知っておきたい!ワードプレスの8つの初期設定と7つのプラグイン
「ワードプレスを導入したけど、初期設定は何をすれば良いの?」とお悩みですね。
ワードプレスにログインをしたら、すぐに設定すべきことが8つあります。
記事や固定ページの作成前に済ませておかなければ、あとで設定し直すことが難しくなったりSEOに影響を与えてしまうのです。
今回は、ワードプレスの初期設定や初めから追加しておきたいプラグインについて解説しています。
この記事を読んで設定が完了すれば、ようやくサイト運営をスタートさせることができます。
ワードプレスの初期設定を行い、集客できるサイト作りをしましょう。
目次
投稿前にやるべきワードプレスの8つの初期設定
ワードプレスが使えるようになったら、「すぐにでも記事を書きたい!」と思うかもしれせん。
しかし、少し待ってください!
記事や固定ページを作成する前に、必ずワードプレスの初期設定を済ませておきましょう。
最初に設定しておくことで、以下のようなメリットがあります。
- セキュリティの強化
- 記事作成の効率化
- SEO対策
メディア運営をする上で欠かせないことばかりです。
ワードプレスの初期設定は、8つあります。
- WEBサイトの名前とキャッチフレーズ
- ワードプレスアドレス
- パーマリンク
- 記事のカテゴリー
- トップページの表示内容
- ディスカッション
- アバター
- 画像サイズ
始めに設定しておくことで、記事の管理が楽になったりサイト全体が見やすくなります。
簡単な操作でできるものばかりなので、1時間程度あれば完了できます。
読みながら設定できるように解説しているので、一緒に確認していきましょう。
初期設定1.WEBサイトの名前とキャッチフレーズ
まずは、WEBサイトの名前とキャッチフレーズを付けてください。
覚えやすく分かりやすいWEBサイト名を付け、「どんなことが知れるWEBサイトなのか」を一言で表すキャッチフレーズを付けましょう。
このとき、気をつけたいのは検索キーワードを入れておくことです。
検索キーワードとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索してもらいやすい言葉のことを指します。
たとえば、ただ「整体」とするよりも「肩こりにおすすめの整体」とした方が「肩こり 整体」と検索した時に表示されやすくなります。
できるだけWebサイト名に検索キーワードを含めるようにしましょう。
もし、難しければキャッチフレーズには必ず入れておくべきです。
また、キャッチフレーズは40文字程度におさめるように注意しましょう。
なぜなら、長すぎると読まれにくくなってしまうからです。
ウェブサイト名とキャッチフレーズは、以下の手順で設定できます。
- ワードプレスのダッシュボードから「設定」→「一般」をクリック
- 「サイトのタイトル」にWEBサイト名を入力
- 「キャッチフレーズ」にキャッチフレーズを入力
- 「変更を保存」をクリック
以上で完了です。
検索キーワードを含めることと分かりやすいことを意識して、WEBサイト名とキャッチコピーを作成しましょう。
初期設定2.ワードプレスアドレス
ワードプレスアドレスは、SSL化する場合にのみ書き換えが必要です。
ワードプレスアドレスとは、ワードプレスをインストールした場所を示すアドレスのことです。
SSL化設定をした場合、「http」を「https」に書き換えます。
以下の手順で行いましょう。
- ワードプレスのダッシュボードから「設定」→「一般」をクリック
- 「WordPressアドレス(URL)」を書き換え
以上で完了です。
サイトにアクセスするためのアドレスであるサイトアドレスとは異なるため、注意しましょう。
もし、サイトアドレスを書き換えてしまうと、WEBサイトへアクセスできなくなってしまいます。
万が一、間違えてしまってもワードプレスのダッシュボードにはアクセスできるので安心してください。
もう一度ワードプレスのダッシュボードから設定しなおせば元通りになります。
初期設定3.パーマリンク
パーマリンクとは、ワードプレスで作成した記事に付与されるURLの形式のことです。
デフォルトのままだと、自動的に「http://XXXX.jp/p=(番号)」という形式になります。
記事を作成していくと、連続した番号(投稿ID)が割り振られてURLが生成されていくのです。
デフォルトのままにでも、問題なく記事の投稿はできます。
しかし、投稿タイトルに関連するURLや投稿の日付のURLの方が記事を読む人にとって記事の内容を理解しやすいです。
そのため、多くのメディア運営者はパーマリンクの設定を変更します。
