引されます。)
ただ、決まっていない場合は無料のCocoonをとりあえず選択しておいてよいと思います。
お店や企業のホームページなどを作る場合は、TCD(ティーシーディー)と言われるようなテーマを使うと、ピッタリのホームページが作れるでしょう。
ここで選べるテーマは主にブロガー向けのテーマになっています。
どのテーマも僕はオススメで、使って損はないでしょう。
ただ、僕自身がブログで使っているテーマは「SWELL」というテーマになります。
気になる方はチェックしてみましょう。
ステップ9:お客様情報を入力する
ここはネットショップで購入するようなイメージで自分の情報を入力してください。
特に注意事項はありません。
ただし、のちほど入力するクレジットカードの名義と同じ必要がありますので偽名などを使わないようにしましょう。
法人を選択した場合は、法人名の入力もしましょう。
ステップ10:本人確認を電話で行う
本人確認のため、電話番号登録が必要です。
SMS認証の場合はショートメールが番号で届きます。
電話認証の場合は自動音声で番号が届きます。
格安SIMなどを契約しており、電話回線が使えない場合などは、SMS認証を利用するようにしましょう。
(SMSも利用できない「通信回線」などの場合は、SMSも利用できません。)
ステップ11:クレジットカードで決済しましょう
レンタルサーバーを支払いをクレジットカードでしましょう。
クーポンコードがある場合は、こちらにクーポンコードを入力すると、安くなる場合があります。
その他の支払い方法では「ConoHaチャージ」というプリペイド式の支払い方法があります。
ConoHaチャージに事前に入金することで、その入金分の支払いができるイメージです。
事前入金方法は以下の通りです。
クレジットカードを持っていない場合は、事前に入金しておくと良いです。
- クレジットカード
- AmazonPay
- コンビニ決済
- 銀行決済(ペイジー)
- Paypal
ステップ12:これで完成!ConoHaの管理画面に行ってみよう
ConoHaの管理画面に行って「サイト管理」を押します。
その後「サイト設定」を押すと、自分のサイトやブログのURLとWordPressの管理画面のURLが書いています。
ここで注意が必要なのですが、すぐにクリックしてもエラーでサイトが表示されない場合があります。(意味が分からないかもしれませんが。)
この場合、自分のパソコンにクッキーが残ってしまい、本当はサイト反映されたのに、エラー画面が出るという場合があります。
初心者の方は1時間後くらいにクリックするのがベストでしょう。
「管理画面URL」とは「WordPressの管理画面のURL」です。
ステップ13:WordPressにログインしてみよう!
WordPressの管理画面に行くと、上記のようなページに移動します。
ここにWordPressのユーザー名とパスワードを入力しましょう。
もしログインできない場合は、「メモのミス」です。
その場合は「パスワードをお忘れですか?」をクリックすると「メールアドレス」を入力できるようになるので、そちらから手続しましょう。
なお、ここで入力するのは「ConoHa WINGの管理画面」のログイン情報ではなく、「WordPressの管理画面」のログイン情報を入力してください。
下のイラストの、「WordPressの管理画面」と書かれた方のユーザー名とパスワードを入力するとログインできます。
【第3章】WordPressで始めたサイトやブログの初期設定
これでWordPressを始めることができたのですが、ブログを運営するにしても、ホームページを作りこむにしても、初期設定だけ進めておきましょう。
ログインすると以下のような管理画面に入ることができます。
またここで完成したWordPressは以下のようなシンプルなサイトになっていると思います。
ここから初期設定をしていきたいと思います。
サイト名とキャッチフレーズを決めよう
まずサイトにサイト名とキャッチフレーズを決めましょう。
「サイトのタイトル」にはConoHa WING契約時に入れた「作成サイト名」が入っています。
もしこのサイト名で問題なければ、変更する必要はありません。
仮で入れていた場合は、変更しましょう。
キャッチフレーズとは「一言で自分のブログやサイトを表すと」になります。
企業やお店のホームページの場合は、空白にしておいても問題ありません。
ただ、企業やお店から伝えたい内容がある場合は入れておきましょう。
テーマを設定しよう
次にテーマを設定しましょう。
スクショでは、ConoHa WING契約時に「Cocoon」を選択していた場合です。
「Cocoon」を選択していた場合、「Cocoon Child」の「有効化」をクリックしましょう。
クリックすると以下のようなサイトに変わります。
まだ記事が入っていないのでシンプルですが、ここから少しカスタマイズするとシンプルではあるもの、少しずつ良いサイトになってきます。
