これだけやれば安心!必ず行うべきワードプレスのSEO対策10選
「ワードプレスでSEO対策ってどうやってやるの?」とお悩みですね。
ワードプレスで記事を書いても、SEO対策をしなければ多くの人に読んでもらうことができません。
今回はワードプレスでしておきたいSEO対策を10個ご紹介!
ワードプレスのSEO対策をしっかり行い、多くの人に見てもらえるメディア作りをしましょう。
目次
何もしないとワードプレスのSEO対策は0の状態
ワードプレスをインストールして、「早速コンテンツ作りをしよう!」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、ちょっと待って下さい!
何もしないままだと、ワードプレスのSEO対策は全く行われていない状態です。
せっかく様々なコンテンツを作っても集客できない恐れがあります。
そのため、ワードプレスをインストールしたら、最初にSEO対策を行っておくべきです。
次の章で、ワードプレスで行うべき10のSEO対策を確認していきましょう。
ワードプレスで必ず行うべきSEO対策10選
ワードプレスでサイト作りをするなら、必ず行うべきSEO対策は以下の10個です。
- SEOに強いワードプレステーマを使う
- All in one SEO PackでSEOの設定をする
- サイトマップを作成する
- ぱんくずリストを設置する
- パーマリンク設定に気を付ける
- 常時SSL化をして非表示を避ける
- 内部リンクや関連記事を表示させる
- EWWW Image Optimizerで画像を最適化する
- SEOを意識したタイトルを付ける
- ディスクリプションを設定する
詳しく確認し、早速設定していきましょう。
対策1.SEOに強いワードプレステーマを使う
まず、ワードプレステーマ はSEOに強いものを選びましょう。
SEOに強いと判断するには、以下の点をチェックしてみて下さい。
- SEO対策されていること
- モバイルフレンドリーであること(レスポンシブ対応)
- ページ読み込み速度が早いこと
ワードプレステーマでしっかりとSEO対策がなされていれば、ひとまず安心してサイト運営ができます。
ワードプレスには有料のものと無料のものがありますが、サイトで収益化を目指すなら有料であってもSEO対策のされているものを選ぶべきです。
もし、ワードプレス テーマに悩むのであれば、以下を検討してみて下さい。
有料のテーマの方がSEO対策やデザイン性、機能面ですぐれているのでお勧めです。
ワードプレステーマを選ぶときのポイントとして覚えておきましょう。
対策2.All in one SEO PackでSEOの設定をする
プラグイン「All in one SEO Pack」を使ってSEPの設定を行いましょう。
All in one SEO Packとは、SEOの設定やSNS拡散をするときに役立ちます。
たとえば、以下のようなことを1つのプラグインで設定することが可能です。
- Google search ConsoleやGoogle Analyticsとの連携
- 記事や固定ページのキーワード設定
- タイトルタグ・key word・ディスクリプションの設定
- XMLサイトマップの送信
- インデックスさせないためのNoindexの設定
- SNSメディアタグの設定
このように、SEO強化に欠かせない設定ができるようになっています。
特に、SNSメディアタグでは、FacebookやTwitterで記事をシェアされた時にどのような画像・タイトル・説明文を表示するのかを設定できるのです。
画像や説明文によってSNSの拡散率は大きく左右されるため、重要な設定となります。
All in one SEO Packをインストールして、集客力をアップさせましょう。
対策3.サイトマップを作成する
必ずサイトマップを作成しましょう。
サイトマップとは、どこにどのようなページがあるのかを案内するサイトの地図のような存在です。
サイトマップには、XMLサイトマップとHTMLサイトマップの2種類あります。
それぞれのサイトマップの役割は以下のように分けることが可能です。
XMLサイトマップ | クローラーが回りやすくなり、検索順位がつきやすくなる。 |
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HTMLサイトマップ | ユーザーが目的のページを見つけやすくなり、ユーザビリティの向上に繋がる。 |