以下の、5つのルールの中から管理しやすいルールを選びましょう。
設定内容 | 表示されるURL |
---|---|
基本(デフォルト) | http://XXXX.jp/p=(番号) |
日付と投稿名 | http://XXXX.jp/(年)/(月)/(日)/(投稿のタイトル) |
月と投稿名 | http://XXXX.jp/(年)/(月)/(投稿のタイトル) |
投稿ID | http://XXXX.jp/archives/(番号) |
投稿名 | http://XXXX.jp/(投稿タイトル) |
投稿名の設定にすると、投稿タイトルが日本語だとそのまま日本語のURLになるので注意しましょう。
この場合、それぞれの記事投稿画面から英数字に変更することができます。
設定は、以下の通りです。
- ワードプレスのダッシュボードから「設定」→「パーマリンク設定」をクリック
- 「日付と投稿名」など設定を選び、「変更を保存」をクリック
以上で完了です。
初期設定4.記事のカテゴリー
記事のカテゴリーとは、記事をジャンルごとに分類する機能です。
カテゴリー設定をしておくことで、多くの記事の中から同じジャンルの記事が見つけやすくなります。
読者にとっても関連記事が見つけやすく、メディア内の回遊を増やすことができるのです。
記事のカテゴリー設定は、以下の手順で行います。
- ワードプレスのダッシュボードから「投稿」→「カテゴリー」をクリック
- 「カテゴリー新規作成」からカテゴリー名・URL・カテゴリーの説明を入力
- 「新規カテゴリーを追加」をクリック
以上で、カテゴリーを作成することができます。
カテゴリーのURLとは、投稿ページのアドレスのことです。
たとえば「http://XXXX.jp/category/marketing/パーマリンク」と赤文字の部分となります。
シンプルなアドレスにしておくと、読者にも分かりやすいのでおすすめです。
初期設定5.トップページの表示内容
メディアのトップページに表示するコンテンツを設定しましょう。
メディアのトップページは、最新記事もしくは固定ページの設定ができます。
どちらにするか悩むのであれば、以下の表を参考にしてください。
最新投稿 | ブログを運営する人 |
---|---|
固定ページ | 商品・サービスを売りたい人や会社 |
最新投稿を表示すると、1番新しい情報が優先して掲載されるのでブログ向きです。
一方、固定ページにすると常に同じものを表示して読み手に売り込めるので、商品・サービスを売りたい人や会社のサイトに向いています。
初期設定では、トップページに最新記事が複数表示されるようになっています。
もし、ある1つのページを固定して表示したいのであれば、設定をし直さなければなりません。
設定は、以下の通りです。
- ワードプレスのダッシュボードから「設定」→「表示設定」をクリック
- ホームページの表示から「固定ページ」を選択
- 固定するホームページと投稿ページを選択
- 「変更を保存」をクリック
以上で、設定完了です。
初期設定6.ディスカッション
記事に対するコメントの設定は、ディスカッションで行います。
- デフォルトの投稿設定
- 他のコメントの設定
これらはすべて、ワードプレスダッシュボードの「設定」→「ディスカッション」で設定可能です。
順番に見ていきましょう。
設定1.デフォルトの投稿設定
デフォルトの投稿設定では、リンクの設定を行います。
たとえば、他サイトに自分のメディアのリンクが貼られたときに通知が来たり記事に貼ったリンクしたサイトへ通知をしたりできます。
設定できるのは、以下の3つです。
- 投稿中からリンクしたすべてのブログへ通知を試みる
- 新しい投稿に対し比嘉のブログからの通知(ピンバック・トラックバック)を受け付ける
- 新しい投稿へのコメントを許可
アクセス数の少ない初期時点では、他のブログ運営者に自分のサイトを知ってもらうためにチェックを入れておくことをおすすめします。
コメントも許可しておくと、読者との交流の場になりファンを増やすきっかけ作りが可能です。
ただし、管理できないのであればコメントのチェックは外しておきましょう。
というのも、「せっかくコメントをしたのに返信がない!」と読者が離れてしまう可能性があるからです。
これらの設定は、記事ごとの投稿画面から上書き設定をすることができます。
あくまでもデフォルトを設定する画面であることを覚えておきましょう。
設定2.他のコメントの設定
他のコメントの設定では、記事に対するコメントに対しての設定ができます。