その他にも、TCDというWordPressのテーマ販売会社では、以下のような様々なデザインのサイトをWordPressで作れるようになります。
WordPressは、各テーマの公式サイトに行くと、デザインの方法、設定方法、記事の装飾方法が説明されているものが多いです。
そこを参考にWordPressサイトを作り上げていくのは1つ目の作業になるでしょう。
プラグインの整理、追加をしよう
プラグインはWordPressの機能を追加するアプリのようなものですが「プラグイン」から追加、削除、有効化ができます。
ただ、現時点は、一旦そのままにしておいて問題ありません。
自分が運営していて必要だと感じたプラグインを追加し、使わなくなったプラグインは削除するなどしましょう。
また余計なプラグインを入れすぎると、サイトの表示スピードが遅くなりますので、その点は注意が必要です。
パーマリンクを設定しよう
パーマリンクとは、以下のような部分です。
パーマリンクは、各ページに適したパーマリンクにすることが多いです。
下記のように「設定」→「パーマリンク」から「投稿名」をクリックしておくようにしましょう。
ここを「投稿名」にすることによって、記事投稿をする時に、自分で決めることができるようになります。
逆に「数字ベース」などになっていると、勝手に番号が振り分けられたパーマリンクになるので、あまりよくありません。
固定ページって何?固定ページの使い方
WordPressには「固定ページ」と「投稿」という2つの「記事投稿方法」があります。
その役割は少し違っています。
「固定ページ」は記事ではない、ブログやホームページ、会社に関する情報を投稿するものです。
ブログであれば「プロフィールページ」「問い合わせページ」「当ブログの解説」などです。
会社のホームページであれば「会社概要」「事業内容」「代表挨拶」などです。
日々更新するような情報ではなく、運営者やサイト自体の情報を掲載する時に使うものです。
投稿って何?新規投稿の使い方
投稿は「記事」を更新する時に使います。
ブログであれば、主にここに記事を追加していきます。
逆に会社のHPとしてWordPressを作った場合、「夏季休業のご案内」などの「お知らせ」ページとして活用するでしょう。
ちなみに最初は「Hello world!」という記事が入っていますが、こちらは削除してしまって問題ありません。
【第4章】WordPressを始める時のよくあるトラブル集
ここまでで、WordPressの始め方と初期設定が完了しました。
一旦は、ここで休憩をしてもらってもかまいません。
このページをブックマークなどして、また明日以降作業を開始してもよいでしょう。
ここからは「トラブル集」「デザイン」「集客」などについて、補足的に解説をしていきます。
WordPressにログインできない
ConoHa WINGでWordPressは作れたのに、WordPressにログインできない場合は
ユーザー名もしくはパスワードのメモをミスしている可能性が高いです。
もしくは半角と全角入力をミスしている可能性があります。
以下半角と全角のちがいです。
・半角英数字
12345
ABCDE
・全角英数字
12345
ABCDE
もしパスワードをリセットする場合は、以下の手順でリセットをしましょう。
まずは「パスワードをお忘れですか?」をクリックします。
登録したメールアドレスを入力します。
入力すると上記のような画面に切り替わります。
メールアドレスあてに上記のようなメールが届くのでURLをクリックしましょう。
ここに新しいパスワードを入れます。
ちなみに僕はユーザー名もパスワードも、まずはメモ帳などの保存するところで入力して、それをWordPressにコピペする形で保存しています。
こうすることでメモ帳のパスと、WordPressのパスが一致する形でメモ帳は保存されるのでオススメです。
サーバーの管理画面では完成しているのにサイトが開けない
ConoHa WINGでWordPressが完成し、サイトURLも管理画面URLも表示されているのにクリックしても開けないということがあります。
この原因は「時間の問題」です。
イメージで言うと、開設はできたものの、まだネット上には反映されておらず、クリックされても表示されていないという状態です。
基本的には3分~10分程度待てば開けるようになります。
しかし、また反映されていない状態でクリックしてしまうと、反映された後に、クリックしてもエラー画面が出てしまう場合があります。
この場合、さきほどクリックしたパソコンがあったとしたら、それとは別のスマホなどで表示させてみましょう。
すると開けると思います。
この場合、もう少し時間が経てば最初にクリックしたパソコンなどでも見れるようになるでしょう。
SSL化が有効になっていない
最初はSSL化が有効になっていませんが、1時間程度で有効化されます。
つまり
http://abcde.com
から
https://abcde.com
へと変化
します。
これは自動で設定されるので、とにかく待ちましょう。
パーマリンクが文字化けしているけど大丈夫?