それぞれの役割と作成方法についてみていきましょう。
①XMLサイトマップはGoogle XML Sitemapsで自動生成
XMLサイトマップは、クローラーにサイト訪問してもらうために欠かせません。
クローラーとは、検索エンジンへインデックスするための検索プログラムのことです。
クローラーがサイトに訪問し、さまざまなチェックを行って検索順位が決まります。
そのため、早い段階でクローラーにサイト訪問してもらわなければどれほど良いコンテンツであっても検索順位が付きません。
クローラーにサイトの存在を教える役割を持っているのが、XMLサイトマップなのです。
XMLサイトマップは、プラグイン「Google XML Sitemaps」で自動生成できます。
Google XML Sitemapsをインストールしてワードプレス内で設定した後、Search Consoleに登録すれば設定完了です。
②HTMLサイトマップはPS Auto Sitemapで自動生成
HTMLサイトマップは、ユーザーが「どのページがどこにあるのか」を知るために作成します。
HTMLサイトマップがあることで、ユーザーにとって読みやすいサイトを作れるのです。
初めて訪問したユーザーにも、関連記事を読んでもらうきっかけができます。
ユーザーがサイトで内遊すると、サイトのSEO評価は上がります。
このように、ユーザーにとって読みやすいサイト作りをすることが結果的にSEO対策に繋がるのです。
HTMLサイトマップは、プラグイン「PS Auto Sitemap」で簡単に自動生成できます。
PS Auto Sitemapのインストール後、HTMLサイトマップ用の固定ページを作成し、PS Auto Sitemapの設定をすれば完了です。
XMLサイトマップ・HTMLサイトマップについては、『簡単!ワードプレスにサイトマップを作るための2つのプラグインとは?』で詳しく説明しているので、参考にして下さい。
対策4.ぱんくずリストを設置する
ぱんくずリストを設置しましょう。
パンくずリストを設置することで、ユーザーにも検索エンジンにもどんな記事を書いているのかを伝えることができます。
ぱんくずリストとは、閲覧しているページがサイト内のどの位置にいるのかを階層的にリストにしたものです。
たとえば、 このページの上部に表示されている赤い箇所のことを言います。
規模の大きなサイトで階層が深くなると、ユーザーはサイトのどの部分をみているのかが分からなくなってきます。
そこで、ぱんくずリストを使って、視覚的にユーザーに閲覧位置を知らせるのです。
また、SEO対策としては以下の効果が見込まれます。
- 検索ページにパンくずリストが表示されてクリック率が上昇する
- クローラーがサイト巡回しやすくなって検索順位の付きが早くなる
ユーザーの利便性も上がるため、必ず設置しましょう。
パンくずリストは、導入済みのワードプレステーマを使うかプラグイン「Breadcrumb NVXT」をインストールすると簡単に設置できます。
対策5.パーマリンク設定に気を付ける
パーマリンクの設定に気をつけましょう。
というのも、パーマリンクを後で変更するとページのURLが変わってSEO評価がリセットされるからです。
パーマリンクとは、ページごとに設定できるURLのことを指します。
ワードプレスのデフォルトのままだと、http://XXXX.jp/p=(番号)」というURLが自動生成されてしまいます。
しかし、このページのように「wordpress-seo」など、分かりやすいパーマリンクを設定しましょう。
なぜなら、検索エンジンにもユーザーにもどんな内容が書かれたページなのかをURLだけで読み取ってもらうことができるからです。
後からパーマリンクを変更することがないよう、初めから分かりやすいルールを作っておくことをおすすめします。
対策6.常時SSL化をして非表示を避ける
サイトを公開する前に、常時SSL化をしておきましょう。
なぜなら、ChromeでSSL化されていないサイトにアクセスすると「この接続ではプライバシーが保護されません」という警告が出てしまうからです。
警告が出てしまうと、せっかく訪れたユーザーが「このサイトは危ない」と判断してしまいます。
プレビュー数はかなり減ってしまうでしょう。
そこで、常時SSL化をする必要があります。