「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」にチェックを入れておくことで、スパムメールを防ぐことが可能です。
また、「自分宛のメール通知」の項目からコメントをメール通知することができます。
すぐにコメントに返信したいと思うのであれば、チェックを入れておきましょう。
他の項目は、自分の好きなように設定して問題ありません。
初期設定7.アバター
コメント機能を使うのであれば、アバター設定をしましょう。
アバターとは、投稿者のプロフィール画像のことです。
どんな人が投稿しているのかが分かりやすいため、メディア全体の信頼度がアップします。
デフォルトのものに設定するのであれば、以下の手順通りに設定しましょう。
- ワードプレスのダッシュボードの「設定」→「ディスカッション」をクリック
- 「アバターを表示する」にチェックを入れる
- デフォルトアバターを好みのものに変える
以上で完了です。
しかし、自分の好きな画像に設定したいと考える人もいるでしょう。
そのような人は、ワードプレスの「Gravatar」を使うと設定できます。
初期設定8.画像サイズ
最後に、画像サイズを設定しておきましょう。
画像を記事に挿入するとき、画像サイズを設定したサイズに変更できるようになるので便利です。
記事や固定ページに画像を挿入する時、画像サイズを設定しておくことができます。
- サムネイルのサイズ
- 中サイズ
- 大サイズ
それぞれの画像の幅・高さを設定できます。
「サムネイルを実寸法を実寸法にトリミングをする」にチェックを入れておくと、記事一覧を表示する時に綺麗に画像表示されます。
設定は、以下の通りです。
- ワードプレスのダッシュボードから「設定」→「メディア」をクリック
- 画像サイズをそれぞれ設定して「変更を保存」をクリック
以上で完了です。
紹介した8つの初期設定をしっかり行い、スムーズなサイト運営を目指しましょう。
ワードプレス初期設定時に追加すべき7つのプラグイン
ここまで、ワードプレスをインストールしたら行っておきたい8つの初期設定を紹介しました。
しかし、紹介した初期設定だけではまだ不十分です。
というのも、セキュリティやSEO対策をしておきたいからです。
これらはワードプレスの初期状態では対応できないため、個別でプラグインをダウンロードする必要があります。
プラグインとは、ワードプレスにない機能を追加する拡張機能のことです。
ワードプレスはセキュリティ面が弱いので安全な状態にするために不可欠と言えます。
また、画像最適化やサイトマップ自動更新など、拡張機能を使うことで機能性がグッと高めることができます。
ワードプレスの初期設定のタイミングで追加しておきたいプラグインは、以下の7つです。
プラグイン名 | 機能 |
---|---|
Google XML Sitemaps | XMLサイトマップの自動更新 |
PS Auto Sitemap | 訪問者向けのサイトマップ |
All in One SEO Pack | SEO関連の各種設定 |
EWWW Image Optimizer | 画像最適化 |
Disable Cmments | コメント欄非表示 |
Contact Form 7 | 問い合わせメールフォームを作成 |
SiteGuard WP Plugin | ログインの保護 |
これら7つのプラグインは、ワードプレスでメディア運営をするなら入れておきたいものばかりです。
他にもプラグインを追加したい場合
紹介したプラグイン以外の機能を付けたい場合は、ワードプレス公式サイトから検索することができます。
他のプラグインを選ぶ時には、以下のことを確認しましょう。
- ダウンロード数が多い
- 最新バージョンがリリースされている
なぜなら、不具合が起きてもネット検索で解決できたり、ワードプレスのバージョンアップに合わせてプラグインも更新されるからです。
せっかくダウンロードしても機能しなければ意味がありません。
『使える拡張機能』を選ぶためにも覚えておくべきと言えます。
また、公式サイトからダウンロードするようにしましょう。
なぜなら、公式以外からダウンロードするとウイルス感染のリスクがあるからです。
ワードプレスを安全・快適に使うためにも、必ず公式から最適な拡張機能を選びましょう。
まとめ
ワードプレスにログインできるようになったら、紹介した8つの初期設定を行いましょう。
初めに済ませておくことで、その後スムーズにサイト運営することができます。
また、必要なプラグインも初めの段階からダウンロードしておくと、セキュリティ面でも安心です。
8つのワードプレスの初期設定を行い、PVが伸びるメディア作りをしましょう。