パーマリンクが日本語だと、文字化けしてしまうように見えます。
上記のように初期では記事のタイトルが自動的にパーマリンクに設定されてしまうため、変更する必要があります。
このように英数字にすることで文字化けはしません。
【第5章】ブログやホームページをオシャレに彩るデザイン編
WordPressでサイトを作り始めると、デザインにもこだわりたくなります。
ここで、色んなパターンに合わせたテーマを1つずつ紹介していければと思います。
【ブログ】オシャレなブログを作る
ブログでオススメのテーマはSWELLというテーマです。
トップページもオシャレにカスタマイズできますが、それよりも記事の装飾方法が多彩で、全てオシャレです。
またブログの場合はSEOで集客することが主流になりますが、SEO対策もしっかりしており、このテーマを使っていて損はないでしょう。
料金は17,600円(税込)と高いですが、1度買うと2つ目のサイト、3つ目のサイトでも使えます。
僕は色んなブログやメディアを作っていますが、その多くでSWELLを使っています。
【お店】オシャレなホームページを作る
雑貨店、エステサロン、美容室などのお店のホームページの場合、TCDというテーマはおすすめです。
TCDは色んなお店に対応したテーマが存在しているので、自分のお店に適したテーマを購入すると良いでしょう。
例えば上記のようなテーマだと、エステサロン、ネイルサロン、美容室などに合いそうなテーマです。
【企業】信頼性の高いホームページを作る
企業系のホームページもTCDは揃っているので良いです。
ベンチャー、中小企業、大企業、不動産・建築のようなカテゴリーで分けられているので、自社のイメージにあったテーマを選ぶと良いでしょう。
また上記のように士業や政治家にも適したテーマも取り揃えているようです。
TCDはけっこう幅広くテーマを取り扱ているのでおすすめです。
【趣味】かわいいウェブログを作る
実はWordPressの管理画面からも無料のテーマをインストールすることができます。
「外観」→「テーマ」と押すと、一番上に「新しいテーマを追加」というボタンを押すと、上記の画像のように色んなテーマをインストールできるページに移動します。
趣味や日記であればテーマにお金をかけたくないはずなので、このような無料のテーマを利用するのもありかもしれません。
【第6章】WordPressで作ったブログやサイトに集客するポイント
WordPressを始めた理由がビジネスの場合、集客する必要があります。
WordPressサイトを集客するには、Googleからの集客が重要になるので、どのように集客するのかの簡単な概念だけは知っておきましょう。
Googleが皆さんのサイトを知るきっかけ
ブログやホームページを作ると「ネット上にアップ」され全世界の人が見えるようになります。
しかし、全世界の人が見れると言っても、無数にあるサイト群の中に、自分のサイトがポツンとできただけで、Googleも皆さんのサイトの存在を知ることはありません。
Googleはネット上に「クロールロボット」を巡回させて、日々サイトをチェックしています。
しかし他のどのサイトからも自分のサイトへのリンクが無ければ、Googleのロボットが回遊してくれないため、Google自体が皆さんのサイトを認知することはありません。
まずは色んなところから自分のサイトに導線を作る
よって、まずはWordPressと同時に、自分のSNSやYouTubeなども始めて、それらのページから自分のブログの紹介をしましょう。
SNSやYouTubeなどは既にGoogleロボットも巡回しているので、そこ経由で皆さんのサイトの存在を知ってくれるようになります。
その他にも、「ブログランキングに参加する」などのように、とにかく他のサイトから自分のリンクが表示される努力が必要になります。
ブログの場合、記事がGoogleで上位表示されて集客できる
WordPressサイトはGoogleの検索エンジンで、何かのキーワードで上位表示されて集客できるようになります。
もしブログを始めて集客したい場合は、「ブログの始め方記事」を見てください。
Googleのロボットが自分のサイトを認知すると定期的に巡回するようになってくれます。
この時、色んな記事が完成しているとGoogleロボットはその記事の質をチェックします。
チェックされた時に「他の記事よりも良い記事だ」と認識され、「この記事は〇〇というキーワードで上位表示するべきだ」と判断されれば、そのキーワードで上位表示されるようになります。
SNSやYouTubeも素晴らしい集客手段
先ほどSNSやYouTubeなどからリンクをして自分のサイトを認知されようという話をしましたが、Googleに認知されるだけでなく「評価」される必要もあります。
自分のWordPressサイトと連動するSNSやYouTubeのフォロワー数やチャンネル登録者数が増えれば、Googleは「このWordPressサイトの運営者は人気のある人なんだ」という評価をしてくれます。
このような「人気がある」「信頼されている」「権威がある」という評価は、WordPressサイトがGoogleで上位表示される要因にもなるので、WordPressサイトの更新だけでなくSNS活動なども行っていきましょう。