常時SSL化をすれば、取得しているドメインが実際に存在しているとSSLサーバ証明書を発行する機関が認めていると証明されるのです。
また、「http://XXX.jp」というURLが「https://XXX.jp」に変わります。
SSL化は、サーバー側で設定するかプラグインを使って設定できます。
SSL化については『ワードプレスサイトを常時SSL化する方法を初心者向けに解説!』で詳しく解説しているので、参考にして下さい。
対策7.内部リンクや関連記事を表示させる
コンテンツ内には、内部リンクや関連記事を積極的に表示させましょう。
つまり、自分のサイト内同士でリンクを繋ぐことを意識してコンテンツ作りをすることをおすすめします。
なぜなら、クローラーはページ内のリンクを辿ってページを移動してサイトを評価するからです。
クローラーが回ってくることで検索順位が早く着くようになります。
また、コンテンツ内にサイト内リンクがあることでユーザーの内遊率が上がります。
多くの人に多くのページを見てもらうためにも、積極的に内部リンクや関連記事を表示さ得ましょう。
対策8.EWWW Image Optimizerで画像を最適化する
プラグイン「EWWW Image Optimizer」を使って画像の最適化をしましょう。
というのも、画像の最適化をすることでサイトの表示スピードが早くなるからです。
サイトの表示スピードが早いと、ユーザーの離脱を防ぐことができます。
EWWW Image Optimizerとは、画像をアップすると同時に画像サイズを圧縮するプラグインです。
画質を劣化させずに、画像ファイルを小さくしてくれます。
Googleは、公式でページの表示速度がSEO評価の要因となっていることを発表しました。
つまり、表示スピードを早めることで、SEO対策に繋がるのです。
EWWW Image Optimizerを使うと、楽に画像の最適化ができるので是非活用しましょう。
対策9.SEOを意識したタイトルを付ける
コンテンツごとにSEOを意識したタイトルを付けましょう。
なぜなら、タイトルによってプレビュー数は大きく左右されるからです。
検索画面には、記事のタイトルがずらっと表示されます。
ユーザーは、自分の知りたい情報が知れそうかどうかをタイトルで判断します。
つまり、タイトルを見てクリックするかしないかを決めるのです。
タイトルをつける時には、必ず以下のことを守りましょう。
- 対策キーワードを含める
- 文字数は28〜35文字程度におさめる
- 思わず読みたくなるような文言を使う
記事を公開してしばらく経っても検索順位が付かないのであれば、一度タイトルを変えてみるのも手です。
それほどタイトルはSEOの重要な要素となっています。
対策10.ディスクリプションを設定する
コンテンツごとに、ディスクリプションを設定しましょう。
ディスクリプションとは、コンテンツの要約のことです。
検索結果には、タイトルとディスクリプションが表示されます。
ディスクリプションでユーザーを誘導できるような文章を書いておくと、クリック率が上昇するのです。
コンテンツでどのような情報が知れるのかを分かりやすく書くように意識しましょう。
もっとも大切なことはユーザーに優しいコンテンツを掲載しているか
ここまで、最低限行うべきSEO対策10選をご紹介しました。
しかし、これらのSEO対策よりも大切なことがあります。
それは、ユーザーに優しいコンテンツを掲載しているサイト作りをすることです。
具体的には、以下の2つが大切になってきます。
- ユーザーの悩みが解決できるコンテンツであること
- オリジナルコンテンツであること
どれだけ長文の記事であっても、ユーザーの悩みを解決できなければ「読みたい」と思われる記事にはなりません。
知りたい情報が知れないと判断されると、ユーザーは離脱してしまうでしょう。
また、Googleのアルゴリズムによるとオリジナリティのないコンテンツはペナルティの対象となりえます。
コピペばかりのコンテンツにならないよう、自分ならではのオリジナルのあるコンテンツを発信しましょう。
まとめ
ワードプレスで記事を書いても、SEO対策をしなければ多くの人に読んでもらうことができません。
ご紹介した10のSEO対策がまだ出来ていないのであれば、早速始めるべきです。
ワードプレスのSEO対策をしっかり行い、多くの人に見てもらえるメディア作りをしましょう。