【第7章】WordPressのセキュリティに関する注意事項
最後にWordPressに関するセキュリティの注意をします。
過度に怖がる必要はありませんが、最低限知っておかないとWordPressサイトが乗っ取られる可能性もあるので、これから説明することは、頭の片隅に入れておきましょう。
WordPressはセキュリティに弱いのか
WordPressサイトはセキュリティに弱いと言われますが、「WordPress」がセキュリティに弱いのではなく、「WordPressを使っている人が多い」ので「狙う人も多い」のと「狙われたサイトが結果的にWordPressだった」ということがよくあります。
特に「WordPressサイトを狙う人も多い」というのは事実なので、WordPress自体がセキュリティに弱くなくても、自衛する必要があります。
ユーザー名とパスワードに気を付ける
もっともWordPressの乗っ取りで多いのが安易なユーザー名とパスワードであることです。
乗っ取りのほとんどの要因がこれと言っても良いでしょう。
以下乗っ取られる安い例です。
このような事例は、推測して何度もログインを試せば簡単にログインできてしまいます。
パスワードは半角の英数字と記号を組み合わせて、できるだけ長いものにすることによって、乗っ取られる可能性は、かなり下がります。
WordPressのバージョンは常に最新の状態を保つ
パスワード以外の乗っ取りとしては、WordPressの脆弱性をつかれて入られることです。
WordPressは常に更新されています。
特に「ある部分のセキュリティに脆弱性」が見つかると、すぐにアップデートをしますが、自分が運営しているWordPressサイトは勝手にアップデートされません。
iPhoneのアプリのように自分でアップデートする必要があります。
WordPressの新しいバージョンが出たら管理画面に表示されますので、できるだけ早くアップデートするようにしましょう。
ただすぐにアップデートする必要はありません。
使っているテーマとWordPressのバージョンの互換性がなければデザインが崩れる可能性もあるので、使っているテーマが最新のWordPressでも使えるのか、もしくは最新のバージョンに対応したのかを確認してからアップデートすると良いでしょう。
プラグインを最新に保ち、不要なものは削除する
同じようにプラグインも脆弱性をつかれて乗っ取られる可能性があります。
ですので、プラグインも最新のバージョンが出たらアップデートするようにしましょう。
また使っていないプラグインをいれておくこと自体も乗っ取られる可能性のある行為です。
不必要なプラグインや、今は使っていないプラグインは削除するようにしましょう。
たまに自分のサイトをスマホでも見てみる
ブログやホームページを作って更新する場合、パソコンでの作業だと思います。
今は乗っ取りも巧妙になっていて、パソコンで自分のサイトを見ても普通だけれど、スマホで見ると「懸賞に当たりました!1億円振り込みます」というような、自分のサイトではない詐欺ページが表示される場合があります。(現に僕も一度ありました。)
これは「運営者に気付かれないようにする工夫」なのですが、たまにはスマホでも自分のWordPressサイトをチェックするようにしましょう。
ログインURL自体を変更する
WordPressサイトのログインURLの初期は以下のようになっています。
https://自分のドメイン.com/wp-admin
つまり、他のサイトのURLに以下の文字列を付け加えると、ログイン画面に行けてしまうことになります。
/wp-admin
そのため、そもそもログインURLを変更することでセキュリティを高める方法もあります。
これらはWordPressのプラグインを使って変更できるのですが、以下のようなプラグインがあるので、調べてみましょう。
WPS Hide Login
SiteGuard WP Plugin
Login rebuilder
ちなみに僕はSiteGuard WP Pluginを使っています。
ログイン方法を変更する
WordPressのログインは「ユーザー名」「パスワード」の2つでログインを試みることができますが、乗っ取りロボットのアタックを阻止するプラグインがあります。
例えば以下の写真を見てください。
このように、ロボットには読み取りづらいひらがな四文字を入力しなければログインできないというようなプラグインもあります。
こちらもSiteGuard WP Pluginを使うと設定することができるので、気になる方は利用してみましょう。
WordPressを始める人へのアドバイス
この記事ではWordPressの始め方について解説をしました。
この記事を読めばWordPressサイトは作れるようになりますが、ここからが本番です。
サイトをデザイン化し、プラグインを使ってWordPressでやりたいことを実現し、ブログであれば記事を更新して収益化していく作業が始まります。
この記事では、最低限の話をしましたが、ここで書かれていること以上のことは「自分で調べる」ということが大事です。
ブログ運営者、アフィリエイター、新米デザイナー、どのような職業でも、WordPressを扱う人は「調べて調べて調べまくって解決する」というのが大事なので、根気よくWordPressに向き合ってみてください。